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慎吾が山P全国ツアーを演出@

■“演出家”香取慎吾、山P13万人ツアー完走労う キスマイ藤ヶ谷も飛び入り

 歌手・山下智久が19日、東京・代々木第一体育館で全国ツアー『TOMOHISA YAMASHITA TOUR 2013 -A NUDE-』ファイナル公演を迎えた。アルバムで共演したKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が飛び入り参加したほか、同ツアーの演出を手がけたSMAPの香取慎吾がアンコールで登場し、1万3000人を熱狂させた。

 本ツアーは、昨年W主演したドラマをきっかけに結成されたユニット「The MONSTERS」で音楽的親交を深めた香取が演出を担当。ライブ前に行われた会見で山下は「SMAPさんのコンサートは香取さんが手がけているので、学びたいことたくさんあって、今回演出をお願いしました」と自ら依頼したことを明かした。

 他アーティストの演出を初めて手がけた香取は、地方公演にも足を運ぶほどの力の入れよう。観客への振る舞い方をはじめ、「ステージの主になれ!」といったアドバイスやダメ出しもしていたというが、最終公演で初めてステージに登場した香取は、ツアーを完走した山Pを労った。

 ファイナル公演は、ファンとの至近距離での交流あり、コントのような掛け合いあり、ダンサーとのセクシーなダンスありと、ショーとライブが一体となったエンターテインメント性あふれるステージに。藤ヶ谷がサプライズで登場し、アルバム収録曲「NEXTACTION」を披露すると、2人の歌とダンスの掛け合いに会場のボルテージは最高潮に達した。

 KAT-TUN亀梨和也とのユニット・修二と彰の「青春アミーゴ」、ソロデビュー曲「抱いてセニョリータ」などヒット曲を惜しみなく披露。それでも鳴り止まないアンコールの声にシャンパンを持って登場した山下は、ツアーメンバーとステージ上でシャンパンファイト。「次会うときまで、浮気はしないように」と再会の約束を交わし、全国20都市29公演、13万5000人を動員したツアーに幕を下ろした。

(13/12/20(金)ORICON STYLE)


■山Pのツアー演出は“香取P”だった!

 歌手の山下智久(28)が19日、東京・代々木第一体育館で、全国20都市29公演のツアーファイナルを迎えた。ラストでは今回のツアー演出を手掛けたのが、SMAPの香取慎吾(36)だったことが明かされ、本人もステージに登場。10月公演を皮切りに“香取プロデューサー”から多くの愛のムチを受けた山下は「自分の未熟さ、先輩の偉大さを知った」と先輩に感謝した。

 完走目前のライブ終盤にサプライズが待っていた。ジャケット姿の“香取P”がステージに登場すると、上半身裸でシャンパンまみれの山Pが「やべ〜香取さんだ〜。『こんな素敵なコンサートを作ってくれてありがとう』とみんなも言って〜」とシャウト。熱い抱擁を交わしたが、香取がベトベトになった服を気にする“オチ”も。笑いと感動に包まれ1万3000人とフィナーレを迎えた。

 二人三脚で駆け抜けたツアーだった。香取が9月からツアー演出を考え、ダンサーのオーディションやセットリストなど総合的にライブを構築。ツアー初日にあたる10月長崎公演や仙台など5カ所のツアー会場に足を運び、深夜のミーティングも敢行。「ステージのあるじであれよ」と教え込まれた。

 SMAPのライブ演出も手掛ける香取が、ほかのアーティストの演出を担当するのは今回が初めて。香取が「山Pファンの皆さまが彼のことをさらに愛していただけるように頑張りました」と語れば、山下も「ダメ出しもしてくれました。僕の考えが間違っているところもあったし、すごく勉強になりました。めちゃめちゃ感謝しています」。期間限定ユニット「The MONSTERS」でタッグを組んだ先輩のサポートに胸を熱くした。

 今ツアーで初めてKis‐My‐Ft2の藤ヶ谷太輔(26)も駆けつけ、ともに「NEXTACTION」を披露するなど全34曲を熱唱。昨年の倍以上の公演数をやり遂げ13万5000人を動員した山下は、「オレ、超幸せ者だ。来年もまたコンサートをやりたい」と来季を見据えた。

(13/12/20(金)デイリースポーツ)