1 陽花

『劇場版 ATARU』プレミアイベ@

■中居大感激!5000人レッドカーペット

 SMAPの中居正広(41)が11日、大阪市の米映画テーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で主演映画「劇場版 ATARU−THE FIRST LOVE&THE LAST KILL−」(14日公開、木村ひさし監督)のレッドカーペットに参加した。単独作品のイベントとしては国内最大級の5000人の観客が集結。約70メートルという異例の長さのカーペットを歩いた中居は、ファンの歓迎ぶりに大感激した。

 爽やかな青空の下、会場に到着したリムジンから、中居がさっそうと登場。その瞬間、待ちわびた5000人から大歓声があがった。

 「周りがワーッとなって、いたたまれなくなりました。ものすごく恥ずかしいですね」

 共演の北村一輝(44)、堀北真希(24)を従え、照れくさそうに手を振りながら、やや足早に約70メートルを満喫した。

 レッドカーペットは、2009年にロサンゼルスで行われた米映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のイベントで招待客として経験したが、自身の出演作では初。「役者としては初めてだからね〜」とライブとはひと味違った英雄気分に浸った。

 イベント観覧チケット付き入場券3000枚は発売開始1分で完売。柵で仕切られた会場外にも2000人超が殺到し、レッドカーペット最大級の約5000人が集結した。当初、中居はイスに座りながらトークを行う予定だったが、立ちながらの進行に変更させた。後方の観客が少しでも自分たちを見えるようにとの配慮からだった。

 同所での開催は、SMAPの楽曲「Battery」がUSJのアトラクション「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」のテーマ曲に起用されたことや、映画が本家ユニバーサル・スタジオがあるロサンゼルスなど米国で撮影された縁もあって実現。中居は、感激の面持ちで何度も「すごいことだよね」と口にした。

 続けて「自信を持って胸を張って、いい映画だといえる作品になりました」。そう力強くPRした中居。大声援に、より一層の充実感を味わった。

★ホマキ「ワクワクした」

 5000人による歓迎に、レッドカーペットを闊歩した北村と堀北も、にこやかに手を振って応じた。北村は「こんな機会はめったにない。本番前に中居クンから『走るぞ』といわれたんですけどね」と裏話を披露。堀北も「あんなに『ATARU』が応援されているんだと実感しました。すごいワクワクしました」と笑顔をみせた。

◆【中居トーク】東京までやれるのかな

 「調子悪い人は教えてください。北村さんが救護室まで連れて行きます。堀北さんはノースリーブでいいですね。ボクのスーツは冬物だから暑いです」

 −−園内には「ATARU」のショップが出店されています

 「衣装とか本物だったので驚きました。(劇中の)カバンをスマスマ(フジテレビ系「SMAP×SMAP」)のコントで使いたかったけど、USJにあるということだったので、偽物で収録しました」

 −−これから映画をモチーフにしたアトラクションをファンと一緒に体験されますが

 「(ファンの)近くにいきますけど、絶対にボクに触らないでください。堀北さんも女優だからダメ。さわるなら北村さん(笑)」

 −−2020年の東京五輪が決定しました。04年のアテネ五輪からTBSでメーンキャスターを務めていますが

 「16年のリオデジャネイロでやらせてもらったら、東京までやれるのかな。若いコ(ジャニーズの後輩)も出てきているし、いつ世代交代があるか分からない。とにかく東京五輪はみんなが楽しく、記憶に残るイベントになるのでは」

 −−プロ野球ヤクルトのバレンティン外野手がシーズン55本塁打に並んだ

 「王貞治さんの記録を超えてもおかしくない。相手チームはスポーツマンシップで、正々堂々と勝負していただきたい」

(13/9/12(木)サンスポ)