1 陽花

パリピアが平成最後の囲み会見で令和への意気込み語る

■稲垣、草なぎ、香取 SMAP宝物に令和も咲く決意

稲垣吾郎(45)草なぎ剛(44)香取慎吾(42)が、4月30日夜から生放送されたAbemaTV「7・2新しい別の窓」に出演した。放送の間、都内で囲み取材に応じ、平成を振り返り、令和への意気込みを語った。

それぞれ平成時代について語り、稲垣は「平成とともにデビューしてやってきた。すごく良い時間と多くの人との出会い、いろんなものを吸収して、今後に生かしていける貴重な時間だった」と話し、88年結成、16年末に解散したSMAPでの経験と重ね合わせた。そして、令和に向けて「皆さんの期待に応え願いをかなえていくことが僕らの仕事だと思うので刺激し合って、応援してくれる皆さんとともに成長しあって人生を豊かなものにしていきたいと思います。令和って名前も好きなので人々の心が美しく咲き誇るような時代になってほしいです」と語った。

草なぎは「平成はファンの方に愛していただいて、たくさんの宝物をいただいたので、令和になって新しい時代が来て、また一緒に思い出作りとか歩んでいきたい」。香取は「昭和に生まれて、平成を生きることができ、令和にも咲き誇りたいと思います。今日、生放送で歌を歌うことが出来て幸せです。新しい時代にも皆さんの心に残るような歌を歌っていけたらなと思います」と語った。

また、平成で印象に残っている出来事について稲垣は「グループとしてずっとやってきたことが宝でもありますし、たくさん愛を頂いて今の自分があると思います」とSMAP時代を笑顔で振り返った。そして「平成元年に役者として朝ドラに出演させてもらったのですけど、そこから役者の道が続いていて。芸能界での活動全てが貴重なものとなっているのでこれからも生かしていきたい」と意気込んだ。

香取は「30年前にアイドルだったのだなと、ビックリしている。平成元年のアイドル雑誌に草なぎと僕でレスリングの格好をした写真が載っているのですけど、バリバリ、アイドルしているのが信じられない」。草なぎは11年公開の映画「僕と妻の1778の物語」を美智子さまが観賞した際に、ほめられたことを明かし「人からほめていただいたことで一番うれしいことでした」と振り返った。

3人は令和を同番組生放送中に迎えた。また、番組終盤には3人からのメッセージを草なぎのナレーションで伝えた。

以下、3人のメッセージ全文。

   ◇   ◇   ◇

「新しい地図」を広げて約1年半。映画や舞台だけでなく、「72時間ホンネテレビ」を皮切りにブログにインスタ、ユーチューブ、月に1度の「7・2新しい別の窓」と、かつてはやれなかった新しいことに、どんどん挑戦している。

そして、それを応援してくれる多くのNAKAMAたちと一緒に、毎日のようにSNSで共有し、共感し、楽しんでいる。

確かに、よく分からない大人の事情とかもあるのか、まだ僕らは、みんなが望む場所になかなか到達できていない面もある。

でも、これだけは言える。僕らはみんなのおかげで、ものすごく今、生きている。そして同時に、同じ時代を「みんなもまた生きているんだ」ということを日々、強く、実感している。

思えば平成の30年間、僕らは何かに追われるように、ただひたすらがむしゃらに走り続けてきた。とても必死だったから見えていなかったこと、気付いていなかったこともあったと思う。平成をともに走ってきた大勢の人たち。今、みんなの顔がよく見える。みんなの気持ちがよく分かる。それはもう、痛いくらいに。

そう、僕らはともに生きている。

かつてみんながちゃんと立っていられるように、「1人1人に世界で1つだけの価値があるんだ」って伝えたかった。

そして、今、思う。

みんなもう、誰かのメッセージを受けるだけじゃなく、ちゃんと地に足つけて「自分の物語」を生きている。少なくとも、そう生きようとしている。

僕らがそんな「あなたの物語」の一部になれたら、こんなうれしいことはない。

さあ、令和の時代になる。令和の英語訳は「ビューティフルハーモニー」だそうだ。家族や友人だけでなく、SNSでつながっている。そんな身の回りの人たちの想いにも寄り添い、共感し、ともに品良く、美しく、生きていこう。

いよいよ新しい時代。わくわくするような新しいことを一緒にやろうね。

平成から令和へ。

私たちは新しい地図。

(19/5/1(水)日刊スポーツ)


■稲垣、草なぎ、香取「グループが宝」“元号またぎ”で生番組出演 名曲メドレー熱唱

 元SMAPの稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(44)、香取慎吾(42)が、30日午後5時から“元号またぎ”で生放送されたAbemaTV「7・2 新しい別の窓」に出演し、合間に会見も行った。SMAPとして平成3年にデビューし国民的人気を得たが、稲垣は「平成と共にスタートしたグループでやってきたことは、平成に例えられることが多い。グループとしてずっとやってきたのが宝でもありますし、いろんな愛をくださって今の自分たちがある」と平成を総括。香取は「昭和に生まれ、平成を生きることができて、令和にも咲き誇りたい」と新時代を見すえた。

 草なぎは2011年1月に、主演映画「僕と妻の1778の物語」を都内の劇場で前皇后美智子さまと観賞。「美智子さまにほめていただいたんですよね。人からほめていただいた中で、1番うれしかったことです」と誇らしげに振り返った。

 番組では平成名曲メドレーを熱唱。クライマックスで3人の思いとして、「よく分からない大人の事情とかもあるのか、まだ僕らは、みんなが望む場所になかなか到達できていない面もある。でも僕らは、みんなのおかげで、ものすごく今、生きている」というメッセージも流れた。

(19/5/1(水)デイリースポーツ)