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『劇場版 ATARU』がUSJとコラボ

■実写邦画初!中居ATARU、USJとコラボ

 SMAP、中居正広(40)の主演映画「劇場版 ATARU−THE FIRST LOVE&THE LAST KILL−」(9月14日公開、木村ひさし監督)と、大阪市の米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」がコラボした新アトラクションが同地に登場することが15日、分かった。USJと実写邦画が手を組むのは初の試みで、8月1日から期間限定で導入。夏休みの目玉となりそうだ。

 「ATARU」が、USJに進出だ。9月14日の劇場版公開を前に“日本発”のアトラクションがUSJに登場する。

 自閉症ながら、特定分野に才能を発揮するサヴァン症候群の主人公・アタル(中居)が、難事件を解決していく人気シリーズ「ATARU」。斬新なストーリーに映像美や特殊効果など独特の世界観を持つ同作に、USJ側が着目した。

 8月1日から9月30日までの期間限定で、アトラクション「ANOTHER MISSION−マドカからの挑戦状−」が登場。劇場版とは異なるオリジナルで、アタルと同じ天才的な能力を持つ堀北真希(24)扮するマドカがUSJ内に爆弾を仕掛けたという設定だ。参加者はアタルから得たヒントを参考に謎を解読し、制限時間内に爆発の解除コードを入力。2001年3月の開園以降、USJでは初の体験型謎解きエンターテインメントとなる。

 「ジュラシック・パーク」「スパイダーマン」など世界的ヒット作をモチーフにした多数のアトラクションを誇るUSJ。「ATARU」がまずはアトラクションで、ハリウッド映画と肩を並べる形となった。中居も「まさかUSJとコラボできるなんて、と驚きました。他のハリウッド映画と並ぶほど『ATARU』のスケール感が認められた証しだと思うと素直にうれしいです」とコメント。思い入れの強い作品だけに、自信を深めたようだ。

 「映画を見る前にアトラクションを体験してもよいし、見てから楽しんでもいい。一番は見る前に体験し、映画を見てからも体験することですかね」と笑顔の中居。「ATARU」ファンのみならず、USJファンにも話題を呼びそうだ。

○「劇場版 ATARU」ストーリー 米ニューヨークと東京で何者かによる爆破事件が起きた。原因は「ウィザード」と呼ばれるコンピューターウイルス。警視庁とFBIは、アタル(中居)と同じ特殊能力を持つ日系ブラジル人・マドカ(堀北)を容疑者として合同捜査を開始するが、マドカは遺体で発見された。が、同様の手口の事件は続く。女性管理官・秋穂(松雪泰子、40)は、同じく「ウィザード」を操作できるアタルを疑い始め…。

◆中居ら「ATARU」キャストがUSJ登場

 USJではアトラクションが登場している期間中、「ATARU」の特別展示会場もオープン。映画で使用される衣装や小道具などが飾られるほか、限定グッズや劇中でアタルが好物としていたホットドッグも販売。また映画公開直前の9月11日には記念イベントが開催。中居ら「ATARU」のキャストが登場する。この詳細に関しては後日、USJの公式サイトで発表される。


(13/7/16(火)サンスポ)