1 純文学風ぬ◆Jlto
想い人〜鮭られぬ日々〜
もし時間が巻き戻せるとしたら…
そんな事を毎日考えながら、私は毎日を過ごしている
たった一つの過ちと、ほんのちょっとの気持ちのズレが私たちを永遠に引き離してしまった
あの頃、私は愛されることに慣れ切っていた。
彼の純粋な優しさや存在が当たり前過ぎて
その存在の大きさに気付く事が出来なかった
そんな事を毎日考えながら、私は毎日を過ごしている
たった一つの過ちと、ほんのちょっとの気持ちのズレが私たちを永遠に引き離してしまった
あの頃、私は愛されることに慣れ切っていた。
彼の純粋な優しさや存在が当たり前過ぎて
その存在の大きさに気付く事が出来なかった
2 ぬ◆Jlto
あの頃確かに私たちは愛し合っていたのに、何がいけなかったのだろうか…
二人を結び付ける確たる言葉が無かったから?いや、違うだらう。私が求めすぎたのだ。優し過ぎる彼の愛情を疑っていたのだ。
彼に嫉妬してほしくて、違う男に色目を使っても、彼の嫌がる事をしても、彼は静かに話があると言って呼び出しては、他愛の無い話しをした
二人を結び付ける確たる言葉が無かったから?いや、違うだらう。私が求めすぎたのだ。優し過ぎる彼の愛情を疑っていたのだ。
彼に嫉妬してほしくて、違う男に色目を使っても、彼の嫌がる事をしても、彼は静かに話があると言って呼び出しては、他愛の無い話しをした
3 ぬ◆Jlto
私はあの時「おまえは俺の物だ」そう彼に言ってほしかったのに、彼の口から出るのは本当に他愛もない話しばかりだった
そんな彼に失望して、私はある日彼の前から姿を消した
私を本当に愛しているなら、きっと探しに来てくれているはず、そう心のどこかで信じていたから
そんな彼に失望して、私はある日彼の前から姿を消した
私を本当に愛しているなら、きっと探しに来てくれているはず、そう心のどこかで信じていたから
4 ◆rwIJ
しかし彼が私の前に現れる事はなかった。私は愛されていなかったのだ。愛されていると思っていたのは全て私の思いあがりだったのだ
ならば彼に嫉妬してほしくて色んな男を渡り歩いた日々はなんだったのだらう?
私は全てに絶望を感じ色んな街を渡り歩いた。女子供が一人で出歩けないような所に行っては、危険な目に遇う度に荒くれ男達に身を委ねた。時にはその対価として金を稼ぐ事もした
ならば彼に嫉妬してほしくて色んな男を渡り歩いた日々はなんだったのだらう?
私は全てに絶望を感じ色んな街を渡り歩いた。女子供が一人で出歩けないような所に行っては、危険な目に遇う度に荒くれ男達に身を委ねた。時にはその対価として金を稼ぐ事もした
5 ◆rwIJ
そして街ではいっぱしの売女として皆の慰み者になっていった。
そんなある日、街のバーで顔なじみの男達がさけのつまみに荒くれ男どもの決闘について話しているのが聞こえてきた。
そんな事はこのスキルシティーではよくあることだから、誰も気にはしない。いつものように対して魅力的ではない体を晒しながら、私はさけを片手に男どもに近づいていった
そんなある日、街のバーで顔なじみの男達がさけのつまみに荒くれ男どもの決闘について話しているのが聞こえてきた。
そんな事はこのスキルシティーではよくあることだから、誰も気にはしない。いつものように対して魅力的ではない体を晒しながら、私はさけを片手に男どもに近づいていった
8 ぬ◆gkbc
彼等に声をかけようとしたまさにその瞬間、私は思わぬ言葉を聞いたのです!
「saketoba」彼の名です
詳しく聞いてみると、今回の決闘は彼と以前から確執のあった「Keijibanchu」との一期打ちとのこと。しかも決戦は今日。取り乱した私は友人達に礼もそこそこに、わき目もふらず走りました!
とうとう彼に会える!会って色々謝りたい!胸に溢れるこの気持ちを彼に全部伝えたい!saketoba愛してる!どうか無事でいて…
様々な感情が心の中で巡り続ける中走り続け、決闘の待ち合わせ場所にようやくたどり着いた先には
「saketoba」彼の名です
詳しく聞いてみると、今回の決闘は彼と以前から確執のあった「Keijibanchu」との一期打ちとのこと。しかも決戦は今日。取り乱した私は友人達に礼もそこそこに、わき目もふらず走りました!
とうとう彼に会える!会って色々謝りたい!胸に溢れるこの気持ちを彼に全部伝えたい!saketoba愛してる!どうか無事でいて…
様々な感情が心の中で巡り続ける中走り続け、決闘の待ち合わせ場所にようやくたどり着いた先には
10 ぬ世界丸見えふう◆Jlto
なんと!緑のジャンパーを来て元気にたたずむsaketobaの姿が!
(ここからギャル口調で)
ぶっちゃけた話し、さすがに緑のジャンパーはねーだろwみたいな感じだったんだよねー。話しが合わないとかさぁ、ノリも違って実物オッサンならいーんだけどぉ、さけっちに関してはさぁ、そんなんなかったしぃ、いつもイケイケだったからこそー、緑のジャンパーで軽く引いたっつーか、でもぉ引いたは引いたけど、良く見たら緑のジャンパー激似合いすぎだし。もはや緑のジャンパーといえばさけっち!っつーくらい鬼かっこよすぎてうけたし(笑)
(ここからギャル口調で)
ぶっちゃけた話し、さすがに緑のジャンパーはねーだろwみたいな感じだったんだよねー。話しが合わないとかさぁ、ノリも違って実物オッサンならいーんだけどぉ、さけっちに関してはさぁ、そんなんなかったしぃ、いつもイケイケだったからこそー、緑のジャンパーで軽く引いたっつーか、でもぉ引いたは引いたけど、良く見たら緑のジャンパー激似合いすぎだし。もはや緑のジャンパーといえばさけっち!っつーくらい鬼かっこよすぎてうけたし(笑)
11 ぬ◆Jlto
(↓DQNスイーツ系の文章で)
久しぶりに見かけたさーたんは 、精悍な顔付きをしながら、ずっと前を睨み付けるように見ていたの。その迫力ったら、もう凄くて近づける雰囲気じゃなかった。もちろん声なんかかけられるはずもなかった
久しぶりに見かけたさーたんは 、精悍な顔付きをしながら、ずっと前を睨み付けるように見ていたの。その迫力ったら、もう凄くて近づける雰囲気じゃなかった。もちろん声なんかかけられるはずもなかった
12 ぬ◆Jlto
(純文学風に)
あまりの彼の迫力に、ついに私は彼に声を書けることも出来ずけず、また彼も私に気付く事もなかったので二人の交流はなかった事に等しい。
だが私の心の中は、彼に会えた喜びで満たされ、目をつむれば、緑色のジャンパー姿の彼が浮かび、とても幸せだった。そして、今度は私から彼にきちんと話し、愛してると告げようと決心した [はじまりの章完]
あまりの彼の迫力に、ついに私は彼に声を書けることも出来ずけず、また彼も私に気付く事もなかったので二人の交流はなかった事に等しい。
だが私の心の中は、彼に会えた喜びで満たされ、目をつむれば、緑色のジャンパー姿の彼が浮かび、とても幸せだった。そして、今度は私から彼にきちんと話し、愛してると告げようと決心した [はじまりの章完]
13 ぬ◆Jlto
サイドストーリー〜TONNURA編〜
昔、俺はワルだった。女子供だろうが強い奴だろうがそんなの関係無く、俺の縄張りに入る奴、気にいらねぇ事をする奴は片っ端から殺し廻っていた。
このシティ内じゃ俺をしらねー奴なんていねー、そんな状況でよ、俺は一目置かれた存在として生きてたんだ。
そんな日々が楽しかったか楽しくなかったかなんて、今の俺にはどっちでもいーことだが、゛殺伐¨この言葉が一番しっくりくる時代だったことは確かだ
昔、俺はワルだった。女子供だろうが強い奴だろうがそんなの関係無く、俺の縄張りに入る奴、気にいらねぇ事をする奴は片っ端から殺し廻っていた。
このシティ内じゃ俺をしらねー奴なんていねー、そんな状況でよ、俺は一目置かれた存在として生きてたんだ。
そんな日々が楽しかったか楽しくなかったかなんて、今の俺にはどっちでもいーことだが、゛殺伐¨この言葉が一番しっくりくる時代だったことは確かだ
14 ぬ◆Jlto
〜TONNURA編〜
ただよ、そんな殺伐とした世の中でもよ、純真な人間ってのはいるもんで、
いちいち正義とやらを掲げては、俺と戦って消えていく、なんつー事が結構あったりした。
俺としては戦う事は嫌いじゃねーから楽しめたけど、奴らにとってはどーだったんだろーか。
まぁそいつらがどー思っていよーが、俺にはかんけーないんだけどね、俺そーゆう奴ら嫌いだからさ
ただよ、そんな殺伐とした世の中でもよ、純真な人間ってのはいるもんで、
いちいち正義とやらを掲げては、俺と戦って消えていく、なんつー事が結構あったりした。
俺としては戦う事は嫌いじゃねーから楽しめたけど、奴らにとってはどーだったんだろーか。
まぁそいつらがどー思っていよーが、俺にはかんけーないんだけどね、俺そーゆう奴ら嫌いだからさ
15 ◆rwIJ
嫌いついでに言うと、俺は人に媚びる人間ってのが一番でぇ嫌いなんだ。とくによ、一方的に擦り寄って来て誰に対しても愛想が良くて、だから自分は優しくされて当然です、なんて考えを持ってる奴はヘドが出るくらいに嫌いなんだよ
まぁ得てしてそーゆうのは女か女々しい性格の男に多いんだがな。
ただこのシティでは、そんなあまっちょろい奴は生き残れねーから、実際そんな奴と遇わなくて済む事が唯一の救いなんだけどな
まぁ得てしてそーゆうのは女か女々しい性格の男に多いんだがな。
ただこのシティでは、そんなあまっちょろい奴は生き残れねーから、実際そんな奴と遇わなくて済む事が唯一の救いなんだけどな
16 ぬ◆Jlto
だが殺伐としながらもなんとか均衡を保っていたスキルシティに、ある日異変が起こったんだ。
vip国から多数のニンゲンがこのスキルシティに流れ込んで来たんだ。
vip国はスキルシティとは比べ者になんねーくらいに人口が多いとこだ。あぶねー奴からはじまり女子供が多数いる。
正直頭が痛くなるとはこの事だった。俺の好きだったスキルシティは消えちまったんだ
vip国から多数のニンゲンがこのスキルシティに流れ込んで来たんだ。
vip国はスキルシティとは比べ者になんねーくらいに人口が多いとこだ。あぶねー奴からはじまり女子供が多数いる。
正直頭が痛くなるとはこの事だった。俺の好きだったスキルシティは消えちまったんだ