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剛が主演映画『ミッドナイトスワン』で初のトランスジェンダー役

■草なぎ剛、初のトランスジェンダー役 難役に「今までない大挑戦」

 元SMAPで俳優の草なぎ剛(45)が、主演映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督、公開日未定)でトランスジェンダーの主人公を演じる。

 同作は、16年公開の「下衆の愛」、今年動画配信サービス・Netflixで配信され話題となったドラマ「全裸監督」を手掛けた内田監督によるオリジナル作品。

 草なぎ演じる、ダンサーとして働くトランスジェンダーの主人公・凪沙(なぎさ)と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(いちか)の姿を通して切なくも美しい現代の愛の形が描かれる。

 草なぎが演じる凪沙は、育児放棄にあっていた親戚の娘・一果を預かることに。凪沙は一果の苦悩を正面から受け止めることにより、自分の中に今まで感じたことのなかった母性が芽生えていく。

 草なぎは初のトランスジェンダー役。今月末にクランクインし、来月末にクランクアップ予定だが、「今までにない大挑戦。ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います」と意気込んでいる。

 作品については、「国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います。台本を読んだ時、とても感動し涙がとまらなかった。その時の気持ちを作品としてみせられたら」とアピール。

 かなりの難役への挑戦だが、「凪沙の気持ちというのは少なからず誰しも生きている人間ならばわかるもの。変えられない運命、逃れられない運命の悲しみ、切なさといったものを人は誰しも抱えていると思う。それを作品の中で表現できたらと思いました」としている。

(19/10/31(木)東京中日スポーツ)


■草なぎ剛、トランスジェンダーの男性ダンサー役挑戦

草なぎ剛(45)が映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督、公開日未定)で身体の性と心の性が一致しないトランスジェンダーの男性ダンサーに挑戦することが30日、分かった。

自らの“性”と葛藤する中、親の愛情に飢えた少女と出会い“母性”が芽生えていく主人公・凪沙(なぎさ)を演じる。東京・新宿のショーパブのダンサー凪沙は、育児放棄にあった親戚の娘、一果(いちか)を預かる。理解し合えるはずのない孤独な2人だったが、凪沙が一果の苦悩を受け止めるうちに、感じたことのなかった母性が生まれ、一果のために凪沙は尊い決断を下す…。切なくも美しい現代の愛の形を描くラブストーリーだ。

同作は、Netflixで配信中の「全裸監督」や、日本映画界の暗部を暴いた映画「下衆の愛」など話題作を手掛ける内田監督が脚本も担当するオリジナル作品。10月下旬から都内、関東近郊を中心に撮影がスタートしている。

草なぎは、台本を読んだ時、感動で涙が止まらなかったと明かし「人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別などを超える力があって、皆さんに楽しんでいただけると思います」と作品への強い思い語っている。そして「今までで一番大挑戦の役」とし「ここでまた新しい作品の力やお芝居の力に目覚めることができたらいいなと思います」と意気込んでいる。

(19/10/31(木)日刊スポーツ)


■草ナギ剛、映画で女装しトランスジェンダー役「今までにない大挑戦」

 元SMAPで俳優の草ナギ剛(45)が映画「ミッドナイトスワン」(内田英治監督、公開日未定)でトランスジェンダーの主人公を演じることになった。

 今年、世界190か国に配信されたネットフリックスの連続ドラマ「全裸監督」や映画「下衆の愛」(2016年)の内田監督によるオリジナル脚本で、草ナギが演じる凪沙(なぎさ)は、自分の性に悩み、葛藤しながら新宿を拠点に生活するダンサー。ある時、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(いちか)と出会い、母性に目覚めていく。疑似母子による切ない愛の物語だ。

 過去に経験したことのない役柄に挑む草ナギは「今までにない大挑戦」と気合十分。「この作品は人の愛、エネルギーにすごくあふれていて国境や性別を超える力があり、皆さんに楽しんでいただけると思います」と意欲を見せている。

 内田監督も「この難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草ナギさんが演じていただけるということで本当にうれしく思います。すでに撮影では素晴らしい演技に心を打たれています」とその演技に太鼓判を押している。

(19/10/31(木)スポーツ報知)