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中居がジャニーさんへの思いを語る&『音楽の日』で追悼C

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◆中居正広、ジャニーさんに感謝「あなたが一番愛されちゃっているよ」

 タレント、中居正広(46)が13日、司会を務めるテレビ朝日系情報番組「中居正広のニュースな会」(土曜正午)に出演し、ジャニー喜多川さんの死去について初言及した。

 中居は1991年にSMAPとしてデビュー。前日12日の家族葬は仕事のため立ち会えなかったが、この日の番組で「たくさんの人に愛されるように教育をしてきた、あなたが一番愛されちゃっているよ」と悼んだ。ジャニーさんに対し、「僕は怖かった方。プライベートも含め、厳しくしてもらった」と述懐。最初に教わったのは、舞台照明の知識だったといい、タレントも演出家になるというジャニーさんの考えをうかがわせた。

 多くのテレビ番組で司会を任されている中居だが、「トークのスキルを見いだしてくれたのはジャニーさんだった」と感謝。先輩グループのライブ前に観客らに注意事項を伝える役を任され、ジャニーさんが書いた台本を丸暗記して臨んだという。受けの良かった冗談を繰り返すと、「繰り返さずに別のことを考えなさい」と恩師から“ダメ出し”され、鍛えられた逸話も紹介した。

 一方、音程を外す歌声で周囲にイジられてきた中居だが、音楽番組に出演した際、アドリブでマイクを回し、何度も落としてしまった話を披露。

 そのときの状況について「マイクが落ちたら音が出るはずだ。落ちたのに音がしなかったんです」と振り返り、ジャニーさんから「You、何回もやっちゃダメだよ。Youのマイクは(スイッチ)入ってないんだよ! 入ってないから回しちゃダメだ」と怒られたと告白。

 「俺のマイクだけ、すげぇ軽い。電池も入ってないの。『ジャニーさん、電池は入れておいてください!』って言った」という爆笑秘話で芸能界の父をしのんだ。

(19/7/14(日)サンスポ)