1 陽花

木村主演ドラマ『グランメゾン東京』パリでクランクインA

■木村拓哉らキャストコメント

<木村拓哉コメント>
今回のストーリー上、どうしても必要なシチュエーションということでパリにお邪魔しているのですが、環境に本当に恵まれています。連続ドラマの1シチュエーションにここまで時間と費用を割いてモノを作るって本当に久しぶりで、『GOOD LUCK!!』(2003年)以来の感覚だなと思っています。
「ランブロワジー」という三つ星レストランを貸し切りにしてロケをさせていただいて…。こんなにいいことばかりクランクインから立て続けに起こると、この先悪いことばかりなんじゃないかと嫌な予感がするんですけど(笑)、本当にいい条件ばかりに恵まれています。

(クランクインの際、演出を急遽加えたことについて)現地に来てみて飛び込んでくる情報や、風景だったり生活習慣だったり、そういうものに気づかされることがいっぱいあります。それで監督やスタッフに相談したら「おもしろいね」となりました。

たくさんのサポートを受けたうえでの撮影なので、時間を大切にして、その時できる一瞬一瞬を切り取っていけたらなと思います。パリにいる間、京香さんや沢村さんや監督と、グランメゾンをいかに構築していくかってことを毎晩のように煮詰めることができました。グランメゾンが出来上がっていくさまをみなさんにお届けしますが、レストランは単純に料理だけあれば良いのではなくて、人と人とが繋がってできるものだと思うんです。そういった過程を僕自身も楽しみにしています。
絶対、面白いものにします! なので、食べてください!!

<鈴木京香コメント>
食の都であるパリに来て、初日に「ランブロワジー」をお借りしてロケができたというのは、夢のようです。
一度来てみたいと思っていたレストラン、その厨房で料理のシーンを撮影させてもらって、とても充実していました。

(12年ぶりの共演となる木村について)木村さんは相変わらず、いろいろなシーンにアイデアを盛り込んでくださって、すごく助けられています。本当に頼りがいのある方です。凄いんですよ。良い画を撮るために工夫をしてくださって、そのバイタリティーとその場を引っ張ってくださる熱さも嬉しいです。ついていこうと思います! 尾花と倫子は仲間として夢に向かって歩き出す二人なのですが、今はまだ出会いの時。
ですが、どこか波長が合うという予感をさせるアイデアをいろいろ出してくださって楽しかったです。しっかりタッグを組んで、これから進んでいこうと思います。

スタッフ・出演者みんなで言っている話ですが「翌日学校や会社に行ったりするエネルギーの源になるようなものにしたい」です。真剣にやれば叶うとか、熱を持って取り組む、打ち込む…そういう表現を照れずに演じたいと思います。
楽しいドラマになるし、元気が出るドラマになると思います。楽しみにしていてください。

<沢村一樹コメント>
パリでの撮影初日、一日中フランス語のシーンでした。2ページ半くらい、僕がずっとフランス語を話しているんですが、その日までずっとフランス語の準備をしていたので、やっと始まってやっと終わったという気持ちです(笑)。
(監督からフランス語でアドリブをとリクエストされて)もう慣れたようにやるしかないなと思ってやりました。いい緊張感のなかで撮影できました。

そして、やっぱりパリは絵になりますよね。空き時間にちょっと街で時間を過ごしましたが、東京ともヨーロッパのほかの国とも違う。パリに来て木村くんと京香さんと一緒に食事も行きましたが、楽しいですよね。
それも日常とは違うし、パリという場所もそうだし。ワクワクした気持ちと、これからここでドラマが始まるんだ、という緊張感も織り交ざって、今までにあまり経験したことのない雰囲気の中で楽しく過ごすことができました。

木村くんはどの引き出しを開けたらシーンが一番成立するのか、アイデアをたくさん持っている方。見ている方に伝えたいことをしっかり決めていて、やるたびにどんどん明確になっていくので、見やすくなってより強く気持ちが伝わるんじゃないかと思います。パリにしかないこの雰囲気を、そのまま画面を通して視聴者のみなさんにも届けられたらいいなと思います。レストランを作る大変さとその中にある情熱を日曜の夜にみなさんに伝えていきたいです。一生懸命、前向きに演じていきたいと思います。


(19/8/30(金)ORICON NEWS)