【サンスポ】慎吾×氣志團対談２�A

■自分のスキルに感謝

　−−アルバム第２弾の構想はありますか

　香取「あまり先は考えられてないんです。今がゴールな感じがしちゃって。でもこれが１人で歌をやっていく始まりなんだなって僕自身も驚いています。完全に僕１人で歌う。すごいですよね。いやー、でも全部歌うじゃないですか。普通は歌えない。すごいな。あと、僕が今まで歌ってきた曲はコーラス担当の人がいて自分たちもコーラスの人たちも同じようにレコーディングをしてきた。今回は僕の主線の声に合わせて下ハモと上ハモを歌ってくださいと言われて全部（自分で）歌うんです。どこを歌っているのか分からなくなって大変でした。そういう感じの曲もあります」

　綾小路「氣志團は僕の声だけでハモってというのもあるし、メンバーがやるときもある。コーラスを入れたこともありますけど、基本的に僕たちは全部自分たちでやるんで時間かかりますね」

　香取「自分がそこまで全部歌うっていうのは大変だなと思いましたね」

　−−音楽活動を続けてきてよかったことは

　香取「今回もいろんな方とやらせていただいて、ジャンルも違えば音も違うんですけど、３０年間やってきた自分のスキルに感謝してますね。多分、これがなかったら皆さんとこんな風に話し合ったり曲を作ったりできなかったと思います」

　（３）に続く

２０２００１０１（ニワニワワイワイ）

　「皆でワイワイ楽しもう！」をテーマに、氣志團やラッパーのＫＲＥＶＡ（４３）やＳＡＬＵ、３人組ヒップホップグループのスチャダラパー、女性６人組ＢｉＳＨら１０組とコラボした全１２曲入り。

■氣志團（きしだん）

　１９９７年、綾小路翔を中心に結成されたバンド。リーゼントに学ラン姿で歌う「Ｏｎｅ　Ｎｉｇｈｔ　Ｃａｒｎｉｖａｌ」が話題となり、２００１年１２月にメジャーデビュー。０３年、地元の千葉・木更津で大規模イベント「氣志團万博」を初開催。０４年には東京ドーム公演を成功させ、同年末から２年連続でＮＨＫ紅白歌合戦に出場。１４年にはフジテレビ系「極悪がんぼ」の主題歌「喧嘩上等」を担当。２月２６日に新曲「今日から俺たちは！！」を発売する。

■香取　慎吾（かとり・しんご）

　１９７７（昭和５２）年１月３１日生まれ、４２歳。神奈川県出身。８７年にジャニーズ事務所に入り、翌８８年、ＳＭＡＰに加入。９６年に日本テレビ系「透明人間」で連続ドラマ初主演。２０００年に慎吾ママとして「慎吾ママのおはロック」を発売し、「おっはー」が同年の流行語大賞に。１６年１２月のＳＭＡＰ解散後は、ソロで活躍。１７年９月に同事務所を退所後は初の個展を開催するなどアーティストとしても活動。昨年は主演映画「凪待ち」が公開された。１８２センチ。


（20/1/9(木)サンスポ）