賢者高岱

ここは「呉書」や「後漢書 文苑列伝」の高彪の項目などにその名が見られる高岱についてのスレッドです。

★参考
>>>21　孫策
>>>441 張昭
>>>395 歴史を学ぶ姿勢

>>>441にて「高岱は裏社会のボス」という説が出ています。
今までの流れを要点だけみてみましょう。
()内はストラップの補足。

>>>441-4
高岱が(孫策に)召されたのは２００年の前後なんで、孫策が江北から許昌をうかがっていた時機(中略)会稽の妖族(妖賊)の許昭(中略)と関係を結んでいたことがあり、そして故人の呉郡太守許貢は高岱に遺恨を抱いていたと書いてあります。

これは「呉書一」の注に「呉録曰く」とある記述ですね。
「許貢が郡に来ると、許昭家に避難して、陶謙に救いを求めた」
しかしこの許昭が、同じ「呉書一」に登場する「会稽妖賊許昌」の息子である許昭と同一かどうかは妖しい。
これに関しては>>>441-6-7ですね。

>>>441-8-9の内容以降、>>>441-10-13まで、「呉録」にある許昭が、「会稽妖賊許昌」の息子である許昭と同一か否かを争点とし、「高岱は裏社会のボス」かどうかが論じられています。

尚、>>>441-8は「(三年)十一月大破許生於会稽斬之」>>>441-9も同じ「呉書一」の注に引く「呉録」からの記述ですね。