1 陽花

中丸がゴールデン初MCで中居にバトンを繋ぐ@

■KAT-TUN中丸雄一、地上波ゴールデン初MC「中居さんと良いつながりを」

 充電期間中の人気グループ・KAT-TUNの中丸雄一が、地上波のゴールデン帯の番組で初めて司会を務めることになった。テレビ朝日系で今春スタートする新番組『世界ルーツ探検隊』(毎週月曜 後7:00〜7:54)で、4月から月曜よる8時に引っ越す『中居正広のミになる図書館』でMCを務めるジャニーズ事務所の先輩・中居正広にバトンをつなぐ。きょう14日は、早朝の『グッド!モーニング』(前4:55〜)に始まり、深夜の特別番組『緊急生放送!中丸雄一SP』(深0:50〜※一部地域をのぞく)まで、同局のさまざまな番組に中丸が出演して新番組をアピールする。

 中丸は「僕、プレッシャーに弱いタイプなんです。ゴールデンとかMCとか、あんまり考え過ぎると…、実はここ1週間、これまでは何とも思わなかった『ゴールデン』という単語を聞くだけで、お腹が痛くなるんですよ(笑)」と、不安を口にしながらもやる気は十分。しかも、情報解禁当日に、既存の番組に出まくり、深夜帯とはいえ30分番組を生放送するとは、同局の期待も相当大きい。

 番組は、暮らしの中にある身近な“モノ”をピックアップし、そのルーツを追跡していく知的エンターテインメント。歴史学者などで編成された「ルーツ委員会」による“旅のしおり”をもとに、アイドルや芸人・俳優などの「ルーツ探検隊」が世界中を飛び回り、その回のテーマとなっているモノのルーツや、訪れた国に隠されたさまざまなルーツを探る「今までありそうでなかった知的エンターテインメント番組」(船引貴史プロデューサー)。

 中丸の起用理由について、船引Pは「ボイスパーカッションの腕は超一流、イラストが得意だったり、戦争の歴史に興味があったり。まだまだ開拓されていないミステリアスな部分も持っているようです。さらに、1つのモノにハマる“探究心”も持っている」と指摘し、「まだ世間には知られていない“無限の可能性”」に期待を寄せる。

 本日の出演スケジュールは、『グッド!モーニング』、『羽鳥慎一モーニングショー』(前8:00〜)、『ワイド!スクランブル』(前10:25〜)の3番組に生出演し、『世界ルーツ探検隊』の宣伝にいそしむ。さらに、『林修の今でしょ!講座』(後7:00〜)、『中居正広のミになる図書館』(後11:15〜)にもゲスト出演する。続けて深夜0時50分からの『緊急生放送!中丸雄一SP』では、新番組の全貌や、中丸の起用理由などを明らかにしていく。

 さらに、KAT-TUNのメンバーを個別に訪問して、番組MC就任を報告する中丸に密着。同局で冠番組『相葉マナブ』を持ち、昨年末の『NHK紅白歌合戦』では白組司会も務めた嵐の相葉雅紀から“司会をする上での助言”をもらったVTRもオンエアされる。

 中丸から改まって話があると聞いた亀梨和也、上田竜也はそれぞれ「いきなり何…!? まさか…」と不審がる中、中丸は「大丈夫! 全力で100%前向きな報告だから! 心配だらけだけど…」と、MC就任を伝えると、亀梨は「テレ朝さん、本気ですか…大丈夫!? KAT-TUNで初のゴールデン司会者じゃん!」とビックリ。上田も「マジで!? やったじゃん!」と、驚きながらも祝福した。さらに、「人柄の良さがいい所なんだから、MCになったからといって、急変しないでね(笑)。そこらへんはちゃんと謙虚に。オンエアを見て、ダメなところがあったらメールします」(亀梨)、「ゴールデンだからって縮こまっちゃダメでしょ! ここは素直にいろんな人に助けてもらおうよ。チームワークは大事だよ」(上田)など、愛ある助言を次々と送っていた。

 一方、相葉は「(視聴者は)緊張しているのは、観たくないんじゃないかな。きっと自分自身が楽しむことだよね。みんながみんな、番組を持てるわけじゃないからね。同じテレ朝でせっかく番組やれるんだし、頑張ってよ!!」とエールを送っていた。

■中丸雄一 コメント
――地上波ゴールデン初MCを務めるにあたっての心境は?

 「いまはまだ一歩引いた視点を持つ余裕がなくて、先のことまでは気が回らない状態。ただ、中居さんと良いつながりが築ければ最高ですし、そこを目指したいとは思っています。そのためにも、まずはスタッフさんや共演者の皆さんから助言をいただきながら、なるべく自然体でリラックスしてやるしかないと思っています」

――新番組の内容については、どう感じていますか?

 「僕自身も『テレビで観たいな』と思う海外の映像が満載で、楽しんで観ているうちに知識が増える番組。年代を問わず、ご家族そろって楽しんでいただけると思います。昨今のテレビ番組は近場のロケが多い印象がありますけど、この番組はひたすらお金をかけて外へ、外へと出ていくので、とにかくスケールが大きいんですよ! 僕自身もチャンスがあれば海外へ飛んで、いろんなモノのルーツを探っていきたいです」

――“中丸雄一のルーツ”をひとつ挙げるとすれば、何ですか?

 「パッと思い浮かぶのは、生まれ育った東京・北区ですね。僕の地元は飲み屋さんも多くて、人と人の距離が近いんですよ。僕自身も人とざっくばらんに話したいと思うタイプで、それが当たり前だと思っていたんです。でも、ほかの地域で一人暮らしを始めたら、意外とそうじゃないんだ、と気づいて…。そういった意味で、僕の性格は生まれ育った土地の影響を強く受けていると思います」

――最後に視聴者へのメッセージをお願いします。

 「この春からは『世界ルーツ探検隊』を生活のルーティーンにしていただけたら、うれしいです。僕の顔色も夏頃までには、だんだん良くなっていくと思うので、おまけとして僕の顔色チェックもしていただけると(笑)。とにかく、皆さんには気軽に見ていただきたいですね。そう言ってる僕が一番気軽じゃねぇよ! って感じですけど(笑)」

(17/2/14(火)ORICON NEWS)