1 陽花
【サンスポ】吾郎が朝ドラ『スカーレット』出演インタビュー
■稲垣吾郎、31年ぶり朝ドラ!新しい世界は自分の足で切り開く
元SMAPの稲垣吾郎(46)が、4日からNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月〜土曜前8・0)に出演。朝ドラ出演は「青春家族」(1989年前期)以来、実に31年ぶりだ。大阪市内でサンケイスポーツのインタビューに応じた稲垣は、収録の合間に大阪の街をぶらり一人歩きしていることなどを告白。“新しい”経験に胸をときめかせている。
医師役を演じるにあたり、白衣姿でインタビューに応じた稲垣。朝ドラ出演は31年ぶりで、前回はSMAP結成直後のとき。まだ15歳だった。
「そんなに時間が経ったのかなぁって感じ。生まれて初めてお芝居をした少年の、原体験として忘れられないキラキラした思い出です。それをきっかけに、自分が一番やりたいことはお芝居なんだなって思えた」
そう振り返る「青春家族」は、現オートレーサーの森且行(46、96年脱退)を含むSMAP全員をはじめ、ジャニーズ事務所所属の約20人が受けたオーディションで合格。ヒロイン(清水美沙、49)の弟、大地を演じ、両親役の橋爪功(78)といしだあゆみ(71)に褒められた。
「芸能界で生きていく人間として初めて認められた気がした。不思議なんですよね。何も分からないときに朝ドラに出演させていただいて、また一つの転機を迎えてリセットされた中で(再び)朝ドラ。すごく縁を感じています」
SMAP解散から3年余で満を持しての朝ドラ出演。今回演じるのはヒロインの喜美子(戸田恵梨香、31)と病に侵された息子の武志(伊藤健太郎、22)を支える医師、大崎茂義。白衣嫌いで一見、風変りだが、信念を持つ誠実な医師という。
「脚本家の水橋文美江先生がご家族で(SMAPの)コンサートに来てくださったりとか面識はあったので、先生の中の稲垣吾郎像を、終盤のテーマの闘病、病気と向き合う家族を支えていく医師という役でイメージしてくださった。ただ、白衣を着ないと医者になった気持ちにならない。コスプレって大切ですよね(笑)」
合流した朝ドラの過酷な撮影スケジュールは31年前と変わっていなかった。戸田と芝居で共演するのは初めて。
「転校生みたい。僕は関西弁じゃないので安心したんですけど、(出演者の)皆さんはペースができあがっている。テンポに慣れるのに時間がかかりました」
朝ドラ仕様に慣れ、収録が夜だけの日には、スタジオのあるNHK大阪放送局の目の前の大阪城を散歩したことも。
「大阪城ホールでコンサートをやったりもしたんですけど、今まで警備上、厳戒態勢だったので歩いたことがなかった。歩くって大事ですよね」
その後、時間に余裕があり、最寄りの森ノ宮駅からJR環状線に乗って大阪駅へ。梅田のデパートを散策し、桜ノ宮駅まで電車で戻った。
「いま、帽子かぶって眼鏡してマスクしててもおかしくないじゃないですか。まぁ、このエピソードもふまえて記事を書いていただくと、カジュアルな感じになるかな」
ジョーク交じりに話しているうち、31年前のことを思い出した。
「朝ドラをやってびっくりしたのは、グループみんなでデビュー前にハワイへ行ったとき『(役名の)大地君だ』って気づかれたんですよ。もちろんハワイに住まれている日本人の方で、すごいことだなって」
草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)との「新しい地図」の一員として初めての連ドラ出演が、「影響力の大きい朝ドラ」となる。
「環境が変わって、失ったものもあれば得たものも大きい。今までのことはまったく否定しないし、今の自分に一番満足で幸せ。それを応援してくださる方にも思っててほしい。この“地図”を広げていくことで、これからにつなげていきたいです」
この春、“稲垣吾郎、ここにあり”を示す絶好機が始まる。
★草なぎ&香取の“新しい顔”発見
稲垣がパワーをもらうのは、やはり「新しい地図」の盟友、草なぎと香取だ。
「例えば先日、草なぎ剛君の舞台を見たら、何十年間も一番近くで見てきた仲間なのに、見たことのない表情だったり姿だった。僕ら芸能界も長いので、それぞれ浮かぶものはあると思うけど、そこをアップデートして、更新していきたいなって思いますね。新鮮な関係性はキープしたい」
ちなみに今回の朝ドラ出演については?
「意外とお互いのことを紙面やネットで知ることが多いんですよ。見てくれると思います。草なぎ君は(愛犬の)くるみちゃんと早起きしてますから毎日見てくれるはず。香取君はなんせ夜更かし。寝る前に見てくれるんじゃないかな」
(20/3/6(金)サンスポ)
元SMAPの稲垣吾郎(46)が、4日からNHK連続テレビ小説「スカーレット」(月〜土曜前8・0)に出演。朝ドラ出演は「青春家族」(1989年前期)以来、実に31年ぶりだ。大阪市内でサンケイスポーツのインタビューに応じた稲垣は、収録の合間に大阪の街をぶらり一人歩きしていることなどを告白。“新しい”経験に胸をときめかせている。
医師役を演じるにあたり、白衣姿でインタビューに応じた稲垣。朝ドラ出演は31年ぶりで、前回はSMAP結成直後のとき。まだ15歳だった。
「そんなに時間が経ったのかなぁって感じ。生まれて初めてお芝居をした少年の、原体験として忘れられないキラキラした思い出です。それをきっかけに、自分が一番やりたいことはお芝居なんだなって思えた」
そう振り返る「青春家族」は、現オートレーサーの森且行(46、96年脱退)を含むSMAP全員をはじめ、ジャニーズ事務所所属の約20人が受けたオーディションで合格。ヒロイン(清水美沙、49)の弟、大地を演じ、両親役の橋爪功(78)といしだあゆみ(71)に褒められた。
「芸能界で生きていく人間として初めて認められた気がした。不思議なんですよね。何も分からないときに朝ドラに出演させていただいて、また一つの転機を迎えてリセットされた中で(再び)朝ドラ。すごく縁を感じています」
SMAP解散から3年余で満を持しての朝ドラ出演。今回演じるのはヒロインの喜美子(戸田恵梨香、31)と病に侵された息子の武志(伊藤健太郎、22)を支える医師、大崎茂義。白衣嫌いで一見、風変りだが、信念を持つ誠実な医師という。
「脚本家の水橋文美江先生がご家族で(SMAPの)コンサートに来てくださったりとか面識はあったので、先生の中の稲垣吾郎像を、終盤のテーマの闘病、病気と向き合う家族を支えていく医師という役でイメージしてくださった。ただ、白衣を着ないと医者になった気持ちにならない。コスプレって大切ですよね(笑)」
合流した朝ドラの過酷な撮影スケジュールは31年前と変わっていなかった。戸田と芝居で共演するのは初めて。
「転校生みたい。僕は関西弁じゃないので安心したんですけど、(出演者の)皆さんはペースができあがっている。テンポに慣れるのに時間がかかりました」
朝ドラ仕様に慣れ、収録が夜だけの日には、スタジオのあるNHK大阪放送局の目の前の大阪城を散歩したことも。
「大阪城ホールでコンサートをやったりもしたんですけど、今まで警備上、厳戒態勢だったので歩いたことがなかった。歩くって大事ですよね」
その後、時間に余裕があり、最寄りの森ノ宮駅からJR環状線に乗って大阪駅へ。梅田のデパートを散策し、桜ノ宮駅まで電車で戻った。
「いま、帽子かぶって眼鏡してマスクしててもおかしくないじゃないですか。まぁ、このエピソードもふまえて記事を書いていただくと、カジュアルな感じになるかな」
ジョーク交じりに話しているうち、31年前のことを思い出した。
「朝ドラをやってびっくりしたのは、グループみんなでデビュー前にハワイへ行ったとき『(役名の)大地君だ』って気づかれたんですよ。もちろんハワイに住まれている日本人の方で、すごいことだなって」
草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)との「新しい地図」の一員として初めての連ドラ出演が、「影響力の大きい朝ドラ」となる。
「環境が変わって、失ったものもあれば得たものも大きい。今までのことはまったく否定しないし、今の自分に一番満足で幸せ。それを応援してくださる方にも思っててほしい。この“地図”を広げていくことで、これからにつなげていきたいです」
この春、“稲垣吾郎、ここにあり”を示す絶好機が始まる。
★草なぎ&香取の“新しい顔”発見
稲垣がパワーをもらうのは、やはり「新しい地図」の盟友、草なぎと香取だ。
「例えば先日、草なぎ剛君の舞台を見たら、何十年間も一番近くで見てきた仲間なのに、見たことのない表情だったり姿だった。僕ら芸能界も長いので、それぞれ浮かぶものはあると思うけど、そこをアップデートして、更新していきたいなって思いますね。新鮮な関係性はキープしたい」
ちなみに今回の朝ドラ出演については?
「意外とお互いのことを紙面やネットで知ることが多いんですよ。見てくれると思います。草なぎ君は(愛犬の)くるみちゃんと早起きしてますから毎日見てくれるはず。香取君はなんせ夜更かし。寝る前に見てくれるんじゃないかな」
(20/3/6(金)サンスポ)