1 バルタン

論語解集って?

何晏がやったのは分かるんですがいったい何のことなんですか?
(P505iS)
2 天草
苦手な分野でうまく答えられませんが…。

正確にはおそらく『論語集解(ろんごしっかい)』だと思います。

『論語』の説明は勘弁してもらいたいのですが(汗)当時の人々はこれらの書物などに注釈をつける学者達が多くいました。その代表的な人物は馬融と鄭玄(人物辞典参照)ですね。
『集解』とはこれらの多くの注釈をまとめたものらしいです。
これが何晏の仕事ですね。

現在完存の注釈書としては最古のもので、のちに朱子の『論語集註』が現れるまで、『論語』を学ぶ者は、必ず『集解』を読んだ。何晏は老荘学に長じていて、『集解』の注釈に老荘思想の影響が見られることからもいまだに貴重な資料として、大学などで取り上げられるそうです。

ちなみに日本に『論語集解』が入ってきたのは南北朝から室町末期にかけてで、泉州堺で商人や医師などによって刊行されたものを堺版と称しているらしく、もちろん経書としては日本最古の刊本です。

私の調べた限りこんな感じですが、フォロー・訂正をお願いします。
長文失礼。
(PC)