魏楓の乱って…

どうなったのか知っている人いますか？

バルダンｻﾝ＞初めまして！これからもよろしくお願いします♪

さて、私が勉強不足なのか、『魏楓の乱』という事件さえ分かりません。

良かったら、詳しく教えてもらえないでしょうか？
もしご存知の方が他にいればお願いします。

バルタン殿＞はじめまして、宜しくお願いします。それでしたら、
>>>147-54に書いてますよ♪私の知識と記憶ではこの程度のことしか書けませんが…。
もし正史をお持ちでしたら「武帝紀」参照願います。

蛮犬さんの説明に補足を加えると、事件が起きたのは曹操が対劉備戦で益州方面に出兵してる時、２１９年の九月頃の事です。この事件の直接の記録自体は少ないですが（反逆は魏に名誉な事でないからと思われる）、魏臣の書いた文章中に、悪人の代表例として魏諷の名がしばしば見られる事から、かなり注目された事件と推測されます。

鍾ヨウの推挙を受けたほどの人物でしたか。。。

少し調べてみましたが、時期的には赤龍ｻﾝの仰る通り、関羽が殺される直前の219年9月のようですね。
陳イらと共謀して計画したらしく、その陳イの自供によって露見したようです。
若き日の曹丕が容赦なく死罪にした様が目に浮かびますな。

ところでこの時処刑された人物の中に建安の七子の一人、王粲の二人の息子が入っていたらしいです。
重用されていたはずの父に背き、反乱に加わった息子達の気持ちは全く分かりませんが、曹操は後からその知らせを受けて、「もしわしがそこにいたなら、仲宣の後継ぎがなくなるようなことはさせなかったのに…」と嘆いたと言います。

もちろん父親に咎めはなかったのでしょうが、曹操・曹丕の性格の違いもよく分かるエピソードですよね。