1 陽花

中居がジャニーさんへの思いを語る&『音楽の日』で追悼@

■中居正広、ジャニーさんの思い出振り返る 衝撃の一言「ユーのマイクは入ってないんだよ!」

 タレントの中居正広(46)が13日、MCを務めるテレビ朝日のニュース番組『ニュースな会』(毎週土曜 正午〜後0:56)に出演。9日に87歳で亡くなった所属事務所代表取締役社長のジャニー喜多川さんへの思いを口にした。

 ジャニーズ事務所所属のタレントはジャニーさんが亡くなって以降、談話を発表しているが、中居は沈黙を守っていた。番組の冒頭からジャニーさんの訃報を伝えた。ジャニーズの歴史を振り返ると中居は神妙な面持ちで映像を見つめていた。SMAPデビュー時の映像では、ときおり微笑む場面も見られた。

 「個人としてもとても大きな出来事でした」と話し始めた中居は「僕は怖かった世代かな。すごく厳しくしてもらいました」と吐露した。「トークのスキルを1番、最初に見出してくれたのはジャニーさん。15歳とか16歳のときなんですけど」と思い返していた。

 この日は、そのトークスキルが存分の発揮された。若いころに歌う最中にマイクをくるくる回すパフィーマンスをよくしていたそう。あるとき、マイクを落としてしまったが、そのときのジャニーさんの言葉が忘れられないという。身振り手振りで当時を再現しながら中居は「本来ならマイクが落ちたら音が出る。僕が落としても音が出なかった」と意味深な予告をすると、共演陣はざわざわ。

 続けて「『ユー、何回もやっちゃだめだよ。ユーのマイクは入ってないんだよ!』って」とジャニーさんから告げられた言葉を自ら口にすると「入ってると思って歌ってた」と話し、笑わせた。スピードワゴンの井戸田潤は「聞きたいエピソードは、それじゃない」と苦笑い。中居は「『ミュージックステーション』です。それから自分のマイクが入ってるか気になって…」と思い返すと「俺のマイクだけスゲー軽いから、なんでだろって思ったら電池も入ってなかった(笑)。『ジャニーさん、俺のマイク、電池も入ってないんだけど!』って言って気分的に電池だけ入れた」と故人を偲びながら、故人の意思を継ぐように明るく語ってた。

 6月18日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため自宅で倒れ、 闘病中だったジャニー喜多川さん。 3週間の闘病の末、 7月9日に87歳で亡くなった。同事務所は「これまでお世話になりました皆様にはお別れいただく機会をご用意する予定にしておりますので、決定次第、ご案内申し上げます」としている。

 きのう12日には家族葬をジャニーズアイランドの稽古場で執り行い、「ジャニーは、自身の子供のような存在でございますタレント達と最後のお別れをいたしました」と公式サイトで報告。式は国分太一(TOKIO)と井ノ原快彦(V6)が司会を務め、東山紀之(少年隊)、橋優斗(HiHi Jets)、堂本光一(KinKi Kids)が感謝の気持ちをつなぎ、最後に近藤真彦がその思いをつづった。

(19/7/13(土)ORICON NEWS)