まとめ

過去ログ795 2018/8/17 13:33

★注目
土曜日

札幌2レース
サトノサイベリー
父がノヴェリストで母父ディープインパクト、曽祖母にエアグルーヴがいるという血統背景からもどう考えても芝中距離でこその馬。
血統背景を考えても初戦の1200mは距離が短すぎたはずで、初戦は若干の出負けして尻尾を振りながら追走に手間取り、その後は素質の高さでスプリントの流れを追走するも最後までエンジンがかからずに4着。
初戦は練習も少なく、パドックでは引かれながらの周回で気合がひと息だったことを考えると健闘した内容と言えます。
この馬はトビが大きく、いかにも中距離でゆったりと走らせた方がいいタイプで、1200→1800への距離延長となった前走は3着。
前走は条件好転の1戦となりましたが、2戦目で気の悪さがでてしまい、ゲート内でガタついており、道中もフワフワしながら頭を上げるなどして集中して走れていませんでした。
直線は外から脚を使うも前との差が詰まりませんでしたが、今回も人気しそうな1頭ですが気性面での課題が残る1頭です。

ブラックウォーリア
切れる脚がないタイプで、前走は長く脚を使って2着となりましたが勝ち馬の切れ味に屈した形となりました。
前走は気合をつけてハナに立ちましたが、1〜2角で外から競らて厳しい展開となりました。
レースを使うごとに内容が良くなっており、今回はモレイラ騎手騎乗で確勝級の1頭と言えます。

土曜日
札幌6レース
ディナミーデン休養前まではダートの中距離を使われていましたが、休養明けの5走前はダート1400m戦に使われて8番人気で3着に好走。
「1800mは長かったようです。休養前は短距離ではどうしても終いが切れませんでしたが、放牧で気持ちと体がリフレッシュして短距離で良い競馬をしてくれました。」と田島調教師。
最後は併せ馬の形で渋太く盛り返す根性を見せており、叩かれた次走は再度1400m戦に使われて2着に好走。
「体が固まってくれば距離は伸びて良さそうですが、現状の精神面を考えると1400mが合っていますね」との事で、その後は1400m戦に使われ2着となりましたが、前のレースほどの脚が使えていなかった事からその次走は1700m戦に使われて3着となりました。
「勝ちに行く競馬で最後は脚色が前を同じになってしまいましたが、1700m戦ならもう少しジックリ乗った方が良さそうです。」との事で、前走は前半にジックリ構える騎乗で後続に5馬身の差をつけるクビ差2着となりました。
2走前は入厩して10日目での競馬で3着→前走2着となり、今回も再度横山騎手騎乗で勝ち負け濃厚の1頭と言えます。

キリンノツバサ
前走は3番手追走の競馬でしたが、馬込みや砂を被ると脆さをみせてしまい、手応えに余裕がなくなってしまい5着となりました。
2走前のように外目の枠から番手を確保できれば巻き返し濃厚の1頭となります。


土曜日
小倉9レース
タイセイブレーク
(1.3.0.0)の小倉巧者で、ペースが流れる小倉は嵌りやすい舞台と言え、この舞台は現級を勝っている舞台となります。
前走の小倉1200m戦も微差の2着となっており、2走前の中京戦は開幕週での前残りの展開で8着に崩れましたが適性外の条件で度外視可能です。
この馬は得意の小倉で2着が3度あり、現級勝ちを決めたレースでは最後は自分からブレーキを掛けていただけに、勝ち味に遅いタイプと言え、能力上位でも2〜3着に取りこぼす可能性が高い1頭と言えます。

トウカイレーヌ
この馬も直線が平坦の小倉向きのタイプで、前走は外枠からの競馬で3着。
前走は上位陣とは枠順の差で敗れた1戦で、力負けではありません。
2走前の阪神戦は最後の坂で甘くなって5着となりましたが、3走前の京都では現級勝ちを決めており、理想は開幕の馬場ですが前に行けるタイプだけにタイセイブレークを負かせる可能性が高い1頭と言えます。

メイショウソウビ
前走はタイセイブレークと対戦して4着に敗れた同馬。
前走は6か月ぶりのレースとなり、いつも通りゲートで出遅れて後方からの競馬で4着。
出遅れた後も流れに乗るまでに時間が掛かっており、直線は内がポッカリ空いて恵まれ内容だけに評価はできません。
降級馬でもテンの遅さはこの舞台ではネックとなります。

ラフィングマッチ
前走は初芝で1000m戦に使われて2着に好走した馬ですが、この馬はモタれる面があるために理想はコーナーの無い直線競馬となります。
今回は小回り小倉戦となり、モタれる癖が出る可能性があります。
前走で芝でのスピードは示しましたが、ここは人気するだけに大きな信頼はできない1頭となります。

★注目
日曜日 
小倉10レース
ロードスター(西部スポニチ賞)
直線が短いコース向きの馬で、前走は雨の影響で踏ん張れずに7着に崩れましたが気配は引き続き上々。
昇級戦となった2走前は久々で級仕上げの競馬でしたが、ゆったりした流れに乗って最後まで踏ん張って3着に好走しました。
この時のメンバーは、勝ち馬ブラックスピーチは1600万下からの降級馬で、次走でも1600万クラスで4着に好走しており、2着馬のインヘリットデールも現級勝ちの実績馬です。
4着のレッドイグニスは次走でクラスを勝ち上がっており、上位陣は準オープンクラスの馬ガ揃ったハイレベル戦でした。
3走前に小倉の500万下を勝った時の時計は、同開催の1000万下と重賞よりも速い時計で、開催2番目の好時計でした。
今回は良馬場なら巻き返し濃厚の1頭で、頭から狙える1頭と言えます。

日曜日
新潟11レース
ドリームドルチェ(新潟・NST賞)
近2走は9、8着と成績が落ちていますが、近2走は1400メートル戦となっており、この馬の全5勝は1200メートルでのもので、1200m戦では4走前にクビ差2着とオープンでメドを立てています。
加えて新潟ダート1200メートルでは4勝しており、今回はベストと言える条件となります。
3走前の中山での1200m戦は直線で場群を捌き切れず、スムーズならもっと際どかった内容でした。
少し間隔は開きましたが、1週前は直線で目一杯に追う意欲的な追い切りを消化しており、動きも力強く気配は良好です。
「手前の関係からも左回りの方がいいですね。最後に坂があると止まってしまうので、左回りの平坦コースの新潟がベストですね」とのこと。
今回は東京1400m戦(坂+1400m)、阪神1400m戦(右回り+坂+1400m)という適性外の2戦から、今回は左回り平坦1200m戦と大きく条件が好転する1頭となります。

ポントス(新潟・古500万)
前走は11番人気ながらも直線では前の2頭の間を割って勝ち馬に半馬身差まで詰め寄る2着となった同馬。
これまでのキャリアで新潟ダート1800メートルは500万で2戦して4,2着と得意としており、シニスターミニスター産駒はこの条件で好走が集中していますが、この馬も適性がある1頭と言えます。
蛯名調教師が言うには、「フレッシュな時に走る傾向にあり、休み明けと叩き2戦目までが狙い目」とのことで、今回までが狙える馬で、ここで好走しても次走は人気になって凡走する可能性が高い1頭です。

土曜日
小倉10、新潟9
ナムラマル
2走前に転厩となりましたが、11か月ぶりの転厩初戦でも把握しきれていない中で見せ場十分の走りで3着に好走。
1000m通過が58.9秒の淀みないペースで行って直線の坂を上がるまで辛抱できており、2戦目の前走はうまく折り合いがついていましたが、手応えほどの伸びが見られずにジリジリになってしまい3着。
この2戦は完全にジョッキーの判断ミスといえ、2走前は速い流れで逃げて残れず、前走はスローペースの踏み遅れで届かず、とチグハグナ内容です。
前走に関しては開幕週の小倉の最内枠から控える競馬をしており、2走前に粘れなかったことから前走は控える競馬をしていましたが、馬場と枠を考えれば前走こそ逃げなければならなかった1戦で、この2走の結果がこの馬の力ではありません。
今回は小倉と新潟の両睨みですが、小倉の場合でも武豊騎手には依頼しておらずアヴドゥラ騎手への乗り替わりとなります。

ルックトゥワイス

ステイオンザトップ

グランドサッシュ

日曜日 新潟9レース
ヒシヴィクトリーwin
新馬戦はソエの影響でビッシリと攻め込むことができず、スタートで煽って最後方からの競馬となり、直線で最内を突いて伸びてきましたが、周りを気にして全くレースをわかっていなかった感じで「どれだけの脚を使えるか」を測ったような完全に度外視できる内容の7着でした。
2戦目はゲートこそ若干遅れましたが、その後の行きっぷりは見違えるほどでし、スローペースを4コーナーからスーっと捲って行き、2着馬に早めに来られて内にモタれながらも突き放した内容は圧巻でした。2戦目の走破時計やレースラップは同週に行われたメサルティムの500万に酷似しており、あちらのレースはスローから完全な立ち回り勝負になっていましたが、ヒシヴィクトリーは同じよう流れで大外を回って最後は加速ラップで突き放しており、メサルティムよりはこの馬の方が強い競馬をしていました。
2走前は明らかな調整ミスで追切では前半に引っかかっており、終いの時計が15.3というチグハグな内容となってレースでも道中からモタれ気味で力を出し切れないまま7着に敗れました。今回は立て直されて久々でもいい動きを見せており、まともな状態に戻った前回は3走前のような高いパフォーマンスで2着に好走しました。
前走は場群を抜け出す時の反応が速く、普通なら勝っているケースの内容でしたが、相手が一枚上で3着以下には2馬身の差をつけました。
前走はフロックではなくこの馬の実力と言え、今回も前走と同じ新潟1800m戦で勝ち負け濃厚の1頭と言えます。

★注目
土曜日 新潟10レース
チュウワウィザード(新潟・麒麟山特別)
先週のレパードS除外でここへ回ってきた同馬。
2走前の勝ち時計は同日の1000万下よりも速く、前走は昇級戦でも1番人気に支持されました。
前走は大外枠からスタンド前で内に入れて前半はロスを抑えて運べていましたが、3角手前からはそれがアダとなり、押し込まれて仕掛けが遅れる形になってしまい3着まで。
中京のダートは前有利の傾向が強いだけに結果的にその分が応えた内容で、スムーズなら差し切り可能の1頭です。