1 陽花

吾郎&剛&慎吾が中国進出の可能性も@

■独立3人が中国進出!パイプ築き女性元マネ準備着々

 元SMAPの稲垣吾郎(43)草なぎ剛(42)香取慎吾(40)の3人が、9月8日をもってジャニーズ事務所との専属マネジメント契約を終了することが公になった19日、3人が本格的な中国進出に向けて動いていたことが分かった。信頼を寄せる元女性マネジメント室長と合流し、中国の芸能界に顔が利く関係者とも協力していくとみられる。

 元マネジメント室長は現在、中国系企業の関連会社に所属している。親しい関係者によると、中国内での映画業界に対して強い影響力を持つ人物らと協力関係にあるという。

 昨年8月のSMAP解散発表以降、3人は、元室長と直接会い、今後について相談するなどしていたという。別の関係者によると、元室長は日本国内の大手映画会社を何度か訪れており、また、下見や打ち合わせなどのため複数回中国に渡り、着々と準備を進めているという。稲垣、草なぎ、香取の3人も、関係者とともに中国を訪れていたという情報もあり、将来的に中国で製作される映画に出演する可能性もある。

 元室長を親のように慕っていた香取をはじめ、3人は独立後、厚い信頼を寄せる元室長と合流する可能性が高い。元室長が事実上プロデュースする形で、本格的な中国進出を視野に入れていくことになりそうだ。

 SMAPは中国でも人気が高い。メンバーの出演ドラマや映画などを見た女性ファンを中心に認知度も高く、11年9月には北京で、約4万人(うち9割は中国各地からのファン)を動員してのコンサートも成功させた。昨年8月の解散発表時には、一部中国メディアが「再び日本の芸能界を驚愕(きょうがく)させることになる」などと報じた。

 解散直前の昨年12月には、フジテレビ系「SMAP×SMAP」最終回放送を受け、中国の駐日大使館がツイッターで「ありがとう、SMAP」と感謝を伝えた。現地事情に詳しい芸能関係者は「SMAPは中国での人気も十分に高い。独立後の3人の中国進出は、戦略的に理にかなっています」と解説した。

 ジャニーズ事務所は18日、稲垣、草なぎ、香取が独立すると発表した。中居正広(44)木村拓哉(44)は事務所に残留する。

◆稲垣らラジオも影響 独立組未定、残留組は継続予定

 ラジオ各局にも影響が及んでいる。「編集長 稲垣吾郎」(水曜午後9時30分)を放送する文化放送は「7月期は継続予定ですが、10月以降は改編前なので未定」とコメント。草なぎ剛、香取慎吾の「Shin Tsuyo POWER SPLASH」(日曜午後7時)のbay fmは「9月8日以降のことは未定」。「中居正広 ON&ON AIR」(土曜午後11時)を放送するニッポン放送は「継続予定」。「木村拓哉のWHAT’s UP SMAP!」(金曜午後11時)を放送するTOKYO FMは「今のところ変更の予定はない」とした。

◆草なぎ独立発表で「1本満足バー」などCM今後未定

 草なぎ剛(42)と香取慎吾(40)がCMに出演する各社が19日、独立発表を受け反応した。

 草なぎがCMに出演する「1本満足バー」を販売するアサヒフードアンドヘルスケアは、「今回の報道を受けてびっくりしております。私どもとしては引き続き出演していただきたいのですが、先方のこともありますので、今後のことは未確定です。関係各所と協議していきます」と答えた。

 草なぎがCMに出演する「昆布ぽん酢」のヤマサと、香取がCMに出演する「明治北海道十勝スマートチーズ」の明治は「今の時点では何もお答えできません」と答え、独立後の契約について未定とした。

続く→