1 陽花

中居が初の侍ジャパンサポーター@

■NPB初公認!中居、侍ジャパンサポーター

 侍ジャパンに最強助っ人出現−。SMAPの中居正広(40)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の公認サポーターに就任することが決まり、山本浩二監督(66)とこのほど取材に応じた。背番号888の代表ユニホームに袖を通した中居は、「ヤバイよ〜」と大興奮。優勝した際にはシャンパンファイトに参加する許可も監督から取り付け、「浩二さんと酒を飲みたい。絶対行ける!」と3連覇に太鼓判を押した。

 山本監督率いる侍ジャパンに、とっておきの隠し球がいた。

 WBCの3月2日開幕を控え、日本野球機構(NPB)は芸能界きっての野球通、中居を「侍ジャパン公認サポーター」に任命することを決めた。12球団、そして山本監督も了解。NPBが公認サポーターを立てるのは、長い日本プロ野球史上でも初めてだ。

 山本監督とともに会見場に現れた中居は、史上初の公認サポーターと聞くと「え? 今までNPBは僕のこと公認してなかったの?」と自信満々のジョークで笑わせた。

 山本監督も「根っからの野球好きで詳しいところまで知っている。采配に注文つけられそうだけど、頼もしい限り」と絶大な信頼を寄せた。その指揮官からスペシャルなプレゼントが贈られた。

 背番号888の代表ユニホーム。「選手より先に着たらマズイっしょ〜」と1度は遠慮したが、「いいから!」と監督から半ば強引に着せられると、クルリと体を1回転させてみせたあたりは、さすがSMAP。「すっごくうれしい! 『8』は原(辰徳・巨人監督)さんじゃなくて浩二さんの番号ですよね」とゴキゲンだ。

 日本テレビ系「中井正広のブラックバラエティ」(日曜後10・30)などでは、マニアックな野球知識や山本監督を含めた打撃フォームの野球ものまねを披露してきた。会見でも「実は『スタメンノート』を持っているんです。日本代表の理想オーダーを毎日1人で考えるのが幸せ」と言って発表した。

 代表合宿の取材はもちろん、壮行試合から一部を除いて観戦し、中継放送にも出演予定。侍ジャパンが決勝ラウンドに進めば、当然、米サンフランシスコへ乗り込む。

 3連覇を果たせばビールかけならぬ“シャンパンファイト”が。「浩二さんに『入っていいよ』と言ってもらえれば…」とにじり寄る中居に、監督は「NPB公認やからな」とお墨付き。その言葉に「浩二さんと酒飲みたいですね〜」とニヤリ。3月19日(日本時間同20日)、中居と山本監督が美酒に浸る!

◆“中居ジャパン”先発、ポイントは中日・大島

 “中居ジャパン”のスタメンについて、中居は「大島が出るか出ないかは大きいっすね」と左肘痛を抱える中日・大島洋平外野手(27)の出場可否をポイントに挙げた。さらに「ベテランを下位打線に配したい」と解説。楽天・松井稼頭央内野手(37)を「メジャー経験があるのは1人だけ。入れた方がいい」と推した。

 理想ではなく“予想”オーダーを聞くと、「1番・長野、2番・鳥谷かな〜。長打が欲しいから中田翔か村田をDHで7番あたりで使うかな〜」と迷いまくり。これを聞いた山本監督が一言、「迷うでしょ。オレはもっと迷ってるよ!」。

(13/2/11(月・祝)サンスポ)


■SMAP中居 初の侍ジャパン公認サポーター就任!

 SMAPの中居正広(40)が3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の「侍ジャパン公認サポーター」を務める。日本野球機構(NPB)がサポーターを公認するのは初めて。就任式では選手に先駆けて、山本浩二監督(66)からユニホームを手渡され大興奮。左肘を痛めた中日の大島洋平外野手(27)の名前を挙げ「大島が出るか出ないかが大きい」と熱く語りながら、理想の先発オーダーを披露した。

 東京・六本木のテレビ朝日で行われた就任式。山本監督から直々にユニホームを手渡された中居は「選手も監督もまだもらってないんですよ。着ちゃまずくない!?」と言いつつ満面の笑み。スーツの上から袖を通すと、壇上でターンを決めて喜びを爆発させた。背番号は「888」。山本監督が「88」で、大ファンを公言する巨人の原辰徳監督も「88」。中居は「浩二さんと同じ(8並び)ですね」と話した後で「原さんじゃないですよ」と付け加えて笑わせた。

 NPBで初めての公認サポーター。芸能界屈指の野球ファンで、人気向上に貢献していることなどが認められた。「今回はどのチームも日本を倒すために選手を集めてきた。日本が一丸となって世界に挑めるよう手助けしたい」と決意表明。さらに野球愛を強調しようと「チームには犠牲が必要ということを野球で覚えた。だからSMAPで俺が歌っちゃいけない、木村(拓哉)が4番で投手でいいと思った」とSMAPにも絡めて会場を沸かせた。

 自身が理想とする今大会の先発オーダーも披露。左肘を痛めた大島をキーマンに指名し「大島が出るか出ないかは大きい。それによってDHも外野手も一塁手も代わる」と指摘。9番に松井稼頭央内野手を置き「メジャー経験者がいた方がいい」と強調した。シミュレーションしたオーダーはすべて、自作の「スタメンノート」に書き留めているという。山本監督からは「選手より野球を知っとる。(発言に)重いものがある」と認められた。

 侍ジャパンの3連覇達成については「シャンパンファイトしている浩二さんの顔が浮かんでる」と確信している様子。山本監督から「その時はシャンパンファイトに入っていいよ」と気の早い“ご褒美”を提示されると、中居は「あれに入るのはヤバイ」と興奮していた。

 ≪局をまたいでほぼ全戦応援≫中居は壮行試合や強化試合、国内での本戦(1、2次ラウンド)、米サンフランシスコで行われる決勝ラウンドのほぼ全試合に駆け付ける予定。TBSとテレビ朝日の中継番組に局をまたいで出演し、番組を通して国内の応援を盛り上げていく意向だ。宮崎で15日からスタートする代表合宿の取材も行う。

(13/2/11(月・祝)スポニチ)