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慎吾、『オーヴォ』特命大使就任B

■香取慎吾 “シルク・ドゥ・SMAP”お墨付きもらった

 SMAPの香取慎吾(36)がカナダのモントリオールにあるエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の本社を訪れ、日本公演「オーヴォ」(来年2月12日開幕)を盛り上げる特命大使に任命された。同社のダニエル・ラマール社長とも面会。シルクの演出をSMAPのコンサートに盛り込んできたことを踏まえて「ちょいちょいパクってますけど大丈夫ですか?」と確認。お墨付きをもらう場面もあった。

 特命大使就任のシンボルとして「アンバサダー」の肩書が入った名刺を、ラマール社長から直々に贈呈された香取。シルクが社員以外の名刺を作るのは初めて。憧れの集団の一員と認められ「名刺だよ。俺の名前が入ってるよ!」と大喜びした。

 一昨年の「クーザ」日本公演に続いての特命大使就任。以前からシルクへの思い入れは強く、公演を何度も観賞。開演前からダンサーが会場に出て盛り上げる演出などを、SMAPの公演に盛り込むこともあった。

 ラマール社長にも「シルクのショーが大好きで勉強をいっぱいさせてもらってます」と力説。「違う言い方をすると、ちょいちょいパクってる部分があるんですけど大丈夫ですか?」と確認すると、大笑いのラマール社長から「シンゴは我々の一員なので許されます」とお墨付きをもらった。香取は「SMAPのコンサートを頭から最後までシルクみたいにしちゃおうかな。そのうち(稲垣)吾郎ちゃんが逆さまでフライングしちゃうかも」と構想を披露して笑いを誘った。

 特命大使としての任務も早速こなした。“オーヴォの妖精”をテーマに考案された、全身白タイツのキャラクター「オーヴォ君」に扮して本社内を見学。オーヴォで日本人初の主役級を演じるアーティスト谷口博教(27)の案内で、衣装や靴などを作る工房などを見て回った。トランポリンなどを使ったトレーニングも体験し、その技術の高さに触れた。

 モントリオールの街を紹介するロケも敢行。フジテレビ「SMAP×SMAP」の人気キャラクター「市川カニ蔵」や「カツケン」に扮してノートルダム大聖堂などの観光名所を訪れた。これらの模様は同局特番(12月7日、前10・45)で放送される。

(13/10/30(水)スポニチ)


■香取慎吾パクリに世界的お墨付き

 香取慎吾(36)が世界的エンターテインメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユの一員として認められた。シルクの「オーヴォ」日本公演(来年2月12日開幕、東京・お台場ビッグトップ)特命大使に任命され、このほど、カナダ・モントリオールのシルク本社で行われた任命式に出席。シルクのダニエル・ラマール社長(60)らと対面した。

 近年、SMAPのライブは、香取が中心になって演出を担当。2010年のライブでは、開幕前に地球儀のかぶり物をしたダンサーが客席を歩き回るなど、シルクから着想を得た演出を盛り込むこともあることから、香取はラマール社長に恐る恐る聞いた。

 「少々パクっちゃっている部分もあるけど、大丈夫でしょうか」

 すると、ラマール社長は「我々の一員ですから、許されます」と即答。お墨付きで勢いづいた香取は「今度はSMAPのライブで、頭から終わりまでシルクみたいにしちゃおうかな。ゴローちゃん(稲垣吾郎)がフライングで逆さまになって、グルグル回っちゃうかも」と構想を明かすと、社長は「ワォ! グレート」とノリノリになった。

 特命大使を務めるのは、11年「クーザ」日本公演に続き2回目。ラマール社長からは前回は衣装をプレゼントされたが、今回は直々に名刺を贈呈された。シルクの一員として認められた証しで、“パクリ”を許されたのも、これまでの貢献と今後の活躍を期待されているからこそといえる。

 香取は初めて訪れた本社内にある工房やトレーニング施設をくまなく視察した。スタッフが行き交う様子に「ジャニーズ事務所みたい」と興味津々。衣装やマスク、靴が作られる工程を見た上、ショーで使用されるあこがれのマイケル・ジャクソンさんの衣装を見つけると、「すっげー。ヤバイね。ここはすごくクリエーティブ。想像をかき立てられますね。工房を見ていると、SMAPでやりたいことがいろいろと膨らみました」。一アーティストとしても大いに刺激を受けていた。

(13/10/30(水)日刊スポーツ)