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『HERO』が月9で復活@

■キムタク「HERO」7月に月9で復活!ヒロインは北川景子

 SMAP、木村拓哉(41)の代表作「HERO」が13年ぶりに連続ドラマで復活することが25日、分かった。フジテレビ系月9枠(月曜後9・0)で7月にスタート。シリーズとしても映画版以来7年ぶりとなる。今回は映画版から7年後の設定で、女優の北川景子(27)が新たなヒロインに。この夏は木村演じる型破りな久利生(くりゅう)検事が、再びお茶の間をクギ付けにする。

 数々の金字塔を打ち立てた大ヒットドラマが、満を持して帰ってくる。

 2001年に連ドラとして始まった「HERO」は、木村演じる中卒で元不良の型破りな検事が、独特の視点と洞察力で真実を追う作品。検事なのに革ジャン、ジーパン姿。その強烈なキャラクターや個性的な脇役の群像劇で人気を呼び、同局連ドラ史上歴代1位となる平均視聴率34・3%(全11回)を記録した。

 06年のスペシャル版も平均30・9%。翌07年の劇場版は興収81・5億円で同年の邦画実写1位に輝いた人気シリーズだ。

 舞台は映画から7年後の2014年。2回の異動を経た久利生検事が、再び東京地検城西支部に戻るところから始まる。

 第1話から、ある傷害事件の被疑者が15年前に起きた宝石強盗事件の犯人である可能性が浮上、しかも時効成立3日前というハラハラドキドキの展開。撮影は20日から始まり、再び当たり役に挑む木村は「お久しぶりです。2014年再び城西支部に帰ってきました。よろしくお願い致します」と、すっかり久利生になりきっている。

 今作では松たか子(36)に代わり、北川が新ヒロインに。久利生に振り回されながら次第に成長していく事務官・千佳役で、木村との共演は10年の月9「月の恋人」以来4年ぶり。

 連ドラ放送時は中学生だった北川は「受験勉強中であまりテレビを観られなかった時期だったのに、『HERO』の断片的な記憶があるということは、それだけ世の中に認知されていた作品なんだな」と作品の大きさに武者震い。「今回から参加した人が+αの部分を担わなければいけないと思う。新しい風を吹かせられたら」と気合十分の新ヒロイン。新たなコンビで再びHERO旋風を巻き起こす!

◆キムタク「HERO」に杉本、濱田、吉田、松重ら新加入

 新シリーズでは北川以外に杉本哲太(48)、濱田岳(25)、吉田羊(年齢非公表)、松重豊(51)が新加入。小日向文世(60)、八嶋智人(43)、角野卓造(65)、久利生が行きつけのバーのマスターで「あるよ!」のセリフでおなじみの田中要次(50)らは、引き続き登場する。

 故・児玉清さん(享年77)が演じた久利生の最大の理解者、鍋島検事もセリフ内に残る形で“出演”。また、歴代キャストが登場する可能性もあるという。

(14/4/26(土)サンスポ)