1 子竜

日本では無名な中華の英雄、姦賊達

討論とは別のものとなり、李克用殿、くわぁまん殿のお題とほぼかぶってしまいますので、この場に相応しくないと思ったら、消して下さって構いません。
近年、某ゲームの影響で、三国志の知名度は大いに上がりました。…が、日本にも戦国時代や平安時代があるように、中国にも様々な時代があり、そこには多くの英雄、姦賊が登場してきます。そこで、皆様の知っている人物をここで紹介していきませんか。条件としては、有名な人物、見ていて面白い、活躍、もしくは悪事を働いた人物ならOKです。但し、三国志に登場する人物はNGです(このサイトの辞典で紹介されていますし、されていなくても募集スレの方で紹介すれば良いわけですしね)。
いかがなものでしょう?
(W11K/au)
2 子竜
とりあえず一人紹介…
岳飛
字は鵬挙。南宋の人。抗金の名将の一人。背中に「尽忠報国」の刺墨をし、その字のごとく、一生を南宋のために捧げた。数多の戦いで大いに活躍するも、無実の罪を突きつけられて、獄中にて惨殺される。宋書、説岳全伝にて具体的な活躍を知ることができる。
全て小説知識で申し訳ありませんが、とりあえずこんな感じでお願いします。また、より詳しく知っていらっしゃる方がいれば、補足の方もお願いします。
(W11K/au)
3 子竜
これまた小説知識で申し訳ありませんがもう一人…
ジュン灌
西晋〜東晋の人。女性。父はジュンシュウといい、ジュンイクの玄孫に当たる。杜曽という歴戦の武将が永嘉の乱に乗じて謀反を起こし、手始めにジュンシュウの守るエン城を攻める。これに対しジュンシュウは、わずかな守兵しかいないため、やむなく籠城する。援軍を要請するアテはあるが、囲みを突破し、追っ手を振り切り、その役目を果たせる適任者がいない。たまたまそれを聞いていたジュン灌は自らそれを志願する。そして、見事役目を果たし、杜曽軍を撃退する。ちなみにこの時ジュン灌はわずか十三歳。この後ジュン灌の活躍は一切史料に残っていない。晋書のジュンシュウ伝、杜曽伝、並びに烈女伝で話を伺うことができる。
活躍はこれだけしかありませんが年齢を考慮して紹介するに値するかな…と思い、紹介させていただきました。
(W11K/au)
4 独眼龍李克用
それじゃあ岳飛の補足
1103年生まれ〜1141年没
北宋末期に金軍が黄河の北に攻めてきて宋は南に遷都した。それが南宋である。及び腰の南宋とは別にその段階で数多くの義勇軍が現れた。それをもともと文官であった宋沢が率いた。
この人も名将ですが金を倒す前に朝廷に勢力がでかくなりすぎているのを危惧して攻めろと命令しませんでした。その内寿命で失意のうちに死にます。
この宋沢の義勇軍に岳飛は参加しています。岳飛の家は貧しかったが、勉強させてもらえたのか教養があり文においてもすぐれていた。後に山賊討伐をしているうちに義勇軍の結成を聞いて参戦します。宋沢は岳飛の才能を見抜き重用します。宋沢が死んだあとも独自に軍を率い金を攻め南宋の皇帝から褒賞をもらったりしています。
しばらくすると和平を望む者がおりその代表が秦カイという人です。秦カイは岳飛が邪魔なんですね。抗戦派ですから。謀反の罪をでっちあげ牢に入れ拷問して殺します。その間岳飛は嘘の自白を迫られたが壁に「天日昭昭」としるし自分の無実は天が知るという意味の文を書き最後まで口を割らずに死んでしまう。
これが三十九歳のときですね。

まだ足りてないところもありますが、こんなもんでしょう。悲運の死をとげた英雄です。
(P900i/FOMA)
5 子竜
李克用殿、早速補足してくださり、ありがとうございます。何しろ手元に史料、資料が一切無いので…。できれば、李克用殿自身の紹介もして頂きたいのですが…。例えば鴉軍とか…。
(W11K/au)
6 くわぁまん
実在した人か解りませんが、以前、三侠五義とか十三妹の小説読んだ事ありますが手元に資料無く忘れました。(^^ゞ
(SH900i/FOMA)
7 子竜
十三妹の小説なら私も読んだことがあります。確か武田泰淳氏の作品ですよね。私もうろ覚えで申し訳無いのですが、確か講談の主人公であって、実在した人物ではないと記憶しております。違ってたらごめんなさい…。
(W11K/au)
8 独眼龍李克用
いや、自分もたいした資料持ってないんでたいした説明はできませんよ

李克用(856〜9〇8)唐末の将軍。後の五代十国の後唐の太祖。トルコ系の異民族の血をひいています。生まれたとき片目がつぶれていたので後に独眼龍と呼ばれます。
唐末では黄巣という人が乱を起こし、その討伐に唐は李克用などを任命する。
李克用は用兵がうまくその軍団―鴉軍(あぐん)何もかもを黒で統一した北方さんの小説にでてきそうな―と相まって恐れられた。
職業軍人であるから政治とかできませんでした。ここで、もともとは唐の宦官、張承業を重用します。この人は宦官でありながら行政や外交、軍略の才があり後ろから李克用を支えます。そして52歳で息子の李存勗に跡を継がせて死にます。
(P900i/FOMA)
9 子竜
李克用殿…
ご説明してくださりありがとうございます。鴉軍といい、その人生といい、李克用って結構日本人好みな武将ですよね。「具体的にどの辺が?」と聞かれても手元に史料が一切無いので、うまく説明できないんですけどね…。
(W11K/au)
李克用のあだ名、独眼竜は伊達正宗の異名の由来ですね。岳飛が出るなら秦繪とか、隋建国者の恐妻家煬堅、前秦の符堅&王猛、元の耶律楚材、四川の秦宝玉あたりも挙げたい所ですが・・・会社なので資料がまるでない(^o^;

とりあえず上げてみますね〜
(PC)