馬鹿息子たち

三国志で人間的に善良な人物は数多くいるのですが、彼等の息子達はできの悪い者が多いですよね？例えば、全宗の息子全端、諸葛謹の息子諸葛格とか…。何が彼等をそんなにさせてしまったのでしょうか？

全端って子でした？甥だったような…全懌が子だと思います。彼らは鍾会が一枚も二枚も上でしたからね。
格は使い方だと思いますよ。孫権も後見にしたくなかったんじゃないですか？後見は誰がいいか議論させて、皆が格を推しますが、孫権は決断しないですし、孫峻は何度も格にしろと上奏しますしね。これは孫権が寵愛したせいだと思いますが…
名前が残るだけで、優秀な面があったと思いますので、時代と使われ方だと思います。

私は馬鹿息子と言ったら、賈充、夏侯楙、韓綜あたりですかね。
彼らに比べれば諸葛恪はかなりマシと言えるのではないでしょうか？

あと諸葛恪の「かく」はりっしんべんですよ。
コードは5577です。

劉ｿｳ。劉禅もダミだったねぇ。二世は大概バカチンさ。ごく一部例外がいるけどね。

>>4
劉禅に関しては>>>24も参照してみてください。
一般的なイメージと違って彼はもしかしたら暗君ではなかった可能性もあります。
劉�jはどうでしょうねぇ。
一戦も交えず降伏したとは言え、それ以外の判断材料がないのが残念です。

朱家さん・そうですかね…。姜維と性格が似てますよね？境遇も似てるし。全宗の息子は全タンでしたかね？
シスさん・韓綜はあまりにも酷すぎますね…。正に親の顔に泥を塗るとはあのことですね。賈充にも似たような事がいえますね。娘が晋を滅ぼす原因をつくってますから…

しすさん＞どうもです。恪ですね…お恥ずかしい。１０年以上も間違っておりました。
劉禅は皇帝じゃなかったら間違いなく馬鹿息子ですけどね（笑）
無問題さん＞手元に演義しかないですが、演義だと両方息子だ…
確か全エキが子で、全タンが甥だったと思います。正確なとこ、誰かお願いします。

私の手元の本だと息子は…
全緒、全奇、全懌、全呉。
甥は全端、全翩、全輯となってますね。
あと孫の全靜、全輝、全儀。
一族の全尚とその子全紀。
辺りの名前も見えます。
しかし全一族は馬鹿息子どころか馬鹿一族と言われかねないくらいにみんな色々やってますね（苦笑）

しすさん＞再び感謝です。よかった、あってましたね。
ほとんどが降って、残りは殺されたりですが、鍾会に踊らされたり、お家騒動に巻き込まれたり（自らあおった）ですよね。
丁儀や邯鄲淳などを含めて、後継者擁立で、失職した事がある自分にとってかなり同情的。曹丕のような陰湿な圧力を肌で感じてますしね（爆笑）
私の中では、父もかなり微妙なんですけどね。

しすさん・情報提供ありがとうございます。確か、後継者問題で孫魯班と暗躍したのは全奇でしたかね？
朱家さん・確かに全宗は人間的には善良なのですが嫁や息子(かな？)が後継者で問題おこすのをとめられなかったですからね…。あ、あと曹一族の恥じさらし曹爽も親の顔に泥を塗る馬鹿息子ですよね…。どこが父に似たんだか…。

曹爽は曹家の誰の息子なんですか???
すいません初心者なもので(^_^;)

ピエールさん・はじめまして、よろしくお願いします。曹爽は曹真の息子ですね。確か、曹操との血縁関係はなく彼の父が曹操が追われているとき(誰からおわれていたか忘れましたが)に曹操をかばって殺されたため不敏に思った曹操が自分の一族としています。曹真は孔明の北伐を防ぎ続けた名将で将兵からの信頼も厚く兵卒達の給料が支払えないときも私財を投げうって兵卒達の給料に当ててます。息子とは比べ物にならない程の人物です。

曹爽に関してはここよりも
>>>242
の方が相応しい気がしますね｡
無能や悪人という評価に関しては､僕は疑問符を打たざるをえません｡

曹爽に関しては､>>>109

補足すると、曹真は、川の氾濫で足止めされなければ、孔明の健在な蜀を倒した可能性のあるほどの人物です。少なくとも、漢中を失ってた可能性は高いですね。演義はあまりにも酷い。

曹爽に関しては>>>119-16で赤龍殿が仰ってることを鑑みると再考の余地がある人物ではないですかね。
確かに父曹真や、政敵である司馬懿と比べてしまうと見劣りはしますが、バカと言われる程だったのか？と問われるとそうじゃなかったのかもという気もしてきます。

レスアンカー間違えてた…
>>>109-16ですね（汗）

上スレにて曹爽を擁護しましたが、決定的なのは、老子、荘子思想を重んじ、空論を語る人達を重用した事です。詳しくは宗教的なので書けませんが、父をはじめ、曹叡、陳羣らは、彼らを政治に害をなすとして危険視してました。中核に近い場所にいた曹爽も分かってたはずで、重用したのはかなり愚かです。
これに関しては、思わぬ重責を担ってしまい、不安から何かにすがりたい気持ちが、そうさせたと擁護できますけどね。

>>17
こうした人達の登用も、単純に愚かと見ていいのか、私は疑問を感じます。
彼等もまた、派閥抗争に敗れたからこそ、愚者とされた可能性もありますし。
また、あくまで曹叡らが嫌ったというだけで、例えばこの一派の諸葛誕など、単純に無能といえない人物もあります。何晏など、文化面では一流の人物ですし。曹叡らと政治方針やら思想やらがあわなかったため、害をなすというレッテルを貼られ退けられた可能性もあります。
一般的なイメージから、短絡的にマイナス評価を下すのでなく、慎重に再考する余地のある問題だと思います。

一例をば。
曹爽派の何晏・夏侯玄は人間の才能と徳性は無関係だと主張し、むしろ彼らこそ曹操人材登用の考えを色濃く受け継ぐとも見られています。
対する司馬懿派は才能と道徳の一致を主張し、こうした意見は陳羣らを代表とする名士層の意見でもあります。そして後継者争いで曹丕を支持したのは、こうした人達。
一般的な「曹爽＝無能→無能な取り巻きを重用」というイメージの構図では説明尽くせないものが浮かび上がってきそうではないですか。

赤龍さん鋭すぎです（笑）再考すべきですね。
しかし私も、彼らを無能だとは思ってないですよ。危険な思想とは思いますが。
私の考えは単純なんです。あくまで喩えですが…
自民党（曹叡）の下で育ってきて、曹爽は総理大臣となった。民主党から優秀な議員を引き抜こうとしたら、自分が引き抜かれた。曹爽に民主党の政治は出来なかったって感じ。
愚か＝無能ではないですよ。失敗したから愚かになるのか？愚かだから失敗したのか？結論は出ないです。

これ以上の曹爽に関しての話題は､本来のスレッドである>>>109に譲りましょうか(笑)