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慎吾が舞台『オーシャンズ11』@

■本家に負けない!香取慎吾、クルーニー演じた天才詐欺師役に挑戦

 SMAPの香取慎吾(37)が6月に東京・東急シアターオーブで上演されるミュージカル「オーシャンズ11」に主演することが5日、分かった。2002年に日本公開され、大ヒットしたハリウッド映画の舞台化で、香取は劇場版で米俳優、ジョージ・クルーニー(52)が演じた天才詐欺師役に挑戦する。「クールでダンディーな香取慎吾を見ていただきたい」と熱演を誓った。

 “俳優・香取慎吾”がミュージカルで新たな一面を披露する。持ち前の明るいキャラクターを封印し、渋い演技で観客を魅了する。

 映画「−11」はクルーニーをはじめ、ブラッド・ピット(50)やジュリア・ロバーツ(46)、マット・デイモン(43)ら豪華な俳優陣が出演して話題に。全世界興収4億5000万ドル超(当時約562億円)、日本でも約70億円を記録し、「−12」「−13」の続編が上映された。

 天才詐欺師のダニー・オーシャン(クルーニー)が、いかさまトランプ師のラスティー・ライアン(ブラピ)ら凄腕犯罪者10人と手を組み、ラスベガスのカジノの金庫破りに挑む犯罪アクション。ダニーと離婚した元妻、テス・オーシャンをロバーツが演じた。

 このときのクルーニーの役柄を香取、ブラピの役柄を山本耕史(37)、ロバーツの役柄を観月ありさ(37)が扮する。日本でも話題必至の豪華な同学年トリオの共演が実現した。歌唱曲など内容は考案中という。

 日本では11、13年に宝塚歌劇団が演じており、今回の演出も宝塚版を手がけた小池修一郎氏(58)が担当する。香取の起用について小池氏は「男っぷりの良さと色気を併せ持つ香取君はダニーにピッタリ」と絶賛する。

 映画も宝塚版も見ている香取は「自分が演じることになって驚きもありますが、クールでダンディーな香取慎吾を見ていただきたいですね」。香取率いる犯罪チームが観客のハートも手に入れる。

★詳細は公式HPで

 他の出演者やチケット販売など詳細は、6日午前10時に開設される公式HPで随時発表される。

◆観月ありさ、ミュージカル初挑戦も「二人が一緒なので安心」

 香取、観月、山本は、それぞれの共演歴はあるが3人同時は今回が初。香取と観月は1997年のフジテレビ系「いちばん大切なひと」でW主演し、恋人役を演じた。観月は今回がミュージカル初挑戦となるが、「幼なじみのようでもあり、舞台の先輩でもあるお二人が一緒なので安心です」と全幅の信頼を寄せる。

 香取と山本は04年のNHK大河ドラマ「新選組!」以来の共演で、山本も「香取君とがっつりと一緒にできるのは、とてもうれしい」と心待ちにしている。大河では香取が近藤勇、山本が土方歳三を演じた。

(14/3/6(木)サンスポ)