1 陽花

剛が『伊右衛門』新CM先行記者発表会に出席@

■本木雅弘の“名役者”ぶりに記者から称賛続々

 女優の宮沢りえと俳優の本木雅弘が18日、『伊右衛門』新TVCM先行記者発表会に出席。16日にV6の森田剛と結婚して以来初の公の場に登場した宮沢の声を聞くため、会場には数多くのマスコミがかけつけた。本木と同じく元ジャニーズ事務所で今回の新CMにも参加した草なぎ剛も迎え、宮沢本人もどこか緊張感漂う雰囲気で進行するなか、本木は宮沢や草なぎ相手にギリギリのトークを展開。“名役者”ぶりを見せると、会見後にはなんとか結婚の話題を聞き出したい報道陣からは「さすが」の声が漏れた。

 この日の会場にはムービーやスチールカメラマンがずらりと並び、宮沢が登場直後に「すごい雰囲気」と漏らすほどの空気感。そんな中、CMで監督を務めた中島信也氏が進行役を務め、「本木さんと草なぎさんはご関係あったんでしたっけ?」と尋ねられた本木は「古巣が一緒くらい…」とポツリ。笑いを誘うと、その後も草なぎの地元で本木の叔父の営む八百屋がある春日部市のローカルトークで盛り上がり、草なぎを「どこか本木さんには親近感を感じていた」とすっかりリラックスさせた。

 “ざわつきを癒やす”というCMテーマにちなみ、いよいよ本木は「おそらく私を含めてみなさん、ざわついていらっしゃる」と“本題”へ。「(CMでの)私の妻が世間を相当ざわつかせていらっしゃって。おかげさまで多くのご祝福をいただきまして。妻に代わりまして御礼を申し上げます」とお茶目に代理であいさつすれば、「今回に限らずまっしぐらで純真な心に驚かされてる。あらゆる意味で彼女の魅力の賜物。見守って…」とカミカミになりつつ優しくフォロー。そんな本木に宮沢も「ありがとうございます」と思わず笑みをこぼした。

 草なぎがCM出演を「新しいスタートを切ったので不安はあったけど、そういうのも楽しんで。いいタイミングです」と喜べば、すかさず「そちら(草なぎ)の新しい旅立ちも、こちら(宮沢)の新しいスタートも。そちらもこちらも“ゴー・ゴー”ですね!」と“剛”にかけたかは定かではないが、本木の見事なまとめ方に拍手も起こったほど。終盤、「本当にそういう(ドキドキさせるような)発言はするなと言われてたんですけど…」と苦笑していたが、おかげで会見が一気に和んだことも事実。長年連れ添った“妻”の新たな門出へのモックン流の祝福なのかもしれない。

 新テレビCM「こころの茶屋」篇は同日からオンエア。

(18/3/19(月)ORICON NEWS)


■宮沢りえ「雰囲気がすごいな」結婚後初公の場も指輪はなし

 16日にV6の森田剛(39)と結婚した女優の宮沢りえ(44)が18日、都内で伊右衛門新CM先行記者発表会に俳優の本木雅弘(52)、元SMAPの草ナギ剛(43)と出席。結婚後、公の場に登場するのは初めて。集まった多くの報道陣のただならぬ雰囲気に真っ先に反応し、マスコミからの「おめでとうございます」「新婚生活はどうですか?」と矢継ぎ早な質問と祝福に数回の会釈で応えた。顔をほんのり赤らめながら、幸せそうな笑顔を振りまいた。

 約100人の報道陣が集まり、張りつめた空気の中、りえはハイヒールにワンピースで姿を見せた。森田剛夫人になって初仕事。CM会見のため、左手薬指に指輪はなかった。無数のフラッシュがたかれると「雰囲気がすごいな」と口火を切ったのは、りえだった。緊張に包まれる会場の空気を、自ら和らげた。

 婚姻届提出から3日。りえはメイキング映像を見て豪快に笑うなど、いつもにまして表情豊か。“結婚報告”は本人ではなく、04年からこのCMで伊右衛門夫婦として長年連れ添った本木だった。

 「私を含めて、今日はみなさんざわついていると思いますが、この度私の妻が世間を相当騒がせています」と言い、「おかげさまで多くのご祝福を受けまして、妻の代わりにお礼申し上げます」と代弁した。

 これだけで止まらない。「妻の、常にまっしぐらで純真な心に驚かされていますが、あらゆる意味で彼女の魅力のたまもの。見守っていきたい」。何度かかみながらも、最大級の祝福を贈った“夫”の気遣い。りえは「すみません、いつも。ありがとうございます」と照れくさそうに何度も頭を下げた。

 “夫”の優しさはまだ続く。自身の古巣でもあるジャニーズ事務所を退社した草ナギが「新しいスタートを切った」と語ると、本木は「そちら(草ナギ)は新しい旅立ち、こちらも(りえ)新しいスタート。そちらもこちらもGO!GO!(剛と剛)ですね!」。夫の名前まで飛び出すと、りえは口に手を当ててこの日一番の笑顔を見せた。

 本木の“剛”発言で顔を真っ赤にしたりえ。「この会話をぶちこわすようで申し訳ないですけど」と気持ちを落ち着かせ、自身の性格を「心がまりのように跳んだり跳ねたり、常にざわざわしている性格。桜とか満月とか見ると、心がふわっとなる」。結婚についてストレートな表現こそなかったが、心の高揚を抑えることはできなかった。

 退場時、報道陣から「新婚生活はどうですか?」と質問されるとほほ笑みながら会釈。「妻が結婚されましたけど」と問われた本木は、ここでも「本当によかった」。マスコミを“アシスト”したこの日一番の功労者は「そういう発言をするなって言われてた」と苦笑い。「おめでたいことですから」と草ナギからも祝福されていた。

◆草ナギ、宮沢りえの結婚に「好きというのが伝わっていなくて残念」

 草ナギは伊右衛門夫妻の茶屋へ訪れる現代人役で出演。会見ではりえのファンだと明かし、古巣の後輩と結婚した新妻に対し「好きというのが伝わっていなくて残念」と悲しんだ。会見後に出席した記念番組でも好きな女性のタイプを「りえさんみたいな人」とべたぼれな様子。「何度も引っ越したのに家宝として持っていた『Santa Fe』の写真集にサインしてもらった」と喜んだ。

(18/3/19(月)スポーツ報知)