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SMAPがUSJ初代大使にA

■SMAPのUSJ大使初仕事は安倍首相、ケネディ大使をおもてなし

 「SMAP」が18日、大阪市の巨大テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」のハリー・ポッターの世界を再現した新エリア「The Wizarding World of Harry Potter」の披露記念式典に出席した。5人はこの日「USJ大使」に就任。大使としての初仕事として安倍晋三首相(59)とキャロライン・ケネディ駐日米大使(56)を歓待した。

 世界的人気シリーズ「ハリー・ポッター」の世界観が再現されたエリアに、SMAPの5人も感嘆の声をあげた。総投資額450億円にものぼる一大プロジェクト。式典では、7月15日の正式オープンに先がけ、シンボルのホグワーツ城がライトアップされた姿が初公開された。集結した700人のファンと一緒に、花火に照らされた城をながめ、香取慎吾(37)は「映画みたい。ハリーの世界に来ちゃった!」と大興奮だ。

 USJとSMAPのかかわりは昨年3月、中居正広(41)が発案し、フジ系「SMAP×SMAP」のロケで5人が訪れたことが発端。以降、アトラクションでの楽曲使用、香取が期間限定で「スパイダーマン・ザ・ライド」の吹き替えを行うなどコラボプロジェクトを発信してきた。

 それらの功績と「世界最高のエンターテインメントを提供する」というUSJの理念が一致し、この日から5人が初代USJ大使に就任することに。SMAPが“大使職”を務めるのはデビューから23年で初めてのことだ。中居は「日本と米国が手を取り合うプロジェクトに参加できるなんて…。任務の重さを感じる。USJから日本を活気づける手伝いをしていきたい」と怪気炎を上げた。

 5人の大使初仕事は、安倍首相、ケネディ大使への「おもてなし」だ。式典では、劇中でハリーらが身につけるボーダーの「グリフィンドール・マフラー」を全員おそろいで着用。ご機嫌の安倍首相からは「SMAPほどは似合わないですが…」とジョークが飛び出た。

 今後はCM出演やイベントの参加などを精力的に行っていく。木村拓哉(41)は「USJに一歩入ると映画の世界がゴロゴロして興奮する。いつかSMAPもユニバーサルの作品とかかわれたら」と、ハリウッド作品に出ることでの大使活動拡大を夢みていた。

(14/4/19(土)スポーツ報知)


■SMAPがUSJ大使ケネディ氏らと整列

 SMAPがユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)初代大使に就任し、18日、大阪市内の同所で行われた新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」オープン日発表(7月15日)記念式典に出席した。

 ハリー・ポッターの世界を忠実に再現した新エリアへの総投資額は約450億円。国家レベルのプロジェクトにふさわしく、式典には安倍晋三首相やキャロライン・ケネディ駐日米大使も出席。初めてSMAP全員で「大使」の仕事を務めることになった5人は、いきなり超VIPと肩を並べ、木村拓哉(41)は「国の最高責任者といった方々にお会いでき、その中での大使就任はただごとではないな、という気がします」と緊張感をにじませた。

 一方、かつてフジテレビ系「SMAP×SMAP」に出演した安倍首相は、その空気を察したのか、出席者全員が巻いたハリーの定番マフラーを示しながら、「(私は)SMAPさんほど似合わないですが」と場を和ませた。中居正広(41)はVIPのマフラー姿に「親近感が湧きました」。ケネディ大使については「ファンクラブに入っていただいて、コンサートに」とPRも忘れなかった。

 5人は式典前にホグワーツ城を見学しており、香取慎吾(37)は「映画の中に入れたみたい」。草なぎ剛(39)は「ハンパないですね」とうなった。「スマスマ」でパロディー、ハリー・ポッチャリを演じた稲垣吾郎(40)は「これも縁なのかな」と笑顔を見せ、木村は「ユニバーサルの作品に僕ら5人も関われたらなと思います」。再現された夢の世界で、ハリウッドデビューへの夢を膨らませた。

(14/4/19(土)日刊スポーツ)