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慎吾『仮装大賞』取材会に出席A

■欽ちゃん&香取、「仮装大賞」100回達成への秘策は?

 毎年恒例の日本テレビ系「欽ちゃん&香取慎吾の第97回全日本仮装大賞」(2月1日・後7時)の取材会が13日、都内で行われ、司会の萩本欽一(78)、香取慎吾(42)が出席した。

 41年目を迎えた今回は、ラグビーやタピオカの仮装など、世相を象徴する作品も。審査員にはラグビー日本代表の福岡堅樹(27)も名を連ねている。昨年のラグビーW杯の日本代表の快進撃を「テレビにしがみついて見ていた」と話すほど夢中になったという萩本は「(福岡には)人を感動させる言葉の勢いがあある。試合後のテンションで審査員もやってほしかった。(引退後)お医者さんになるなら、あのテンションで診てもらいたいなあ」と語った。

 番組も97回目となり、香取は「100回を欽ちゃんと迎えられたら」と意欲。しかし萩本は、2時間ノンストップのハードな収録を振り返り「今回、収録終わってから生きている感じがしなかった。階段も上がれないぐらい。長い間ありがとうございました」とスタミナ切れを実感している様子。本気とも冗談ともつかない発言に、香取は「そんな、リアルなアブない話を…」とたじろぎつつ「欽ちゃん、今のうちに『あいうえお』とか全部録音しておいてください。AIとかCGで横にいてくれたらずっとやれます」と笑わせた。

 報道陣から「仮装大賞を一言で表すなら」と尋ねられると、香取は「修行」と回答。「1年に1度、欽ちゃんとご一緒させてもらって、宝物のようなお言葉をもらえる。新しい言葉をもらえる機会ってあんまりないので…」と貴重な経験と感じている様子。萩本は「『欽ちゃんの―』とついているけど、主役は私ではなく出演者。(1985年に)全部の番組をやめさせてくれ、と言ったときも、(スタッフから)『主役でもない人がやめるのは芸能界では通りません。生意気すぎじゃないか』と言われた。今までの言葉がウソになると思って、この番組だけは何十年も続けてきた」と万感の思いで語った。

(20/1/14(火)スポーツ報知)