まとめ

過去ログ788 2018/6/27 9:13

★注目
日曜日

福島11レース
ラジオNIKKEI賞

フェールマン
ここでは買いたいタイプの危険な人気馬。
この馬はゲートが顕著に遅いため、ポジショニングが悪くなる可能性が非常に高く、近2走はスローで流れたために早い段階でポジションをある程度リカバーできたのが大きく、福島1800m戦はある程度流れるため不安の大きい1頭です。
3〜4角で外を回しつつも長くポテンシャルを発揮してきた2走前の山藤賞のパフォーマンスは優秀ですが、このパフォーマンスは長距離的なポテンシャル面の評価となり、今回の条件では当てはまりません。

フェールマン
ゲートが悪く、47秒台のペースに対応できる目途が立っていないだけに、連勝中で人気確実の1頭ですがこういう馬が毎年のように飛ぶのがラジオNIKKEI賞だけに、ここは軽視したい1頭。
ゲートをポンと出て流れに乗ってくれば怖い馬ですが、現時点でそれを望むよりはこの馬が出遅れて凡走する方が現実的で期待値は大きくなります。
快速タイプのメイショウテッコンがペースを引き上げてしまった時に出負けしてしまうと難しく、適性的にはステイヤー型として評価できますが、この条件では前半のゲートの遅さは非常にネックとなります。

★注目
土曜日 函館11レース
デアレガーロ
短距離血統ながらもデビュー戦と2戦目の中距離で勝利したのは好素材の証で、その後に気性面の難しさが出てきて中距離は断念されましたが、それでも距離1200勝利の後に間隔を空けて距離マイルで連続好走を果たした点は評価できます。
4走前の4着時は、上位馬はその後軒並みOP好走級というハイレベル戦で、「上を目指す馬ですから、そういう競馬をさせました。」との事で、道中は溜めて精神面の成長を促すような競馬でした。
また、3走前の市川S勝ちの内容が優秀で、平均ペースから11.3-11.4-11.5-11.6-11.6と淀みのない流れで後方から3〜4角で中目から外目に出して直線入り口から仕掛けると一気のゴボウ抜きでの勝利で末脚の絶対量が高さを示しました。
前走のヴィクトリアマイルは地下馬道が長い東京でイレ込んでしまい(由比ヶ浜特別の時も同じようにイレ込んでいました)、ゲート内でガタついて後方からの競馬で度外視可能の1戦です。
当日輸送でテンションが上がりやすいタイプだけに、滞在競馬が良い馬で、道心スポーツ杯では函館滞在競馬で高いパフォーマンスで勝ち切っている事からも、ここは好走条件の1戦となります。

日曜日 中京9レース
ファイヤーヴェルク
4走前の中京2200m戦は勝ち馬を射程圏に入れるも、勝負どころでの反応が悪く、坂を上がると前との差を詰められずに最後は良い脚を使いましたが3着まで。
6走前8着時は内で詰まってラスト100mまで追う事ができずに参考外の1戦で、5走前の新潟2400m戦の勝ち方が好内容で、馬の後ろから外を回す競馬で「直線は外にいる馬をずっと見て、もうひとつギアが上がりませんでした。それでも勝ってくれましたし、まだ余力はありますよ」と石橋騎手が話していました。
昇級後は休み明けの右回りの前走で2着後は、東京で8着に崩れましたが「4角ではスッと動けませんでした。ギアチェンジが問われがちな東京コースは向いていません」と東京コースでの敗戦は悲観する内容ではありません。
前走は「前に行くよりも脚を溜めて馬を置いて走らせた方が良いですね。最後はフラついていましたから距離はもう少し短い方が良さそうです」との事で今回は2200m戦となります。
相性の良い2左回りでの2200m戦で今回は更にパフォーマンスを上げて来そうな1頭です。

★注目
ショーム(東京・古500万)
2走目が馬なりで先頭に立つと肩ステッキを入れた程度で後続に9馬身差をつけての楽勝で、この時の3着馬は未勝利、500万下を勝ち上がっています。(4着馬も次走で未勝利クリア)
昇級後の2戦はハイレベルで(2)(4)着と崩れずに走っている点も評価でき、この時の勝ち馬はヒヤシンスS(オープン)で2着に好走しており、3着に退けたマイネルユキツバキと5着のプロスパラスデイズは500万下を勝ち上がっています。
前走は不良馬場で特殊な状況となり、かなり力を要する馬場状態でも3着に健闘。
この中間は丹念に乗り込まれて、ひと追い毎に馬体は絞れてきており、力強さに溢れる走りで動きも上々です。
少し硬さのあるタイプだけに間隔を開けた臨戦過程もプラスとなりそうです。

土曜日 中京9レース
ルタンデュボヌール(御在所特別)
骨折で1年以上休んでいましたが、叩き2走目の前走でキッチリと2勝目を挙げた同馬。
降級する今回は再度500万への出走となり、行く馬がいなければ、前走のような競馬(逃げて最速タイの上がりなので押し切れて当然)も可能です。
先手を取ってリズム良く走れた前走は2着馬にピッタリ来られる展開となり、4角手前では劣勢の手応えでしたが、直線で後続を突き放して1ハロン標手前で2着馬を振りきって3馬身差の完勝。
前走時はまだ長期休養明けの2戦目で、まだ良くなってきそうなここは勝って同条件だけに連勝十分の1頭と言えます。


デサフィアンテ(3歳未)
初戦はスローペースとなりましたが、向正面でインヴェンターが動いた後を進んで3番手に上がり、3〜4角は外に膨れ加減になって内をスクわれてしまいましたが、「まだ競馬が分かっていない状態でこれだけやれたのは力がある証拠ですね」と浜中騎手。
その後は放牧にだされて久々の競馬となった前走は勝負どころから反応が悪くなってしまいましたが、「外回りの3〜4角で頭が上がってしまってスピードに乗せられませんでした」との事。
ひと叩きした今回は一変可能の1頭と言えます。

ワールドフォーラブ(古500万)
中京の1200m戦は、5走前に6カ月半ぶりで現級をアッサリと勝った舞台となり、この馬は右回りでは少し内にモタれる面がありますが、左回りではスムーズに走れるタイプです。
昇級戦の中山1200m戦は直線で右にモタれてしまい、外から前をカットされる厳しい競馬で3着。
その次走の中京1200m戦は内にポジションを取る競馬となりましたが、内の馬場が悪く、馬場の良い所を通した勝ち馬に馬場の差でクビ差だけ敗れました。
2走前の中京戦は再度1200m戦に使われるも大外枠が響いて位置取りが悪くなってしまい、終始馬群の外を回るロスがある競馬となり、内を運んだ馬が上位を占める競馬で11着。
前走は東京1400m戦に使われましたが、外枠に入ってしまい、開幕週の内有利な馬場で5着まで。
今回は条件的にはベストと言え、仕上がりも良く、緒戦から好勝負になる1頭です。
新馬戦1着、6カ月振りのレースで1着と、休み明けで走れるタイプだけに、今回は好走条件が重なる1頭と言えます。

スズカフェスタ(3歳未)
緒戦から。

タイキサターン(知多特別)。


ボーシエル(福島・古500万)ダート1700mkkkma
長期休養明けを一度叩いた前走で5着と変わり身を見せた1頭。
もともと現級では2着があるように力はある馬ですがこの馬は自分で競馬をやめてしまう面があり、実戦で力を発揮しきれていません。
昨年2着の次走は夏負けで9着となり休養に入りましたが、その後のレースでは自分から競馬をやめるレースが続いて12,8,9着。
その後はジョッキーの進言で気を抜かせられない短い距離に使われ、前走は5着となりました。
今回は未勝利勝ちした舞台となり、前走時でもまだひと搾りできる馬体だっただけに、大型馬の叩き3戦目で復調したここは狙いたい1頭です。