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■キムタク「半沢」超えるぞ！日曜劇場でアンドロイドに

　ＳＭＡＰの木村拓哉（４０）がアンドロイド役でドラマに主演する。ＴＢＳの日曜劇場「安堂ロイド〜Ａ．Ｉ．　ｋｎｏｗｓ　ＬＯＶＥ？〜」（日曜後９・００）で１０月スタート。絶好調の「半沢直樹」の後枠は、視聴率男の登場となる。

　今作では二役に初挑戦。１００年先の未来から現代に送り込まれたアンドロイドと、天才物理学者を演じる。

　ドラマは時空を超えたラブストーリー。物理学者が何者かに殺害され、同じく命を狙われる婚約者・安堂麻陽（あさひ）の元に、物理学者そっくりの謎の男が現れる展開。机の引き出しの中から現れた謎の男は「ロイド」と名乗り、麻陽を守るため危険を顧みずに戦う。ともに生活をしていくうちに、ロイドと麻陽はひかれ合っていく…。

　ロイドは外見は人と変わらないが、人間離れした運動能力を持つ。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズを手掛ける庵野秀明氏（５３）と鶴巻和哉氏（４７）が物語の世界観考案に協力した。

　９月上旬にクランクイン。木村は「今回の作品は僕自身としても新しい挑戦。設定にもワクワクしますし、１００年先から送り込まれてきた“ロイド”が現代でどう生き、どう変わっていくのか。“安堂ロイド”という男を現場でスタッフ・キャストと一緒にしっかり作り上げていきたい」と張り切っている。

◆柴咲コウ　キムタクと１０年ぶり共演「気持ちよく演じてもらえれば」

　ヒロイン役は柴咲コウ（３２）が務める。

　柴咲は木村とは、最高視聴率３７・６％（関東地区、ビデオリサーチ調べ）を叩き出した大ヒットドラマ「ＧＯＯＤ　ＬＵＣＫ！！」（ＴＢＳ、０３年１〜３月）以来１０年ぶりの共演となる。アンドロイドとひかれ合う安堂麻陽（あさひ）役を演じる柴咲は「麻陽にとっても私にとってもヒーローである木村さんに、気持ちよくロイドを演じてもらえるよう尽力します」と話している。

◆「ＪＩＮ」「空飛ぶ広報室」…ヒット続く日曜劇場

　日曜劇場は好調が続き、「半沢直樹」は１１日放送の第５話が視聴率２９・０％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）。今年のドラマ最高視聴率を更新した。

　１〜３月期の「とんび」もヒットし、最終回の視聴率は２０・３％。４〜６月期の「空飛ぶ広報室」も話題に。１１年には「ＪＩＮ〜仁〜完結編」が平均視聴率２１・３％を記録している。

（13/8/15(木)スポニチ）