1 陽花

『HERO』法務省で完成報告会見B

■キムタクの“機転”で撮影危機脱す 佐藤浩市が感謝

 人気グループ・SMAPの木村拓哉、俳優の佐藤浩市らが5日、東京・霞ヶ関の法務省で行われた映画『HERO』(18日公開)の完成報告会見に出席。今作から参加となる佐藤は、撮影中に起きたハプニングを木村の“機転”によって救われたことを明かした。

 佐藤は、木村とのメインシーン撮影当日に「朝起きたらアレルギーで、顔が12回戦ボクシングで戦った後みたいな感じになった」と告白。あまりの事態に「その時の顔を写真にして残しておく余裕もなかった」と苦笑いで振り返り、八嶋智人も「(佐藤の顔を見て)きょうは中止だと思った」と深刻さを語った。

 佐藤本人も「きょうは撮影ができない」とあきらめかけたその時、木村がとある大学病院を紹介。佐藤は「急きょロケ現場から行って、点滴と注射を打った」といい「顔(のはれ)が収まりまして、午後から無事に撮影ができました。皆さんに迷惑をかけなくてすんだ。座長のおかげです」と感謝すると、木村は照れくさそうに笑顔を浮かべていた。

 常識にとらわれず自らの価値観で犯罪捜査を行う型破りな検事・久利生公平(くりう・こうへい)を中心に、東京地検城西支部で働く検事とそのサポート役である検察事務官らの活躍を描く同作。出演は、ドラマ第2シリーズのレギュラー陣に加え、第1シリーズのレギュラーメンバーの雨宮舞子役・松たか子が前作の劇場版以来8年ぶりに復帰する。

 なお、法務省では同作の撮影も行っているが、映画のイベントが行われるのはきょうが初めて。木村、佐藤、八嶋のほかに、北川景子、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、小日向文世、角野卓造、鈴木雅之監督が出席した。

(15/7/5(日)ORICON STYLE)


■木村拓哉 法務省で「HERO」完成報告会見「凄く光栄」

 SMAPの木村拓哉(42)が5日、東京・霞が関の法務省で行われた主演映画「HERO」(監督鈴木雅之、18日公開)の完成報告会見に出席した。

 共演の北川景子(28)、佐藤浩市(54)らとともに登壇。同省で芸能系のイベントが開かれるのは初めて。新任検事が研修期間に訪れる場所でもあり、木村は「実際に検察官になられる方たちが必ずここを通過して行く。そんな場所で会見を行わせていただくことを凄く光栄に思います」と喜んだ。決勝戦を控えるなでしこジャパンについてもコメントを求められ「決勝の舞台で戦うなでしこを応援できることが誇り」と強調。「より楽しんだチームに結果が伴う。澤(穂希)さんの劇的シーンを楽しみにしてる」と4年前の決勝で芸術弾を決めた澤の活躍に期待した。

(15/7/6(月)スポニチ)