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慎吾が映画『凪待ち』で主演

■香取慎吾が映画『凪待ち』で主演 白石和彌監督と初タッグ

 元SMAPで俳優・アーティストの香取慎吾が、映画『凪待ち』(2019年公開)で主演することが、わかった。本作は映画『孤狼の血』や『彼女がその名を知らない鳥たち』など、多数の話題作を世に送り出し、現在、日本映画界の期待を最も集める白石和彌監督が、待望していた香取と初タッグを組むオリジナル脚本作品。香取は「今までぼくが演技したことのないような役と世界観で、この映画のこのストーリーの中に入れることがとても楽しみです」と力を込めている。

 同作は、新しい香取を描くべく、白石監督の構想を、『クライマーズ・ハイ』『ふしぎな岬の物語』などの脚本家・加藤正人氏が「喪失と再生」をテーマに重厚な人間ドラマに昇華した。香取が演じるのは、パートナーの女性とその娘と共に彼女の故郷、石巻市で再出発しようとする男。平穏に見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう…。人生につまづき落ちぶれた男の再生の物語、誰も見たことない香取に注目したい。

 「香取慎吾さんというスターを迎えての映画、とてもワクワクしています」という白石監督は「映画作品としても自分としてステップを踏めている気がして楽しみでしかありません。今回、『喪失と再生』をテーマに香取さんと映画をやってみたいと思いました。香取さんのスター感を若干消しながらも、人の生きる強さや優しさといったものに香取さんとならば触れられると思いました。そこを一緒に探していけたらと思っています」とコメント。

 香取も「白石監督とお仕事できてとてもうれしいです。今までぼくが演技したことのないような役と世界観で、この映画のこのストーリーの中に入れることがとても楽しみです。石巻の空気がこの映画の中に溢れおさまったらうれしいです」とメッセージを寄せている。


(18/7/6(金)ORICON NEWS)