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『クソ野郎と美しき世界』監督4人決定@

■稲垣、草なぎ、香取オムニバス映画 監督に爆問太田!草なぎエピソード担当

 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(52)が、元SMAPの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が出演するオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」(来年4月6日公開)の短編1作で、監督を務めることが13日、分かった。4作で構成されるが、太田がメガホンをとるのは草なぎ出演のエピソード。2本目の監督作となる太田は、3人の公式サイト「新しい地図」になぞらえ、“宝探し感覚”で撮影に臨むことを宣言した。

 かねて監督業に強い興味を示している太田が、新しい地図を描く3人のために一肌脱ぐことになった。SMAP時代から親交が深く、番組では度々共演。2010年のアルバム「We are SMAP!」では、表題曲を作詞した。3人のジャニーズ事務所退社後も、11月にAbema TV「72時間ホンネテレビ」にコンビで出演。SMAP関連の際どいワードを放つなど大暴れした。

 太田は1991年に、今作同様のオムニバス映画「バカヤロー!4」で監督経験はあるが、20年以上も前からコメディー映画を撮ることが目標。作品内容について、草なぎとタッグを組むこと以外は明かされていないが、得意ジャンルのお笑い系となる可能性もある。

 ほかの2人も頼もしい“パートナー”を迎えた。稲垣の出演作は映画界で異彩を放つ園子温監督(55)、香取の出演作は劇作家やCMディレクターとして活躍する山内ケンジ監督(59)が担当する。キャスト未発表の「Episode4」は、SMAPの「華麗なる逆襲」のミュージックビデオを手掛けた児玉裕一監督(42)のメガホンとなる。

 クランクインは年明け以降で、太田は「どこに宝が埋まっているか分からないところを一歩一歩歩きながら探すような感じで、映画を作っていけたら楽しいかなと思います。もしかしたら地雷が埋まってるかもしれません」とジョーク交じりの意気込み。草なぎも「監督、太田光さんに期待してます。とても楽しみです」と胸を高鳴らせていた。

(17/12/14(木)デイリースポーツ)


■草なぎ主演作に爆問・太田監督!27年ぶりメガホン「未開の地に降り立ったような感じ」

 お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(52)が元SMAPの稲垣吾郎(44)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が出演する「クソ野郎と美しき世界」(来年4月6日公開)で27年ぶりに映画監督を務めることが13日、分かった。

 同作は4本の短編で構成するオムニバス映画。「極悪でバカで泣けて踊れる? クソ野郎だらけの4つのストーリー!」をテーマに製作され、3人は各話に単独主演。残り1本の出演者について製作側は「クソ野郎★ALL STARS」と明記しており、3人で共演する可能性が高い。

 太田がメガホンを執るのは1991年の「バカヤロー!4 YOU! お前のことだよ」以来。製作側からオファーを受けた太田が物語のテーマに共感し、快諾した。

 今回は草なぎの主演作を担当。年明けからシナリオ執筆に取りかかるが、草なぎとは11月にAbemaTVで放送された「72時間ホンネテレビ」で共演するなど気心は知れており、絶妙のコンビネーションに期待がかかる。

 映画鑑賞が趣味という太田は喜劇王、チャールズ・チャプリンや巨匠、黒澤明監督の作品に心酔しており、多忙の合間を縫い、シナリオを執筆するなどして監督業に意欲を見せていた。

 太田は3人が立ち上げた新サイトの名前を引き合いに「『新しい地図』というくらいですから、未開の地に降り立ったような感じです」と感激。「どこに宝が埋まっているかわからないところを一歩一歩、歩きながら、探すような感じで映画を作りたい」と気合が入る一方、「もしかしたら地雷が埋まっているかも…」と意味深に笑わせた。

 太田とのタッグを心待ちにする草なぎは「監督、太田光さんに期待してます。とても楽しみです」と熱演を誓っていた。

◆元SMAP3人のオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」の監督4人決定

 短編4本のうち「エピソード1」に主演する稲垣は「愛のむきだし」などで知られる鬼才、園子温監督(55)とのコンビで「今の僕を『むきだし』にしてくれそうな園監督。ご一緒できることを大変光栄に思います」と感激。香取は「−2」で演劇ユニット「城山羊の会」をプロデュースする山内ケンジ監督(59)とタッグを組み、「監督が作る、僕の新しい世界に僕もワクワクしています」と期待。「−4」は映像ディレクターとして世界的に活躍する児玉裕一氏が監督する。

(17/12/14(木)サンスポ)