桜さんはじめまして。
趙雲が実在しないという説もあるんですねw
趙雲については>>325に専用スレッドがありますのでそちらをどうぞ。古い書き込みも読んでみると意外に面白いかも知れません。
それと、今後スレッドを立てる時は、重複が無いか一度確認してみて下さいね。あんまりスレッドが重複しちゃうと、どこに何が書いてあったか思い出すのも大変ですし、好ましくないと考えています。
趙雲が実在しないという説もあるんですねw
趙雲については>>325に専用スレッドがありますのでそちらをどうぞ。古い書き込みも読んでみると意外に面白いかも知れません。
それと、今後スレッドを立てる時は、重複が無いか一度確認してみて下さいね。あんまりスレッドが重複しちゃうと、どこに何が書いてあったか思い出すのも大変ですし、好ましくないと考えています。
(F2102V/FOMA)
4 桜
ストラップさん、ありがとうございます。すごくうれしいです(>_<)
いないって説があるなんて知らなかったなぁ。
もし実在してなかったら、ショックです。
三國無双のゲームの中で、趙雲、顔立ちがいいんですけど、実際いたとしたら、どうだったんですかね?
みなさんはどう思いますか?
いないって説があるなんて知らなかったなぁ。
もし実在してなかったら、ショックです。
三國無双のゲームの中で、趙雲、顔立ちがいいんですけど、実際いたとしたら、どうだったんですかね?
みなさんはどう思いますか?
(P905i/FOMA)
5 寿君
いやいや
ちゃんと実在しますよ。
歴史書の「三国志」蜀書にも趙雲伝があり、他の人物の伝記にも名前が出てきますし、確実に存在してますから、ご安心を。
小説や漫画やゲームに出てくるような超人的イケメンヒーローだったかは判りませんが…。
なるほど、三国志に限らず、あらゆる歴史時代物に言えますが、必ず作者の創作した登場人物は出てきますからね。それで居て、あれだけ超人的な活躍を見せられたら、そう思ってしまうのは無理もない話だと思います。
考えさせられる事なので、レスして見ました。
ちゃんと実在しますよ。
歴史書の「三国志」蜀書にも趙雲伝があり、他の人物の伝記にも名前が出てきますし、確実に存在してますから、ご安心を。
小説や漫画やゲームに出てくるような超人的イケメンヒーローだったかは判りませんが…。
なるほど、三国志に限らず、あらゆる歴史時代物に言えますが、必ず作者の創作した登場人物は出てきますからね。それで居て、あれだけ超人的な活躍を見せられたら、そう思ってしまうのは無理もない話だと思います。
考えさせられる事なので、レスして見ました。
(P905i/FOMA)
7 寿君
ただ蜀書趙雲伝の注釈にある「趙雲別伝」には
「姿や顔つきが際立って立派だった」
とはあります。
「趙雲別伝」の信憑性がどれぐらい高いかは別にして、概ね信頼できると思いますよ。
「姿や顔つきが際立って立派だった」
とはあります。
「趙雲別伝」の信憑性がどれぐらい高いかは別にして、概ね信頼できると思いますよ。
(P905i/FOMA)
10 巫俊(ふしゅん)
>>9
桜さん。
通例として、字と名は意味を一致させることが基本です。ただし首をかしげるような字と名の組み合わせもあり例外があるのかもしれません。
一致させるというのは、日本人に分かりやすく例えると、山田桜子さんという人がいたとして、字(あざな)を団子というようなものです(笑)
「花(桜)には団子」という日本の名言があることから、桜と団子の意味が通ることで対応しているのですが、花といえば桜というほど偏愛するのは日本に特異な習慣ですから、中国の人の名前の法則としては使えないと思います。中国では梅の方が好まれていましたね。
さて、趙雲の雲は「くも」です。子龍の「子」は男子の雅号です。この場合の「子」とは単なる「子ども」という意味ではありません。
もともと古い殷の時代の王子の階級だけを指して使われた尊気な言葉が「子」であり、殷王の王子たちは例えば「子鄭」であるとか「子商」であるとか子+漢字一字で呼ばれました。
そして殷が滅亡して次の周の時代も半ばになると、しだいに「子」という言葉は王子だけでなく貴族の子弟の尊称になっていきます。洛陽の近くにあった鄭という国の大臣は「子家」であるとか「子宋」であるとか個人の呼び名として一人一人異なる子+漢字一字の呼び名を持っていました。
そしてそれから何世代か後になると、儒教の開祖孔子の弟子たちのような貴族ではなく戦士階級の人たちが子+漢字一字の呼び名を使うようになります。例えば孔子の弟子で剣の達人であった人に「子夏」という人がいます。
そして孔子より後の時代になると、戦士階級である「士」と呼ばれた人たちは次第に本来の職分である戦士であることを忘れていき、漢代になると「士」とは戦士ではなくて儒教などの倫理を尊ぶ文人である士大夫を意味するように変わっていました。
中国では文人のことを士大夫と言いますが、実は士というのは斧をふるって戦う原始的な戦士という意味に起源しているのですね。
桜さん。
通例として、字と名は意味を一致させることが基本です。ただし首をかしげるような字と名の組み合わせもあり例外があるのかもしれません。
一致させるというのは、日本人に分かりやすく例えると、山田桜子さんという人がいたとして、字(あざな)を団子というようなものです(笑)
「花(桜)には団子」という日本の名言があることから、桜と団子の意味が通ることで対応しているのですが、花といえば桜というほど偏愛するのは日本に特異な習慣ですから、中国の人の名前の法則としては使えないと思います。中国では梅の方が好まれていましたね。
さて、趙雲の雲は「くも」です。子龍の「子」は男子の雅号です。この場合の「子」とは単なる「子ども」という意味ではありません。
もともと古い殷の時代の王子の階級だけを指して使われた尊気な言葉が「子」であり、殷王の王子たちは例えば「子鄭」であるとか「子商」であるとか子+漢字一字で呼ばれました。
そして殷が滅亡して次の周の時代も半ばになると、しだいに「子」という言葉は王子だけでなく貴族の子弟の尊称になっていきます。洛陽の近くにあった鄭という国の大臣は「子家」であるとか「子宋」であるとか個人の呼び名として一人一人異なる子+漢字一字の呼び名を持っていました。
そしてそれから何世代か後になると、儒教の開祖孔子の弟子たちのような貴族ではなく戦士階級の人たちが子+漢字一字の呼び名を使うようになります。例えば孔子の弟子で剣の達人であった人に「子夏」という人がいます。
そして孔子より後の時代になると、戦士階級である「士」と呼ばれた人たちは次第に本来の職分である戦士であることを忘れていき、漢代になると「士」とは戦士ではなくて儒教などの倫理を尊ぶ文人である士大夫を意味するように変わっていました。
中国では文人のことを士大夫と言いますが、実は士というのは斧をふるって戦う原始的な戦士という意味に起源しているのですね。
(PC)
11 巫俊(ふしゅん)
そして趙雲ですが、彼は武人であるとはいえ、漢代の名や字の習慣は文人がつくって広く普及させたものですから、彼の字と名はこれまで話してきた文人、上層階級のルールに準拠していたはずです。
雲とは「くも」、子とは「男子の美称」、そして龍とは伝説の動物の「りゅう」のことですが、龍は雲に隠れていると中国の人は考えていましたので、趙雲は雲に隠れた龍という意味の字と名を持っている訳です。雲という漢字の「云」という部分は、「−」(−はくもの形を略した形)の中に頭を隠した「ム」(龍の下半身)を表現しています。
だから趙雲(子龍)とは、趙姓の雲に隠れた龍の男子という意味になるでしょうか。
雲とは「くも」、子とは「男子の美称」、そして龍とは伝説の動物の「りゅう」のことですが、龍は雲に隠れていると中国の人は考えていましたので、趙雲は雲に隠れた龍という意味の字と名を持っている訳です。雲という漢字の「云」という部分は、「−」(−はくもの形を略した形)の中に頭を隠した「ム」(龍の下半身)を表現しています。
だから趙雲(子龍)とは、趙姓の雲に隠れた龍の男子という意味になるでしょうか。
(PC)