1 陽花

慎吾主演火10『幽かな彼女』@

■香取、霊感先生に!「幽霊怖い」けど新境地

 SMAPの香取慎吾(35)が4月スタートのフジテレビ系「幽(かす)かな彼女」(仮題、火曜後10・0)に主演することが21日、分かった。霊感体質の中学教師役で、ヒロインの女優、杏(26)が扮する元熱血教師の女幽霊とともに学校の問題に立ち向かうラブコメディー。香取は「僕は幽霊が怖い」とビビりつつ、「まずはお祓い行ってきます!!」と幽霊と共演する“覚悟”を決めたようだ。

 霊感が強い教師と、元教師の幽霊−。異色のコンビが、さまざまな教育問題に立ち向かう。

 オリジナル脚本による学園ドラマで、香取が演じるのは中学校の数学教師・神山暁役。2002〜03年の同局系主演ドラマ「HR」で定時制高校の教師を演じたが、定時制だけに生徒は大人たちだった。子供たちを相手にした本格的学園ドラマは初出演となる。

 神山先生の特徴は、極めて強力な霊視能力。子供のころから多くの霊を目撃してきた設定だが、香取は「僕は幽霊が嫌いです。怖いです。幽霊関係の仕事をなるべく避けて、ここまでやってきました」とコメント。今まで避けてきた「幽霊関係」の仕事に挑む形だ。

 神山先生は霊に冷淡で機嫌が悪いと塩で追い払うなどしていたが、引っ越し先のマンションに住み着いていた女幽霊・アカネと出会って変化が。明るく前向きで少々ドジなアカネを放っておけず“同せい”しているうちに、元熱血教師でもある彼女の影響を受け生徒たちや学校が抱える問題を見つめるようになる…。

 アカネを演じるのが杏で、初共演の香取は「とても美しくキレイな幽霊でしょう。変に驚かせたり怖がらせたりしない、キレイな幽霊でいてほしい」と熱望。2人の関係も回を追うごとに近づきそうで、「ラブとコメディーに助けられながら楽しんで幽霊と撮影頑張ります!」と張り切る。

 杏も「香取さんとのお芝居は初めてなのでドキドキしていますが、体当たりで頑張りたいと思います!(幽霊なので体当たりできないかもしれませんが…)」と、幽霊役になり切ってのコメントで意気込みを示した。

 各回では現在の教育現場を取り巻くリアルな問題を取り上げる。幽霊との交流というファンタジーとリアルとの合体で、今までにない学園ドラマが誕生しそうだ。

◆杏、妖怪→魔女のお次は幽霊で「フルコンボ」

 ヒロインの杏は、公開中の映画「妖怪人間ベム」で妖怪役、2月24日スタートのWOWOW連続ドラマ「ホリック〜xxxHOLiC〜」(日曜後11・0、全8話)では魔女のような主人公を演じており、今回が幽霊役だ。

 風変わりな役柄の連続だが、「妖怪→魔女→幽霊 フルコンボ達成しました! もう何も怖いものはありません」と余裕。「決して怖くない、『こんな風にいてくれたらいいな』と思えるような幽霊を演じたい」とコメントしている。

(13/1/22(火)サンスポ)


■霊感教師・慎吾 熱血幽霊・杏 4月スタート フジ系ドラマ「幽かな彼女」

 SMAPの香取慎吾(35)が、4月にスタートするフジテレビ系の連ドラ「幽(かす)かな彼女」(関西テレビ制作、火曜午後10時)で主演する。霊感の強い中学教師を演じるが、相手役のヒロイン女優杏(26)は、なんとドジな幽霊。人間と幽霊の異色コンビが、現代の教育問題を解決していくラブコメディーだ。2人は初共演となる。

 主人公の神山暁(あきら)は、都立中学に赴任してきた、教師歴10年の男。子供のころから霊感体質で、霊が見えても無視し、時には盛り塩で嫌がらせするというクールな性格だ。しかし引っ越し先のマンションに住み着いていた地縛霊アカネは、生前は熱血教師だったようで、暁に何かとアドバイスしたがる。

 幽霊のくせに前向きで「構ってちゃん」なアカネに振り回されながら、暁は、過去にいじめ問題を解決できなかったため失っていた情熱を取り戻していく。互いに思いを寄せ合う2人の、垣根を越えた恋も描かれる。

 香取は杏について「とても美しくきれいな幽霊でしょう」と期待を込めつつ、「僕は幽霊が嫌い。怖いです。幽霊関係の仕事をなるべく避けてここまでやって来ましたが、まさか幽霊と恋に落ちる日が来るとは…。まずはおはらいに行って来ます」と気を引き締めた。

 杏は一昨年の日テレ系「妖怪人間ベム」で妖怪人間、今年2月からのWOWOW「xxxHOLiC(ホリック)」では魔女を演じ、「妖怪→魔女→幽霊、フルコンボ達成しました!」と三冠王気分でコメント。「決して怖くない、こんなふうならいいなと思っていただける幽霊を演じたい」と語り、「(香取と)2人でのお芝居が多いと思うので緊張しますが、体当たりで頑張りたい。幽霊なので体当たりできないかもしれませんが…」とおちゃめに意気込みを明かした。

(13/1/22(火)東京中日スポーツ)