まとめ

過去ログ769 2018/4/2 14:39

★注目馬
土曜日 阪神9
エイシンスレイマン(丹波特別)
3走前は4角まで完璧に乗られ、あとはどこを割るかだけの競馬でしたが、前が開かずに仕掛けが遅れてしまい前が開いてから良い脚で抜け出すも勝ちに等しい2着となった同馬。
この時の勝ち馬リライアブルエースは次走も連勝して限準オープン馬となっています。
前走は隊列が密集して位置が悪くなり、直線入り口では最後方に。
そこから大外に持ち出して追い上げ態勢に入り、それでクビ差2着ならエイシンスレイマンも準オープン級の能力は秘めているだけにスムーズに運べればアッサリ勝てる1頭と言えます。

 オールフォーラヴ(忘れな草賞)
新馬戦は除外で2週延びて状態を維持するのにテンションが上がっていましたが、道中は我慢してレースが出来ており、良馬場発表でも緩い馬場の中で勝利した1頭
2戦目の前走は内の馬を見ながら4番手の外から進めて直線では2番手に上がりましたが、1ハロン標識手前で内からパンコミードにぶつけられてしまい、バランスを崩す不利がありました。
そこからずっと外に張られて最後のひと伸びが利かずに厳しいレースとなりましたが、それでも持ち時計も大幅に短縮しての2着となりました。
まともなら勝っていた内容だっただけに、今回はオープンでも牝馬相手なら勝ち負け必至の1頭と言えます。

セネッティ(天王寺特別)
前走は不良馬場での京都戦は直線で前が邪魔になる場面もあり、10着に大敗した1頭。
2走前は中2週での遠征続きの1戦で、得意とは言えないしまったダートで5着。
この馬は左回りでは右にモタレてしまうため、右回りで買いたい1頭となります。
5走前に500万下を勝った時は休み明けで「まだ8分のデキで、トモに緩さが残っているから」と音無師が話していましたが、「まだトモが甘くて行き脚がつくまでに時間が掛かりましたが、スムーズ運べました。」とデムーロ騎手もトモの甘さを気にしていましたが、それでも最後はしっかりと伸びての勝利となりました。
今回、4戦3勝(8着に崩れた時は苦手な締まったダート+直線でスペースがなくなる不利があったレース)の阪神ダート1400メートルに替わるのは絶好で、立て直した効果+条件替わりで巻き返し可能の1頭と言えます。
近走の敗戦で妙味が大きく、500万下を勝った時が8分のデキ→今回は叩き2戦目で得意舞台となるだけに激走率がかなり高い穴馬と言えます。
阪神ダート1400m戦は、最初に芝を走ってスピードに乗ったところから長い長い下り傾斜が始まり、3コーナーまでの距離も542mとかなり長いためテンが速くなりがちです。
ダートコース内スタートの阪神ダート1200mよりもテンが速く、見かけ上はオーバーペースに見えることもあります。
しかし、ブレーキをかけなくても良い程度の下り傾斜となっており、逃げ・先行馬は楽に加速できます。
逃げ・先行の有利度はダート1400mの中では中位で、先行馬よりも逃げ馬の成績のほうが多少良くなっています。
1番人気の逃げ馬は4割弱勝ち、6割連対していますが、それ以上に逃げ馬は1番人気〜12番人気まで回収率がプラスで、先行馬もかなり下位人気まで回収率がプラスになっています。

このコースは特殊なコースのため、阪神ダート1400mしか走らない馬も存在します。
かつて、ヤマトプリティという阪神ダート1400m巧者がいましたが、この馬は阪神ダート1400mの成績が(3.3.0.0)というパーフェクト連対で、全6勝の内半分を阪神ダート1400m戦であげており、阪神ダート1400m以外では(3.3.1.27.)という成績となっています。
阪神ダート1400mは特殊な舞台と言え、このコースのみパフォーマンスが向上する馬も存在します。
先週の日曜日阪神12レースのファッショニスタも会員様情報で公開した通り(ブログ内の結果方向で公開中)『阪神ダ1400m戦では(3.4.0.0)とこれまで連対を外していない馬で、阪神ダート1400m戦では(3.1.0.0)とほぼパーフェクトに近い戦績の持ち主で、前走は2着に敗れましたが4か月ぶりの戦でのもので、勝ち馬テーオーヘリオスは土曜日のコーラルSでコンマ1秒差の2着に好走しています。
テーオーヘリオスはどちらも阪神ダート1400m戦で1分23秒5の時計で走っており、ファッショニスタが前走と同じ状態で走ればコーラルSで5着に入れていた計算となります。
しかし、前走が休み明けだった点や、3走前に同コースで1分23秒4で走れている事からも、この馬は昨日のレースに出ていれば1分23秒前半で走れていた可能性が高く、昨日のコーラルSで勝ち負けになっていた計算となります。』と公開して阪神ダ1400m戦での4勝目をあげてコース成績(4.4.0.0)としました。
相手はファッショニスタと同等のレベルのパフォーマンスをこの舞台で見せているヴェンジェンス

★注目馬
コパノキッキング(3歳500万)
新馬戦は既走馬相手に8馬身差の圧勝を決めた馬で、スタートはイマイチでも二の脚が速くて行き切ってからは絡まれずにマイペースで逃げられました。
3〜4角ではほぼ逆手前で走っていましたが、直線に入ると後続をアッサリ突き放す圧勝で、勝ち時計も前日の1000万下と同タイム。
8馬身ちぎられた2、3着馬は既に未勝利をクリアしており、
「アメリカ三冠登録していただけの事はありますね。最後はまだ余裕があったし、既走馬相手に圧勝するあたり能力はありますね」と川須騎手。
昇級戦の前走は1ハロン延長の1400mに使われ、軽く仕掛けた程度でハナに立ち、スンナリ運んで楽な手応えのまま直線に入り、タイミングを計って追い出すも勝ち馬の決め手に屈してラスト100mで掴まっての2着。
後続には3馬身半差の差をつけており、前走で1400もこなせる事が分かったのは収穫です。
スピードを生かせる1200m戦なら圧勝濃厚の1頭と言えます。


メモリーコロネット(3歳未) 1nin
既走馬相手となった初戦がセンス十分の競馬で2着。
スッと行き脚がついて勝ち馬の直後にポジションを取り、内をコースロス無く回っていましたが、直線では前が壁になってしまいインで追い出しを待たされるところがあり、馬群を割り狭いところも苦にせずしっかりと脚を伸ばして1ハロン標過ぎに少し外に出してしっかりと脚を使えていました。
2戦目の今回はあらゆる面で上積みが見込めるだけに、ひと押しが期待できる1頭と言えます。
「素直で乗りやすく、センス十分の馬ですよ。ここは負けないでしょう。」との事で、今回は確勝級の1頭と言えます。

ミスパンテール(阪神牝馬S)
キャリア2戦目のチューリップ賞で2着と、素質の高さを見せていたが、その後は気性面が災いしてなかなか結果を出せなかった1頭。
それが「心身ともに充実してきた」と昆師が語るように、気性面が成長したことで能力を発揮できるようになり、現在3連勝中。
前走の京都牝馬Sは1400m戦でも上手にレースができており、直線では前が壁になりかけましたが外に切り替えてマイル戦ほどは切れませんでしたが、馬場が悪かったこともあり、相対的に伸びてゴール寸前でキッチリ交わしての勝利となりました。
素質馬が完全に軌道に乗った感があり、ここも好勝負可能の1頭です。

土曜日 中山11レース
アドマイヤアルバ(3歳500万)
どうしてもあとひと押しが利かない馬ですが、レースぶりは安定してこれまでの成績は(1.5.1.0)。
新馬戦の勝ち馬フロンティアは次走で新潟2歳Sを連勝し、その後も重賞で微差の競馬をしている実力馬。
3戦目の勝ち馬タイムフライヤーはホープフルSを勝ったG1馬で、ここまで戦った相手を考えてもこのクラスでの力上位は明らかの1頭です。
休み明けの前走はスローを嫌って2番手からすすめ、結果的に勝ち馬にマークされてしまい目標にされた分だけの2着。
2走前もペースが遅くて上り勝負になっての3着で、上り勝負では周りと同程度の脚しか使えずに前を交わすことが出来ていません。
未勝利を勝ち上がった時も早目に抜け出すも、その後は後続を突き放す事が出来ておらず、相手なりに走るタイプの馬と言えます。
今回も1番人気濃厚ですが、2〜3着に取りこぼす可能性が高い1頭と言えます。
1度使った分の上積みも見込める。今度こそ決めたいところ

★注目馬
日曜日 中山9レース
 コスモジャーベ(中山・安房特別)
前走、逃げた馬を捉え切れず、ゴール前で後続に差されて3着。歯がゆさは残るが、クビ、ハナ差だし、2200メートルだったことを思えば悪くない。500万勝ちが福島2600メートル。現級での2着も福島2600メートルと中山2500メートル。レース間を開けた時に走る傾向があり、珍しく1週前に一杯に追われた。ハンデは前々走の55キロ程度。好走の条件が揃った感がある。


ミヤビフィオーラ(中山・3歳未勝利)
東京芝1400メートルのデビュー戦は、直線での左ムチに過剰に反応して急激に横に逸走したこともあり、落馬してしまいましたが、急遽の乗り替わりだったジョッキーが「まともだったら勝っていたでしょうね。この馬は走りますよ」と話していた1頭。
その後は気性の荒さがネックとなり出遅れたり、4角で外に膨らんだり、直線で追われると気難しい面を見せるなどしてジョッキー泣かせの馬でしたが、道中は馬込み入れたりして競馬に慣れさせるような競馬をつづけ、段々と常識に掛かってきました。
休み明け2戦目の前走は、初ダートの1200メートルの前走でようやくまっすぐ走れるようになり4着に好走。
前走は体重が減ってしまい、手綱を持てる程の手応えがありませんでしたが、この中間は体重を戻してきており、ダート2戦目で状態面の上積みが見込める今回は更に上昇してきそうな1頭と言えます。

ユウセイフラッシュ(中山・3歳未勝利) kkkma
前走はマイペースで逃げた馬が押し切ったように先行有利のレースとなり、4角大外で12番手から追い込み、2着馬と0秒1差4着なら評価できる内容でした。
前の馬がフラフラしていた事もあり、ロスがありながらの結果だけに、スムーズならもっと際どかった1戦でした。
1週前の追い切りでは格上馬と併せて互角の勢いで伸びており、素軽さも増しており、叩いての上積みは大きい1頭です。
素質は高く、今の未勝利ならアッサリ勝てそうな1頭です。

サクステッド(中山・3歳500万)
京成杯は好位追走から一瞬は直線でジェネラーレウーノに並びかけるも、残り1ハロンで甘くなり5着。
前進気勢の強さや血統背景からマイラーのイメージがあり、今回は1600mに距離を短縮して挑みます。
2走前は長距離輸送+重馬場+休み明けの悪条件の中での5着で、悲観する内容ではありません。
新馬戦では1頭で33.9秒で上がっているように能力は間違いなく、ソラを使う事もありませんでした。
先行力のあるタイプで、トリッキーな中山のマイルはいかにも合いそうな馬で、適条件でどれだけの走りを見せるか楽しみな1頭と言えます。