1 陽花

【トーチュウ】紅白会見で後輩がSMAPリスペクト

■紅白でSMAPリスペクトの声 リハーサルで後輩ら「バトン」

 大みそかに放送される第67回NHK紅白歌合戦のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。これまで23回出場してきたSMAPがいない今年の夢舞台。出場するジャニーズの後輩たちは口々に偉大な先輩への思いを語り、先輩の名に恥じぬパフォーマンスを誓った。

◆関ジャニ、セクゾ V6、嵐が続々…

 ジャニーズの後輩グループが紅白の一時代を築いた先輩への思いを語った。関ジャニ∞の村上信五(34)は「追い掛けるには大きすぎる存在。勝手にバトンをもらったと思っているので、それを意識しながら、大みそかも来年以降も頑張っていきたいと思います」と神妙な面持ち。

 Sexy Zoneの菊池風磨(21)は「僕らが生まれる前から活躍されていて、僕らはSMAPを見て育った。僕らにとって永遠にSMAPはSMAPで、これからも追いつけ追い越せの精神で飛躍したい」と成長を誓った。

 V6の井ノ原快彦(40)は「去年の司会はSMAPがいなかったら司会ができなかった。中居(正広)くんが途中で何回も『ここまで最高だぞ』って盛り上げてくれた」と振り返り、「あの方々が決めたことを真っ正面に受け止めようと思う。ありがとうの一言しかないです。SMAPがいなかったらここまで来られなかった」と尊敬の念をにじませた。

 KinKi Kidsの堂本光一(37)は「本当は紅白でご一緒できればステキな事だったのに…」と共演がかなわなかったことを残念がった。

 Jr.時代、SMAPのバックだった2人。SMAPのコンサート中のKinKi Kidsコーナーの時に、SMAPが「ぼくらと同じようにKinKi Kidsも応援して」とファンに呼び掛けてくれたという。SMAP自身、光GENJIのコンサートで自分たちのコーナーになると客が席を立ち、悔しい思いをしたことから、この言葉が出たようだ。

 堂本剛(37)は「そういう一つ一つが、僕らの今にとてつもなく大きく影響している。今年は教えてもらったことをかみしめながらステージに立ちました」と静かに語った。

 嵐の櫻井翔(34)は「初めて(紅白に)出させていただいたとき、中居くんが(舞台の)そでで見ていてくださった。すごく心強くて、初出場で不安でいっぱいだった僕たちを支えてくださった。これまで誰も経験してこなかった切り開いてくれた先輩で、背中から学ぶことがいっぱいでした」と話した。


(16/12/30(金)東京中日スポーツ)