1 陽花
吾郎＆剛＆吾郎のレギュラー番組、10月以降も存続？①
■「スマ」ままではスマされない！？独立３人の番組 テレビ各局扱い“横にらみ”
ジャニーズ事務所を９月に退社することが決まった稲垣吾郎（４３）、草なぎ剛（４２）、香取慎吾（４０）のＳＭＡＰ元メンバー３人のレギュラー番組を放送中のテレビ局が“横にらみ”の状況に陥っている。番組の存続について各局の担当者は「何とかうまく着地する方法はないか」と頭を悩ませているという。
先週末、同事務所の藤島ジュリー景子副社長が各局に足を運び、３人の独立を報告した。これを受け、局側は３人の番組を秋改編でどうするか判断することになったが、ある編成担当者は「編成権は局側にあるが、簡単には決められない」と明かした。
局が頭を悩ませているのは、事務所側の意向を測りかねているからだ。事務所側は３人の番組について口を挟まないというスタンス。テレビ局幹部も「事務所側から“こうしてほしい”というような要望はない」と語る。
そのため各局は、他局の動向の探り合いとなっており、編成担当者は「どこか一つ決まれば流れが決まると思う」と予想。一つでも番組の終了が正式発表されれば、他局が追随する可能性は高い。
一方で現在、各局の間に広がっているのは「ＳＭＡＰ絡みのタイトルがついている番組は対応を急いだ方がいいのでは」との認識だ。
香取がＭＣを務めるテレビ朝日「ＳｍａＳＴＡＴＩＯＮ！！（スマステ）」は早々に終了が内定。ただ、正式発表はされておらず、同局関係者は「終了情報が先走りして、スマステのプロデューサーや担当部長も何も聞いていないという異例の状態」と明かすほど局内も混乱している。後番組となるドラマ枠のキャスティングも進んでおらず、番組終了の準備に入れていない。
草なぎが出演するテレ朝「『ぷっ』すま」に関しても、少なくても番組名を使い続けるのは難しそう。香取が出演するフジテレビ「おじゃＭＡＰ！！」は「マップ」が入っており、局員の間で「スマは駄目でマップはセーフなのか」という忖度（そんたく）ワードも飛び出すなど混迷している。やはり「スマ」のままでは“スマ”されそうもない！？
◆ラジオも困惑…１０月の改編期に「今後の方針を検討」へ
ラジオ番組についてもこれから方向性を決める。稲垣がＭＣの文化放送「編集長 稲垣吾郎」、香取と草なぎがＭＣのｂａｙｆｍ「ＳｈｉｎＴｓｕｙｏ ＰＯＷＥＲ ＳＰＬＡＳＨ」はいずれも９月まで継続する意向で、両局の担当者は１０月の改編期に「今後の方針を検討する」と話した。
ただ、関係者の一人は「他はどのような反応なんでしょう？」と他局の動向も気になるようだ。
また、テレビでは草なぎがナレーターを務めるＮＨＫ「ブラタモリ」について、ＳＮＳ上で視聴者から「彼がいるから番組が成立」「あれはジャニ枠というよりキャラ枠」など続投を望む声が殺到しているという。
◆ＴＯＫＩＯ国分「先輩」変わらず ＮＥＷＳ小山「正直寂しい」
ジャニーズ事務所の後輩も思いを明かした。ＴＯＫＩＯの国分太一（４２）はＴＢＳ「白熱ライブ ビビット」で、「どこへ行っても自分にとって先輩」と吐露した。国分にとってのＳＭＡＰはオートレーサーに転身した森且行（４３）を含め「５人ではなく６人」で、「６人に刺激を受けて僕はこうやって仕事ができている。これからも稲垣さん、草なぎさん、香取さんからたくさんの刺激を受けたい」と話した。
ＴＯＫＩＯの山口達也（４５）は日本テレビ「ＺＩＰ！」で「本当に長く事務所の先輩として引っ張ってきてくれて、ありがとうございました」と３人に感謝した。
また、ＮＥＷＳの小山慶一郎（３３）は日本テレビ「ｎｅｗｓ ｅｖｅｒｙ．」で「正直寂しい。尊敬している先輩たちが決めたこと。しっかりと受け止めたい」と話した。
◆ファンはＳＭＡＰ再結成を諦めず？番組存続を心配する声も多数
香取ら３人が退社するという発表を受け、ネット上にはファンのさまざまな声があふれた。「３人が独立しようが何しようが関係ない」と引き続き応援するコメントのほか、中居と木村が残留することから「ＳＭＡＰ再結成をまだ諦めていない」と期待する書き込みも多くみられた。
一方で、「レギュラー番組やラジオはどうなるの？終わってしまうの？」と９月以降の番組の存続を心配する声も上がっていた。
（17/6/20(火)スポニチ）
ジャニーズ事務所を９月に退社することが決まった稲垣吾郎（４３）、草なぎ剛（４２）、香取慎吾（４０）のＳＭＡＰ元メンバー３人のレギュラー番組を放送中のテレビ局が“横にらみ”の状況に陥っている。番組の存続について各局の担当者は「何とかうまく着地する方法はないか」と頭を悩ませているという。
先週末、同事務所の藤島ジュリー景子副社長が各局に足を運び、３人の独立を報告した。これを受け、局側は３人の番組を秋改編でどうするか判断することになったが、ある編成担当者は「編成権は局側にあるが、簡単には決められない」と明かした。
局が頭を悩ませているのは、事務所側の意向を測りかねているからだ。事務所側は３人の番組について口を挟まないというスタンス。テレビ局幹部も「事務所側から“こうしてほしい”というような要望はない」と語る。
そのため各局は、他局の動向の探り合いとなっており、編成担当者は「どこか一つ決まれば流れが決まると思う」と予想。一つでも番組の終了が正式発表されれば、他局が追随する可能性は高い。
一方で現在、各局の間に広がっているのは「ＳＭＡＰ絡みのタイトルがついている番組は対応を急いだ方がいいのでは」との認識だ。
香取がＭＣを務めるテレビ朝日「ＳｍａＳＴＡＴＩＯＮ！！（スマステ）」は早々に終了が内定。ただ、正式発表はされておらず、同局関係者は「終了情報が先走りして、スマステのプロデューサーや担当部長も何も聞いていないという異例の状態」と明かすほど局内も混乱している。後番組となるドラマ枠のキャスティングも進んでおらず、番組終了の準備に入れていない。
草なぎが出演するテレ朝「『ぷっ』すま」に関しても、少なくても番組名を使い続けるのは難しそう。香取が出演するフジテレビ「おじゃＭＡＰ！！」は「マップ」が入っており、局員の間で「スマは駄目でマップはセーフなのか」という忖度（そんたく）ワードも飛び出すなど混迷している。やはり「スマ」のままでは“スマ”されそうもない！？
◆ラジオも困惑…１０月の改編期に「今後の方針を検討」へ
ラジオ番組についてもこれから方向性を決める。稲垣がＭＣの文化放送「編集長 稲垣吾郎」、香取と草なぎがＭＣのｂａｙｆｍ「ＳｈｉｎＴｓｕｙｏ ＰＯＷＥＲ ＳＰＬＡＳＨ」はいずれも９月まで継続する意向で、両局の担当者は１０月の改編期に「今後の方針を検討する」と話した。
ただ、関係者の一人は「他はどのような反応なんでしょう？」と他局の動向も気になるようだ。
また、テレビでは草なぎがナレーターを務めるＮＨＫ「ブラタモリ」について、ＳＮＳ上で視聴者から「彼がいるから番組が成立」「あれはジャニ枠というよりキャラ枠」など続投を望む声が殺到しているという。
◆ＴＯＫＩＯ国分「先輩」変わらず ＮＥＷＳ小山「正直寂しい」
ジャニーズ事務所の後輩も思いを明かした。ＴＯＫＩＯの国分太一（４２）はＴＢＳ「白熱ライブ ビビット」で、「どこへ行っても自分にとって先輩」と吐露した。国分にとってのＳＭＡＰはオートレーサーに転身した森且行（４３）を含め「５人ではなく６人」で、「６人に刺激を受けて僕はこうやって仕事ができている。これからも稲垣さん、草なぎさん、香取さんからたくさんの刺激を受けたい」と話した。
ＴＯＫＩＯの山口達也（４５）は日本テレビ「ＺＩＰ！」で「本当に長く事務所の先輩として引っ張ってきてくれて、ありがとうございました」と３人に感謝した。
また、ＮＥＷＳの小山慶一郎（３３）は日本テレビ「ｎｅｗｓ ｅｖｅｒｙ．」で「正直寂しい。尊敬している先輩たちが決めたこと。しっかりと受け止めたい」と話した。
◆ファンはＳＭＡＰ再結成を諦めず？番組存続を心配する声も多数
香取ら３人が退社するという発表を受け、ネット上にはファンのさまざまな声があふれた。「３人が独立しようが何しようが関係ない」と引き続き応援するコメントのほか、中居と木村が残留することから「ＳＭＡＰ再結成をまだ諦めていない」と期待する書き込みも多くみられた。
一方で、「レギュラー番組やラジオはどうなるの？終わってしまうの？」と９月以降の番組の存続を心配する声も上がっていた。
（17/6/20(火)スポニチ）