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慎吾、『オーヴォ』特命大使就任C

■香取慎吾「シルク」と再共演!新作「オーヴォ」特命大使就任

 人気グループ「SMAP」の香取慎吾(36)が、世界的エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の日本公演「オーヴォ」(来年2月12日〜4月13日、東京・お台場ビッグトップ)の特命大使に就任することになった。香取はこのほど、カナダ・モントリオールの本社を訪れ、ダニエル・ラマール社長(60)から直々に大使職を拝命。同社から名刺を用意され、香取の写真も社内に掲出されるなどの、超VIPな“おもてなし”を受けた。

 社を挙げての歓迎ぶりに、香取大使も大感激だ。11年の「クーザ」に引き続き、2公演連続での大使就任に「こういうのって、1回で終わるときもあるから…。今回もやらせてくれるなんて、2014年の香取慎吾も安泰だなと思いました」とニヤリと笑った。

 社長から直々に名刺を手渡されシルクの一員として認められた香取は、「クーザ」の衣装に身を包んだ自身の写真の掲出をおねだりし、見事にOK。同社の壁や廊下には、これまでの公演のキャラクターの写真などが飾られているが、出演者以外の写真が飾られるのは初めてのことだ。「カッコいい社長でした。その場の勢いって大事ですよね。本当にうれしいです」と誇らしげに語った。

 1984年の設立以来、世界5大陸300都市をめぐり、1億人以上の動員を誇る「シルク―」は、19本ものショーを送り出し、世界のエンターテインメントをリードしてきた。今回初来日する「オーヴォ」は、草木の下の生き物たちの1日を描いたファンタジー作品。主人公のクラウン(ピエロ)を日本人の谷口博教さん(27)が務めることでも話題となっている。

 現在、SMAPのコンサートの構成を手がけている香取も、シルクのショーから大いに影響を受けたひとり。「(10年の)『We are SMAP!』ツアーの開場前に地球儀を回す演出は、シルクからヒントを得ました」と明かし、「谷口さんの来年あたりのスケジュール、空いてないかな…。SMAPのツアーでクラウンやってほしい」とシルクとSMAPの融合を熱望していた。

 ◆シルク・ドゥ・ソレイユ 火吹き芸の大道芸人だったギー・ラリベルテが、84年にカナダ・ケベック州で設立したエンターテインメント集団。芸術性が高いショーのクリエイションで知られ、世界各国で常設公演、巡回公演を行っている。日本では92年「ファシナシオン」を手はじめに「キダム」「ドラリオン」「クーザ」など9つのショーが上演されている。

(13/10/30(水)スポーツ報知)