1 陽花

『SMOKING GUN』完成披露会見A

■香取慎吾、寝不足でも「笑ってます」 タモリとの“誓い”守る

 SMAPの香取慎吾が1日、都内で行われたフジテレビ系ドラマ『SMOKING GUN〜決定的証拠〜』(9日スタート 毎週水曜 後10:00〜 ※初回15分拡大)完成披露試写会後に取材に応じた。きのう3月31日に終了した国民的長寿番組『笑っていいとも!』の打ち上げに参加した香取は、寝不足のなかでも笑顔を見せ、タモリへの思いなどを明かした。

 この日の会見で開口一番、「こんばんは。朝ですか? 夜ですか?」と眠たそうな声であいさつした香取は、深夜0時からスタートした打ち上げパーティーに、「朝7時までいた」と告白。

 打ち上げでの様子について、司会のタモリと「言葉はほとんど交わしていない」といい、「最後の最後、朝5時くらいに目の前の席にいながらも、会話は(僕が)『タモさん!』と呼んだら『慎吾ちゃん!』と(呼ばれた)だけ」と明かした。

 『グランドフィナーレ 感謝の超特大号』で、タモリに「これからもつらかった時や苦しかった時、笑ってもいいかな?」と涙ながらに呼びかけ、「いいとも!」と返事をもらった香取は、同会見でも「いま、睡眠とっていなくてつらいけど、笑っています」とタモリに呼びかけていた。

 また、番組レギュラーを20年務めた香取は、「SMAPと『いいとも』は深い関係」としみじみ語り、「『いいとも』がないSMAPの一歩も始まった」と気持ち新たに意気込んでいた。

 会見にはそのほか、西内まりや、中山優馬(NYC)、安藤玉恵、濱田ここね、鈴木保奈美、倉科カナ、イッセー尾形、谷原章介が登壇した。

◆西内まりや、“居眠り”暴露に号泣「もう絶対寝ません」

 香取は、共演の西内について「(夜10時を過ぎると)眠い子どもみたい。駄目なんです。前室でソファーにうつ伏せして寝ていた。声をかけたら起きたけど、よだれが…」と明るく暴露。すると西内は「なんで私寝ちゃったんだろう」と真剣に悔み、「香取さんの方が忙しいのに…。本当ごめんなさい」と手で顔を覆って号泣した。

 突然の涙に会場が騒然となるなか、西内は「あの日、すごい反省したんです。もう絶対寝ません」と決意。涙も引いて落ち着いたかと思いきや、香取が「何で本気で泣いたの? あとで反省会だよ」と蒸し返すと、「本当、すいません…」と再び涙目に。それを見た香取は「いいんだよ、いいんだよ。面白かった。涙よかったよ!」と慌ててフォローし、笑いを誘っていた。

(14/4/1(火)ORICON STYLE)


■慎吾、打ち上げでしんみり「“いいとも”のない新しい一歩」

 SMAPの香取慎吾(37)が1日、都内で開かれたフジテレビ系主演ドラマ「SMOKING GUN〜決定的証拠〜」(9日スタート、水曜後10・0)の第1話完成披露試写会に参加した。20年間レギュラーを務めた同局系「笑っていいとも!」は前日3月31日に放送終了したが、「『いいとも』のない、新しい一歩が始まりました」などと熱い思いを語った。

 17歳だった94年4月から20年間レギュラーを務めた「いいとも」への感謝と愛情が、言葉となってあふれだした。

 試写会後の主要キャスト会見で、司会から「いいとも」終了のコメントを求められると、最終回エンディングでのタモリ(68)のセリフに触れて「タモさんが『明日も見てくれるかな?』と言ったので、見ました。でも『いいとも』のない、新しい一歩が始まっていました」と、少し寂しそうな表情を見せた。

 SMAPの中居正広(41)、草なぎ剛(39)も長年レギュラーを務めてきた。「『いいとも』がなければ、今のSMAPはなかった。新しいSMAPの始まりです」と、新たな決意も口にした。

 前日夜の特番「グランドフィナーレ」終了後、深夜0時過ぎから朝7時まで都内のホテルで打ち上げが開催されたと明かし、「中居、草なぎと3人で別のテーブルにトライアングルのように座って、タモさんが話す様子を見ていました」。ただ一度、香取の正面にタモリが座る機会があり、香取から万感の「タモさん!」に、「シンゴちゃん!」と返ってきたという。「会話はそれくらいです」と笑った。

 香取の心中を察していたのか、試写会冒頭のあいさつで女優の鈴木保奈美(47)が「言ってみたいことがある」と立ち上がり、「来週も『SMOKING GUN』を見てくれるかな?」と問いかけると、観客が「いいとも!!」と呼応。香取は「何言ってんスか…ビックリした〜」と笑顔をみせた。

 「またタモさんと会いたい。タモさんとSMAPで今までやったことないようなことをやりたい」。「グランドフィナーレ」では号泣してスピーチした香取が、しっかりと前を向いた。

★SMOKING GUN
 香取はモジャモジャ頭がトレードマークで、民間の科学捜査研究所に勤める調査員、流田縁(ながれた・えにし)役。好物のドーナツを手に、その穴から現場を凝視するとなぜかヒントを見つけるという特異な“眼力”を武器に、難事件を解決していく。弱者の味方で、警察がまともに扱わなかったストーカー被害や痴漢の潔白証明などトラブル解決のために奔走する。共演は西内、鈴木のほか、中山優馬(20)、谷原章介(41)ら。

◆香取慎吾の暴露話に西内まりや号泣「本当にごめんなさい」

 神妙な表情で「いいとも」への思いを語った香取が、会見で共演女優、西内まりや(20)を号泣させる一幕もあった。ドラマ収録の空き時間に西内が熟睡していた裏話を香取が披露すると、西内は「本当にごめんなさい。皆さん毎日忙しいのに、なんで私が寝たんだろうって、泣いて反省したんです」と涙ポロポロ。香取は「まじめな子なんです。すぐに泣いちゃうんです。あれは大丈夫だから」と優しくフォローしていた。

(14/4/2(水)サンスポ)