1 陽花

『マスカレード・ホテル』完成披露試写会

■木村拓哉『HERO』共演者に厚い信頼感 松たか子とは「言葉にする必要ない」

 俳優の木村拓哉(46)と女優の長澤まさみ(31)が18日、都内で映画『マスカレード・ホテル』(来年1月18日公開)完成披露試写会に参加。木村にとって旧知の出演メンバーがそろっており、松たか子(41)らへの信頼関係を明かした。

 この日は小日向文世(64)、梶原善(52)、泉澤祐希(25)、東根作寿英(46)、石川恋(25)、濱田岳(30)、菜々緒(30)、宇梶剛士(56)、橋本マナミ(34)、田口浩正(51)、勝地涼(32)、生瀬勝久(58)、石橋凌(62)、鈴木雅之監督(60)が登壇。豪華な面々がそろい、木村は「ほぼほぼ集まっていただいた。すごい作品に自分が携わっているんだな、と。この数はありえないですよ」と登壇者への感謝の言葉を口にした。

 また、フジテレビ系『HERO』で共演したメンバーも多く出演しており、小日向は「元木村くんの相棒という役。木村くんとは2001年の『HERO』が初めての出会いでしたけど、それから、きょうみたいな感じで、ずっと末次事務官と久利生公平というかたちで出ていた。初めて刑事として、相棒として、ご一緒できました。僕にとっては記念すべき作品となりました」と感慨深げ。木村も「小日向さんは数少ない緊張しない先輩」と語り「今も、ここに出る前に裏で『僕は、元相棒だよね』と確認されました。スタンバイし終わったんですけど、おもむろに懐から携帯電話を取り出して長澤まさみちゃんに『写真、撮って』と」と暴露し、会場の笑いを誘っていた。

 一方、『HERO』でバディを組んだ松については「監督が(HEROで演出を務めた)鈴木さんということもありますし、お互いがお互いを感じた上で、言葉にする必要ないよね、と」と阿吽の呼吸だったという。松も「ありがたく、今後も精進いたします」と笑顔で返答していた。

 原作は、シリーズ累計275万部を突破した東野圭吾氏の作品の中でも人気の高い『マスカレード』シリーズ第1作。作品の舞台となるのは、都内の高級ホテル・コルテシア東京で、予告連続殺人の潜入捜査のためホテルマンに扮し、次々と現れる素性の知れない宿泊客の“仮面(=マスカレード)”を剥がそうとする警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村)と、その“仮面”を守ろうとするホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)の水と油の異色のバディが、屈指の難事件に挑む。


(18/12/18(火)ORICON NEWS)