1 陽花
【ニッカン】中居がサムガでメンバーの名を叫ぶA
<SMAPの2016年>
▼1月13日 日刊スポーツが解散危機報道
▼同18日 メンバーがフジテレビ系「SMAP×SMAP」で生謝罪
▼5月5日 ジャニー喜多川社長が解散説を完全否定
▼7月24日 フジテレビ系「27時間テレビ」で明石家さんまの追求に、中居が「バタバタしたけど円滑」
▼8月10日 中居、稲垣、草なぎ、香取がジャニーズ事務所に解散を申し入れ
▼同14日 ジャニーズ事務所がファクスで解散を発表
▼同24日 解散発表後、初の「SMAP×SMAP」収録
▼12月1日 「SMAP×SMAP」でラスト歌唱となる「世界に一つだけの花」を収録
▼同8日 「SMAP×SMAP」最後の収録。ビストロSMAPのコーナーでタモリをゲストに迎える
▼同21日 25周年記念のベストアルバム「SMAP 25 YEARS」が発売
▼同23日 紅白の出場辞退を発表
▼同26日 「SMAP×SMAP」の最終回放送。瞬間最高視聴率はビデオリサーチ調べで関東地区で27・4%(関西地区27・5%)を記録
◆香取慎吾が勝負パンツ見せた ダメもと願いも快諾
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
31日に解散するSMAPメンバーの中で、最もインタビューする機会に恵まれたのは香取慎吾だった。テレビ朝日サッカー日本代表応援団長を務める際、何度か連載取材に携わった。
香取は写真撮影の際、どんなお願いにも応えてくれた。勝負パンツを履いていると明かしたので、ダメもとで「パンツを見せてください」とお願いすると、快諾してくれた。
また、日本代表があと1勝でW杯出場、という試合の取材では、巻物と筆を持参した。「日本代表に向けて何か一筆お願いします」と、こちらもダメもとでお願いした。
うなずいた香取はさっと筆を執り、巻物に勢い良く文字を書いた。書いた文字は「王手」ではなく「大手」だった。書き終えた瞬間、凍った記者の表情を見て間違いに気付いたらしく、香取は「あっ」と小さな叫び声を上げた。音で瞬時に判断した結果のうっかり間違いだった。何事も瞬時に判断し、行動するクセがついているのだろう。
香取に聞いたところ、習字を習ったことはないという。一瞬の迷いもなく勢いよく筆を滑らせる姿は、文字が間違っていた事実がどうでも良く思えるほど、潔くて気持ち良かった。
この日のインタビューは大物芸能人の訃報が飛び込んできたため、残念ながらお蔵入りになってしまった。「大手」も「王手」も日の目を見る機会はないが、記者が今も大切に保管している。
(17/1/1(日)日刊スポーツ)
▼1月13日 日刊スポーツが解散危機報道
▼同18日 メンバーがフジテレビ系「SMAP×SMAP」で生謝罪
▼5月5日 ジャニー喜多川社長が解散説を完全否定
▼7月24日 フジテレビ系「27時間テレビ」で明石家さんまの追求に、中居が「バタバタしたけど円滑」
▼8月10日 中居、稲垣、草なぎ、香取がジャニーズ事務所に解散を申し入れ
▼同14日 ジャニーズ事務所がファクスで解散を発表
▼同24日 解散発表後、初の「SMAP×SMAP」収録
▼12月1日 「SMAP×SMAP」でラスト歌唱となる「世界に一つだけの花」を収録
▼同8日 「SMAP×SMAP」最後の収録。ビストロSMAPのコーナーでタモリをゲストに迎える
▼同21日 25周年記念のベストアルバム「SMAP 25 YEARS」が発売
▼同23日 紅白の出場辞退を発表
▼同26日 「SMAP×SMAP」の最終回放送。瞬間最高視聴率はビデオリサーチ調べで関東地区で27・4%(関西地区27・5%)を記録
◆香取慎吾が勝負パンツ見せた ダメもと願いも快諾
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>
31日に解散するSMAPメンバーの中で、最もインタビューする機会に恵まれたのは香取慎吾だった。テレビ朝日サッカー日本代表応援団長を務める際、何度か連載取材に携わった。
香取は写真撮影の際、どんなお願いにも応えてくれた。勝負パンツを履いていると明かしたので、ダメもとで「パンツを見せてください」とお願いすると、快諾してくれた。
また、日本代表があと1勝でW杯出場、という試合の取材では、巻物と筆を持参した。「日本代表に向けて何か一筆お願いします」と、こちらもダメもとでお願いした。
うなずいた香取はさっと筆を執り、巻物に勢い良く文字を書いた。書いた文字は「王手」ではなく「大手」だった。書き終えた瞬間、凍った記者の表情を見て間違いに気付いたらしく、香取は「あっ」と小さな叫び声を上げた。音で瞬時に判断した結果のうっかり間違いだった。何事も瞬時に判断し、行動するクセがついているのだろう。
香取に聞いたところ、習字を習ったことはないという。一瞬の迷いもなく勢いよく筆を滑らせる姿は、文字が間違っていた事実がどうでも良く思えるほど、潔くて気持ち良かった。
この日のインタビューは大物芸能人の訃報が飛び込んできたため、残念ながらお蔵入りになってしまった。「大手」も「王手」も日の目を見る機会はないが、記者が今も大切に保管している。
(17/1/1(日)日刊スポーツ)