剛『嘘の戦争』制作発表に出席�@

■草なぎ剛　ソロ初会見で一触即発　心境問われ「頑張ります」

　昨年１２月３１日に解散したＳＭＡＰの草なぎ剛（４２）が６日、都内で、主演するフジテレビ系連続ドラマ「嘘（うそ）の戦争」（１０日スタート、火曜後９・００）の制作発表に出席した。解散後、公の場に姿を見せるのはメンバー５人の中で初めて。黒のスーツ姿で登壇すると「この作品で２０１７年、爽やかにスタートさせたい」とあいさつした。

　質疑応答では主催した関西テレビが２問だけ質問を受け付けた。いずれも国民的関心事だったＳＭＡＰの解散に触れることはなく、タイトルにちなんで「今までついた嘘」と「お正月の過ごし方」を出席者全員に尋ねる質問に終わり、草なぎの思いを引き出すことはなかった。

　その後は時間の都合を理由に終了。挙手していたのに当てられなかった記者の一人は、司会者が意図的に質問者を選んだと疑い、局側に「仕込みの質問しか受け付けないのか！？」と怒声を上げ、会場はピリピリムードに包まれた。

　会見終了後、現在の心境を聞こうと草なぎの元に取材陣が集まった。しかし、局のスタッフが写真撮影で使ったドラマの看板で草なぎを隠すようにして過剰にガード。それでも草なぎは記者の声に答えようと看板の下から顔をのぞかせ、「頑張ります。よろしくお願いします」と胸の前で両手を合わせて、謝るようなポーズで会場を後にした。

　関西テレビの担当者は「（司会者が解散に触れない質問者だけを当てたのは）たまたまです」と説明した。

　ドラマは幼い頃に家族を殺された主人公が、天才詐欺師となって恨みを晴らそうとする物語。藤木直人（４４）、菊池風磨（２１）らが共演する。

◆草なぎ　大事なソロ初仕事に意気込み「力を全て注ぎ込みたい」

　最初にあいさつしたプロデューサーが緊張しているのを見て心配したという草なぎは「自分の番になると緊張するものですね。いや〜参りましたね〜」と苦笑い。Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅの菊池風磨が「（演技は）背中を見て学ぶ」と話すと、草なぎは「風磨くんは背中というより腹筋を見せてくる」。共演者にも積極的に話し掛け、場を盛り上げた。

　草なぎにとっては大事なソロ初仕事。「今持っている力を全て注ぎ込みたい」。ＰＲの言葉にも力がこもった。

◆キムタク「新人」ラジオで心境　ＳＭＡＰ解散は「実感湧かない」

　木村拓哉（４４）がパーソナリティーを務めるＴＯＫＹＯ　ＦＭ「木村拓哉のＷｈａｔ’ｓ　ＵＰ　ＳＭＡＰ！」が６日、ＳＭＡＰ解散後初めて放送された。

　新たなスタートを切った心境を「新人」とひと言で表現。「新たな気持ちで自然体で過ごせていけたら」と抱負を述べた。ＳＭＡＰがつかない「木村拓哉」になったことにも触れ「実感が湧かないところもあるんですけど、今まで以上に一人じゃなくて、皆さんの力を借りていろんなものをつくり上げていきたい」と語った。

（17/1/7(土)スポニチ）