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慎吾、『オーヴォ』特命大使就任@

■香取慎吾「オーヴォ」特命大使に電撃就任!日本人初の快挙も

 来年2月から日本公演が始まる世界最高峰のエンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユの「オーヴォ」をPRするため、SMAPの香取慎吾(36)がカナダ・モントリオールのシルク本社を初訪問。同社社長から特命大使に任命され、社員以外で初めて名刺が手渡された。同社の廊下に香取の写真が飾られることも決定。これも日本人初と、ダブル快挙達成でPRにまい進する。

 これまで世界5大陸で300都市を巡り、1億人超を感動の渦に巻き込んだシルクから、人気演目「オーヴォ」が日本初上陸する。前作「クーザ」の特命大使を務めた香取が再び任命された。

 2年前、「クーザ」の米マイアミ公演を訪れ、恐怖演目を体験して日本のファンにアピールした香取大使は、今回シルクの本社があるモントリオールを電撃訪問した。

 プライベートで何度も彼らの演目を鑑賞し、SMAPのコンサートのヒントにするなどシルクの大ファン。社長室の前まで行くと、顔はこわばりノドはカラカラ状態に。そんな香取をなごませたのが、「やっと会えたね慎吾!」と満面の笑みで迎えたダニエル・ラマール社長(60)だ。

 「クーザ」の特命大使に任命されたお礼をいうと、ラマール社長は「今度は『オーヴォ』の特命大使として名刺を渡すよ」と言って、「SHINGO KATORI OVO Japan Tour Ambassador」と刷り込まれた名刺を手渡した。

 「これで君はチームメートだ」と声をかけられた香取は「日本で(『オーヴォ』を)知らない人がいないように、隅々まで(宣伝して名刺を配って)頑張ります!」と気合十分。さらに、「クーザ」のとき道化役のクラウンと同じ衣装で撮ったツーショット写真を見せ、「どこかに飾っていただけないでしょうか」と猛アピールした。

 すると社長は「(歴代の)クラウンが飾ってある廊下に飾りましょう」と即答。シルクのアーティストら社員以外で写真が飾られるのは香取が初めてで、シルクの一員として認められた瞬間だった。

 この模様は、12月7日にフジテレビ系特番「香取慎吾 はじめてのカナダ 美味しい旅 シルク・ドゥ・ソレイユの大社長に会いに行こう!!SP」(前10・45で放送される。

◆香取“スマスマ”人気キャラでモントリオール散策

 フジ特番用に、香取はモントリオールの街を散策。同局系「SMAP×SMAP」(月曜後10・0)の人気コーナー「ビストロSMAP」で見せる人気キャラクター、市川カニ蔵、カツケン、鈴木まなぶ君、さらに「オーヴォ」の妖精にも変身。4変化して、昆虫館やF1が開催されるジル・ビルヌーヴサーキット、スモークビーフなどの名所を訪れ、地元民を驚かせた。

 一番人気は、キンキラのド派手衣装のカツケン。ノートルダム大聖堂前に姿を現すと、道行く人に手を振られ、記念撮影もおねだりされた。「大爆笑されましたよ。なぜかカニ蔵には、みんな冷ややかでしたけど…」とポツリ。

◆「オーヴォ」主役の谷口さん、香取の演目絶賛!

 日本人として初めて「オーヴォ」でクラウン(道化役)の主役、フォーリナーを射止めた谷口博教さん(27)とは、シルク本社で対面した。もともとは、高さ8メートルの壁を利用して行う演目「ウォール」のアーティストだったが、クラウンに魅了されて自ら志望し、主役の座を射止めた。香取は、谷口さんに指導されて「ウォール」に挑戦。空中で体をひねってみせると、谷口さんから「バラエティーの域を超えてますね」と絶賛された。

◇オーヴォ
 ポルトガル語で卵を意味する言葉。草木の下の生き物たちの1日を描いた初のファンタジー作品で、ハエとテントウムシのラブストーリーを中心に、アリやチョウなどのかわいいキャラクターが次々と登場。迫力のアクロバットで魅了する。“卵”は生命のサイクルを象徴で、ロゴは「O」が目、「V」が鼻になり、昆虫の顔を表現している。

◇「オーヴォ」公演概要
 【日本ツアー】来年2月12日から2015年6月7日まで全国5都市で558公演
 【東京公演】2014年2月12日〜4月13日、初めて台場地区(お台場ビッグトップ)で開催。フジテレビ開局55周年記念として上演される
 【その他公演】大阪、名古屋、福岡、仙台で行われる。開催場所など詳細は調整中
 【問い合わせ】インフォメーションデスク(電)=0570・020・520(全日午前10時〜午後6時)※2013年12月31日〜2014年1月4日は休み
 【公式HP】http://ovo−jp.com

(13/10/30(水)サンスポ)