1 陽花

剛が日仏合作アニメ映画『ムタフカズ』で主人公役

■草なぎ剛、話題の日仏合作アニメ映画で主人公!本格的な海外進出も

 元SMAPの草なぎ剛(44)が、日仏合作アニメ映画「ムタフカズ」(10月12日公開)の日本語版で主人公の声優を務めることが6日、分かった。人間のクズばかりが住む街に生まれ育った青年が仲間と騒動を乗り越えていく物語で、フランス語版が世界の13映画祭で上映された話題作。アニメ映画は13年ぶりとなる草なぎは「人間の愛という普遍的なテーマがストレートに表現されている」と作品の魅力を語っている。

 4月の映画「クソ野郎と美しき世界」で、愛すべきクソ野郎を演じた草なぎが、注目のアニメ映画でクズ野郎を演じる。

 「ムタフカズ」は、フランスの人気コミックが原作で、人間のクズばかりが住む街に生まれ育った青年・アンジェリーノ(草なぎ)が、仲間のヴィンスとウィリーとともに想像を超えた騒動に巻き込まれていく物語。ヴィンスの声を俳優の柄本時生(28)、ウィリーの声は満島真之介(29)が務める。草なぎがアニメ映画の声優を務めるのは2005年の「ロボッツ」以来13年ぶりだ。

 08年に日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した大ヒットアニメ映画「鉄コン筋クリート」の製作陣が、世界的オンラインゲーム「DOFUS」を手掛けたフランスの映像制作会社とのタッグで製作。

 オリジナルのフランス語版は、昨年のパリ国際ファンタスティック映画祭や東京国際映画祭など13の映画祭で上映され、大きな反響を呼んだ。その注目作の日本代表に選ばれたのが草なぎだ。

 製作陣は二枚目から三枚目、汚れ役まで幅広く演じ分けられる草なぎの演技力を高く評価し、「性格と雰囲気とボディーイメージがキャラクターにぴったりなことに加えて、3人のバランスがうまくできることも大切に考えた」と説明。草なぎは「『鉄コン筋クリート』という作品が大好きなので、そのスタッフとご一緒できるのがとてもうれしかった」と感激している。

 6月に東京都内でアフレコを実施。“クズ野郎”に魂を吹き込んだ草なぎは「愛によって弱さが強さに変わる! ということを感じていただけたらうれしい」と自信を見せる。同作は映画祭効果で世界各国からオファーも。字幕版として上映されれば、草なぎにとって本格的な海外進出になりそうだ。

(18/8/7(火)サンスポ)


■草なぎ、アニメ映画で声優『鉄コン筋クリート』制作陣集結

 俳優の草なぎ剛が10月12月公開のアニメーション映画『ムタフカズ(MUTAFUKAZ)』に吹替え声優として出演することが6日、わかった。映画は『鉄コン筋クリート』などで知られる「STUDIO4℃」がアニメーション制作を担当。フランスの「バンド・デシネ(コミック)」作家・ギヨーム“RUN”ルナールと、ゲーム・書籍など多彩なメディアで作品を発表する仏の製作会社「ANKAMA」から熱烈なオファーを受け、コラボレーション作品として製作される。

 昨年の『アヌシー国際アニメーション映画祭』(仏)、『東京国際映画祭』でオリジナルのフランス語版をプレミア上映。SNS上でも大きな話題を呼び、多くのアニメファンから劇場公開を望む声があがった。監督には『鉄コン筋クリート』のキャラクターデザイン・総作画監督をつとめた西見祥示郎氏、同じく美術監督には木村真二氏を迎え、ほか主要スタッフも同作の制作陣で構成された。

 このたび、満を持して日本での公開が決定。併せて、“人間のクズ”ばかりが住む街「ダーク・ミート・シティ」に暮らす“訳あり”な少年たち3人を演じる吹替え声優が発表された。草なぎがアンジェリーノ役で出演するほか、ヴィンス役を柄本時生、ウィリー役を満島真之介が務める。

 草なぎは「『鉄コン筋クリート』という作品が大好きなので、そのスタッフとご一緒できるのがとてもうれしかったです!」と声優出演に喜びを語り「人間の愛という普遍的なテーマがストレートに表現されていて、“愛によって弱さが強さに変わる!”ということを感じていただけたらうれしいです!」と作品の魅力についても熱弁している。

(18/8/7(月)ORICON NEWS)