1 陽花

『中学生円山』公開初日舞台挨拶

■草なぎ便乗「じぇじぇじぇと驚く映画」

 SMAPの草なぎ剛(38)が18日、都内で主演映画「中学生円山」の公開初日舞台あいさつに登場し、「『じぇじぇじぇ!』と驚くくらいの映画です」とNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のフレーズを使って作品をアピールした。「あまちゃん」の脚本家でもある宮藤官九郎監督(42)の目の前で、堂々の便乗。中学生の妄想が全開となる映画らしく、なんでもありの姿勢であいさつした草なぎに会場は大爆笑だった。

 草なぎは壇上で「楽しんで演じることができました。はちゃめちゃだけど、温かいものがじんわりと伝わると思います」とあいさつ。映画同様に舞台あいさつも心底楽しんでいたようで、最後の締めでは「『じぇじぇじぇ!』と驚くくらいの映画です。ぜひ、いろんな方に見ていただきたいです」と、言って会場を大爆笑させた。

 「あまちゃん」のヒロイン・天野アキ(能年玲奈)が驚いたときに口にする岩手・北三陸地方の方言で、ドラマの人気とともに、すっかり流行語になっている。監督を務めた宮藤氏が脚本を担当している“兄弟作品”とあって、タイムリーな草なぎの便乗に、“生みの親”の宮藤監督も苦笑するばかりだった。

 草なぎは、もう1つの“じぇじぇじぇ!(驚き)”も思わず、披露してしまった。壇上で、サーフィンの話題が出た際、「中学生くらいのときにSMAPでハワイに行って、1度やったくらい。でも、そのとき稲垣(吾郎)くんがおぼれて地元の人に助けてもらってたんです」と仲間の恥ずかしい過去を暴露したのだ。容赦ない稲垣いじりに、またも会場は大盛り上がりだった。

 しっかり笑いを取ってご満悦の草なぎは、客席に向かって「クドカンさんのこん身の一撃を楽しんでください」と作品をアピール。しかし、この日のイベントを一番楽しんでいたのが草なぎだったことは、会場全体が一致するところだった。

(13/5/19(日)デイリースポーツ)


■草なぎ妄想…今度は“ニンジンサーフィン”

 SMAPの草なぎ剛(38)が18日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「中学生円山」(宮藤官九郎監督)の初日舞台あいさつに登場。「中学生の妄想」という作品テーマにちなみ、黒板への落書きで“最新の妄想”を披露した。

 上半身裸の男が細長いものに乗っている絵を描いた草なぎは「長いニンジンに乗って波乗りしている夢を、最近見たので。暖かくなったし、海でやったら楽しいかな」と説明。ここから中学時代にSMAPでハワイでサーフィンをしたのを思い出し「稲垣君がクラゲに刺されて、おぼれかけたんですよ」と秘話を明かし、場内を沸かせた。

 エッチな妄想ばかりする男子中学生・円山(平岡拓真=15)と謎のシングルファーザー・下井(草なぎ)の交流を中心に描く作品で、宮藤監督は「構想段階から自信があった。『面白かった』と周りの人に伝えていただければ“高校生円山”か“無職円山”ができるかも」と続編に意欲。草なぎは宮藤監督が脚本を務め大人気のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」にちなみ、「じぇじぇじぇ!!と驚くほど面白いです」とPRした。

(13/5/19(日)サンスポ)


■草なぎ クドカン映画は「じぇじぇじぇ…みたいな驚きがいっぱい」

 SMAPの草なぎ剛(38)が18日、都内で主演映画「中学生円山」(監督宮藤官九郎)の初日舞台あいさつに出席した。

 平岡拓真(15)演じる妄想がちな円山少年を見守る、奇妙な男の役。従来のイメージを破るミステリアスでコミカルな演技を見せている。宮藤監督が放送中のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(月〜土曜前8・00)の脚本を手掛けていることから“あの流行語”も引用してPR。「じぇじぇじぇ…みたいな驚きがいっぱいの作品」と話して会場を沸かせた。「じぇ」は「あまちゃん」で、登場人物が驚いた時に使う岩手県久慈市の方言。流行語大賞の有力候補と言われている。

 視聴率20%台をキープする話題のドラマとはいえ、別作品を持ち出してのPRに宮藤監督は「関係ないです、そんなものは!すみません」と恐縮しきりだった。

 「中学生…」はイタリアの「ウディネ・ファー・イースト映画祭」(4月19〜27日)コンペ部門に出品。南仏で開催中の「カンヌ国際映画祭」のマーケットにも出品され、現地で高評価を得ている。宮藤監督は「着想段階から自信作。お客さんがたくさん来てくれれば“高校生円山”や“無職円山”があるかも」と続編に意欲を見せた。

(13/5/19(日)スポニチ)


■草なぎ、超多忙のクドカン監督に助け舟…「中学生円山」初日

 SMAPの草なぎ剛(38)が18日、都内で行われた主演映画「中学生円山」(宮藤官九郎脚本・監督)の初日舞台あいさつに立った。

 中学生の“妄想”から生まれた団地のヒーローを演じた草ナギは「家を出てくるとき舞台あいさつする人数(7人)より観客が少なかったらどうしよう」と“妄想”したそうで、満員の客席を見届け、ホッ。

 宮藤監督といえば、いま話題のNHK朝の連ドラ「あまちゃん」の脚本を執筆中。映画のキャンペーンも並行し、殺人的スケジュールの日々とあり「ギター弾きながら足で『あまちゃん』書けたら」と“妄想”イラストを披露した。

 前日も睡魔との闘いで「ずっと『あまちゃん』のこと考えて眠りも浅い」と監督は目をしょぼしょぼ。草ナギがすかさず「この映画は、じぇじぇじぇ〜!みたいな驚きがいっぱい。多くのメッセージが込められています」と「あまちゃん」でおなじみのフレーズで助け舟を出して、場内を沸かせた。

(13/5/19(日)スポーツ報知)