1 陽花

ジャニーさんお別れ会に中居&木村出席C

◆ジャニーさん永遠に、ありがとう…嵐の5人が語ったそれぞれの思い

 生みの親であるジャニーさんの“最後の雄姿”を見送った嵐。参列後に5人全員で恩師との思い出を笑顔で振り返った。

 相葉雅紀(36)は、ジャニーさんに教わったことについて「全てです」と即答。最初に受けた金言について「デビュー会見で『世界中に嵐を巻き起こしたいって会見で言いなさい』と言われた」と明かし、「限られた時間ではあるんですけど、改めてその精神でやっていこうと思います」と決意を新たにした。

 櫻井翔(37)は「僕はJr.のときに真ん中にいるタイプではなかったけど、何かのときにすごく褒めてくれた。見てくれている人は見てくれているんだと最初に実感できた人」としみじみ感謝。ジャニーさんが大好きだった野球の“聖地”でのお別れの会に「本人はうれしいのと驚いているのと『恥ずかしいからいいよ』って言っているかも」とほほえんだ。

 リーダーの大野智(38)は“けんか”した秘話を披露。「(舞台で)『YOU、やっちゃいなよ』と言われて(その通りに)やったら、めちゃくちゃ怒られた。その後、ふてくされていたら、ジャニーさんが『さっきはごめんね』って」とチャーミングな人柄をうれしそうに明かした。

 嵐は1999年にデビューし、ジャニーさんがグループ名を命名。事務所を代表する国民的アイドルに上りつめたが、2020年末での活動休止を発表している。

 二宮和也(36)は「僕がJr.の頃からジャニーさんは優しくて誰にでもフレンドリーだった。これからジャニーズ事務所に入る子たちは、ジャニーさんに会えないので、僕らが受けた愛情やしつけを伝えていかなければ」と誓った。

 マイクが届かないリポーターに代わり、メンバーにマイクを向けるなど恩師さながらの“楽しい演出”で沸かせた松本潤(36)も「微力だと思いますが、ジャニーさんがやりたかったことを、その道をジャニーさんの思いと一緒に歩けたら」とジャニーイズムを永遠に継承することを約束した。

◆キンキは笑いでジャニーさん送った…剛は謝罪「物まねしすぎた」

 ジャニーズ最多の東京ドーム公演56回を誇るKinKi Kidsは、思い出の地で故人を述懐。堂本光一(40)は「『YOU、最悪だよ』とよく言われましたが、そういうふうにまた言ってほしい」と天を仰いだ。堂本剛(40)は「(ジャニーさんに)謝りたいことがある」と切り出すと、「物まねをしすぎた。本人の前でもやったので、公認だと思いますが」と告白。光一も「実は、(自分も)献花台にあった(ジャニーさんの)帽子と服を着てこようと思った」とジョークを交えて場を和ませた。

◆Snow Man岩本、恩師・ジャニーさんに感謝「人との縁教えてくれた」

 ジャニーズJr.の9人組、Snow Manと同6人組、SixTONES(ストーンズ)はそろって取材に対応した。

 来年、ジャニーズ史上初めて2組同時にCDデビューする期待のグループだが、ストーンズの松村北斗(24)はジャニーさんとの思い出について「『YOUは焼き鳥を食べると田舎っぽくなるから』と言われて、焼き鳥NGになった」と爆笑秘話を披露。Snow Manの岩本照(26)は「人との出会いや縁を教えてくれたのはジャニーさん」と感謝していた。

◆ジャニーさんの“教え子”たち、「ショー・マスト・ゴー・オン」各地で実践

 お別れ会の日も、“教え子たち”は、ジャニーさんの信念「ショー・マスト・ゴー・オン(何があってもショーは続けなければならない)」を実践した。

 King&Princeの岸優太(23)、神宮寺勇太(21)らは参列後、午後1時に東京・丸の内の帝国劇場で開演した「ドリームボーイズ」に出演。Kis−My−Ft2の藤ヶ谷太輔(32)が、東京・TBS赤坂ACTシアターで同1時半に開演した初主演ミュージカル「ドン・ジュアン」、ジャニーズJr.の林翔太(29)は、東京・日比谷のシアタークリエで上演中のミュージカル「リトル・ウィメン〜若草物語〜」で躍動した。

 欠席した少年隊の錦織一清(54)は、5日に東京・新宿の紀伊國屋ホールで開幕する舞台「GRIEF7」の演出を手掛けており、この日は公開稽古に集中した。

続く→