1 陽花

【報知】吾郎&剛&慎吾が9月独立B

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◆キムタク、来年公開映画で嵐・二宮と共演…来年早々に主演ドラマ

 昨年1月に独立・分裂騒動が勃発した当初から、一貫して事務所残留の構えを見せていた木村拓哉(44)は、今後もこれまで同様の活動を続けることになる。4月には、カンヌ国際映画祭にも特別招待された映画「無限の住人」(三池崇史監督)が公開され、来年には嵐の二宮和也(34)と共演する映画「検察側の罪人」(原田眞人監督)の公開を控える。

 これまでジャニーズ事務所内には上層部間の溝などがあり、SMAPと嵐の共演は、タブー視されていた。「―罪人」は今まで実現しえなかった共演でもあり、木村は7月のクランクインを前に「二宮、他キャストの皆さんと撮影現場を思い切り楽しみたい」と心待ちにしていた。

 木村は、メンバーで唯一「SMAP」の名前を残したTOKYO FM「木村拓哉のWhat’S UP SMAP!」(金曜・後11時)の出演も続ける。他の4人と違ってテレビのレギュラー番組はないものの、来年早々に主演ドラマの放送も内定している。

◆草なぎ、香取、ラジオで独立語らず…「ShinTsuyo POWER―」

 草なぎ、香取が出演するbayfmのラジオ番組「ShinTsuyo POWER SPLASH」が18日午後7時から放送されたが、番組は事前に収録されたもので、2人は独立について触れることはなく、普段と変わらない様子で進行。SMAPの楽曲「Fly」などを流した。

◆【解説】ジャニー社長、3人の意志尊重「一人一人やっていけるっていう自信がついたってこと」

 ジャニー喜多川社長(85)も公としては極めて異例のコメントを発表して「5人」を応援し続ける考えを明かした。

 昨年8月の解散決定時には「全員残留」と発表された。だが、稲垣、草なぎ、香取の強い意志で、活動休止から解散へ急転した時から、事務所の退所は避けられなかった。当時すでに自動更新のタイミングが過ぎ、今年9月までの契約は決まっていた。

 唯一、3人を“翻意”できるのはジャニー社長だったが、解散が決まったときと同様、3人の意志を尊重した。今年1月、解散してから初めて取材に応じた際には、5人に対して「『(S)すばらしい(M)MEMORIES(A)ありがとう(P)POWER』。だから終えちゃっていいんじゃないか。彼たちは一人一人やっていけるっていう自信がついたっていうことですよね」と全面バックアップを約束した。今回再び同じ言葉を使った。そのときから思いは同じということだ。

 ジャニー社長は非公式で取材に応じることはあるが、公式にコメントを出すのは極めて異例だ。せめて愛情を持って送り出すしかない、という思いがにじみ出ていた。

続く→