1 陽花

剛主演ドラマに大島優子が出演

■SMAP草なぎ&AKB大島、豪華初共演

 AKB48の大島優子(24)が9月24日放送のフジテレビ系スペシャルドラマ「神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話〜」(後9・0)にヒロイン役で出演することが21日、分かった。SMAPの草なぎ剛(39)演じる漫画家、手塚治虫さんを担当する新米編集者役。草なぎとはドラマ初共演で、大島は黒髪に染め、服装も40年前の“昭和ルック”で熱演する。

 SMAP、AKB48という男女の国民的アイドルグループの人気メンバーが、ドラマで豪華な初共演を実現させた。

 制作する関西テレビの開局55周年作で、歴史的漫画家を草なぎが演じることで話題に。大島は「週刊少年チャンピオン」を出版する秋田書店に入社したものの、漫画には興味がない新人編集者、小田町咲良(さくら)役。

 咲良は、ひょんなことから1973年にタイムスリップし、40年前の秋田書店で手塚さんを担当することに。当時、低迷期ながら漫画への情熱を失わず、代表作「ブラック・ジャック」を完成させた姿に、咲良の心境は変化していく−という役どころだ。

 ドラマのために大島は茶髪を黒く染め直し、前髪も短くそろえた。服装もラッパズボンや、柄物のベストに柄物のスカートやシャツを合わせる昭和ルックを披露。「髪形や色を変えましたが、周りに黒髪がいないせいか、とても好評です。逆に目立つので、たまにはいいかなと思います」と笑顔をみせた。草なぎも「似合っていてかわいい。優子ちゃんの魅力が出ている」と太鼓判を押した。

 大島は初共演の“役者・草なぎ”について「(手塚さんを)十分に再現している容姿もさることながら、シーンを重ねるごとに手塚さんの愛される人柄をしっかり表現されていて、本当にすごいです」と尊敬のまなざし。

 ドラマではストーリーテラーも務め、「物語の展開をつなげるのは咲良ですが、やはり手塚さんのカリスマ性があってこそのドラマなので、草なぎさんに引っ張っていただきたいと思います」。

 人気絶頂アイドルが、昭和スタイル&“草なぎ治虫”との共演で、女優としての新たな魅力を発揮する。

★草なぎ「親近感ある」

 草なぎは大島との共演を、人気グループという共通点もあって歓迎している。「歌番組などで何度か共演させていただいていますし、こちらも気を使わないでいいことや、忙しい中、アイドルと芝居の両方をこなすとこなど、親近感があります」と息の合ったところをアピールした。安藤和久プロデューサーも「絶妙な掛け合いで演じてもらっている。にぎやかな声と笑顔の絶えない現場です」と、配役に自信をのぞかせた。


(13/8/22(木)サンスポ)