DRANKBALL
1 虎ノ門◆YUAR

回転!タイガー書店

>>>103この書店はつまらないな(^∀^)
うちの店をようみとけ
(P905i/FOMA)
2 虎ノ門◆YUAR
バッチコーン
たけしは言った

(下ネタかよ)

と。
(P905i/FOMA)
3 虎ノ門◆YUAR
友人のたけし(42歳)と
僕、こけし(21歳)は漫才コンビとして特訓中

コンビ名は
ダブルアップ

たけしの年齢が、僕の丁度二倍だから、この名がついた。

そのまんまである。
(P905i/FOMA)
4 虎ノ門◆YUAR
たけしは頭もキレて知識も豊富だが、親父ギャグや下ネタには勘弁してもらいたい。
いっぽう僕は、たけしからこう言われたことがある。
(おまえは突っ込み役なんだからボケないでくれ)

ってね。まぁ突っ込みがたまにボケるのもありかなって思ってる。
ダブルアップよろしく
(P905i/FOMA)
5 虎ノ門◆YUAR
その晩、僕はたけしに、あるものを突っ込んだ………
(P905i/FOMA)
6 怒りのヤンキー◆ChuQ
この店って……回る店か……
(911SH/SB)
7 虎ノ門◆YUAR
たけしの趣味は美少女戦士セーラームーンのコスプレだった。
僕こけしは、そんなたけしにフルボッキーだったのだ。

そして第32回漫才コンクールを前日に控えたある夜
いつものように僕が寝ているたけしのパンツをはぎとると、たけしは急に目を覚まし、僕のパンツをはぎとった!
そして
たけしはこう、ささやいた。
(月に変わっておしおきよ)
そして僕こけしは、アナル処女を奪われたのだった。
(P905i/FOMA)
8 虎ノ門◆YUAR
コンクール当日の朝、緊張する僕らは、早めに会場に入り、入念なネタあわせをしていた。

こけし(なかなかよかったな!)と僕が言うと、たけしは不満そうな顔で、
たけし(じぇんじぇんダメなの〜)
と、手を上下にふりながら駄々をこねはじめた。

確かに今の僕らには優勝できるほどの力はない。だけど本番当日に駄々をこねてても時間の無駄だ。
僕は、42歳のオッサンたけしを力いっぱい殴った
こけし(お前は、イクラちゃんか〜)
ってね。

ガッシャーン

ぶっ倒れたたけしは、起き上がりながら、ニカッと笑いこう言った

たけし(今のだよ。今のみたいな偶然なひらめきからくるアドリブが欲しかったんだよ!)

こけし(え?あ、アドリブ?)

たけし(そうだアドリーブだ。今日のコンクールでは、全部アドリブでいく!そうしよう!)

こけし(そんな〜?いきなり無理だよ。)

たけし(ダイジョウブイ!おまえは俺のボケにあわせて突っ込みを入れるだけでいいんだ。流れは俺が作るから)

そう言われて、僕はうなずいた。たけしのボケにあわせて突っ込むだけ。これなら僕にも出来るかもってね。
(P905i/FOMA)
9 虎ノ門◆YUAR
そして漫才大会は始まった。僕らは二番手。
一番手のコンビが漫才をやるなか、舞台の横で待機する僕ら。

緊張する僕は、舞台横から観客席をみた。
200人はいるかな?と思うほどのお客さんが漫才をみて笑っている。

緊張する僕の後ろでたけしは、楽しそうに出番を待っていた。
全部アドリブ。これほど難しい漫才はない。

そしてとうとう僕らの出番がやってきた。
(P905i/FOMA)
10 虎ノ門◆YUAR
笑いながら
(どうも〜ダブルアップで〜す)
と舞台に飛び出す僕ら。

そしてたけしは、こう切り出した。
たけし(今から、3の倍数と、3のつく数字の時だけ)

ちょWW全然アドリブじゃねーWパクりじゃんW
たけしがそう喋り始めた瞬間、僕は青ざめた。

たけし(セーラームーンになります。)

え?アホになるんじゃなくてセーラームーンになるの?

斬新だ。

そう思った。イケる!

なぜかその時、手応えを感じたんだ
(P905i/FOMA)
11 虎ノ門◆YUAR
たけし(ワン!トゥ〜!おしおき)
ビシッ
こけし(いてっ)
たけし(フォー!ファイブ!おしおき)
ビシッ
こけし(いてっ)
たけし(セブン!エイト!おしおき)
ビシッ
こけし(いてっ)

たけし(はい!おもろ〜)
(P905i/FOMA)