1 陽花

『HERO』初日舞台挨拶@

■木村拓哉、『HERO』に「サブタイトルは必要ない」

 人気グループ・SMAPの木村拓哉が18日、都内で行われた映画『HERO』初日舞台あいさつに出席。2001年のテレビシリーズ開始時から一切タイトルを変更せず続けてきた同シリーズについて「ブレずにやり続けてきたのでサブタイトルは必要ない」と自信をみせた。

 木村は「14年前、2001年にテレビシリーズから今日に至るまで一切タイトルの変更はしていないです。それだけ物語のなかに出てくる皆さんが一切ブレずにやり続けてきたということだと思う」と力説し、タイトルに込められている思いについて「特定の人がHEROということではなく、その場に存在する人、今日で言ったら壇上のみんなや客席に座っている方もその一人だと僕は考えています」と話していた。

 舞台あいさつではそのほか、キャストのなかで誰が“ドS”かをトーク。一番多く票を集めた木村は、撮影中に焦っていた北川景子に対し「ジタバタしてんじゃねーよ」と言い放ったエピソードを披露し「『テラ級ドSだから黙っておけ』って言いました」と笑っていた。

 同作は、ヒットドラマの劇場版第2弾。個性的な検事・久利生公平が、某国大使館の関与が疑われる女性不審死の真相解明に挑んでいく。そのほか、北川、杉本哲太、濱田岳、正名僕蔵、吉田羊、松重豊、八嶋智人、小日向文世、角野卓造、鈴木雅之監督が出席した。

◆『HERO』、前作102%スタート 興収80億円超えも視野

 SMAPの木村拓哉が検事役で主演するドラマシリーズの劇場版第2弾、映画『HERO』が本日18日より公開初日を迎え、14時の対比で前作『HERO』(2007年9月8日公開、興行収入81.5億円)の102%を記録。最終の興行収入80億円超えを狙える大ヒットスタートをきったことがわかった。

 三連休初日となったこの日、全国443スクリーンで封切られた同作には、2001年にスタートしたテレビシーズン1からのファンを中心に、男女問わず20代から40代まで幅広い客層が劇場につめかけた。東京・お台場で行われた初日舞台あいさつには、木村、北川景子ほか城西支部メンバーが勢揃い。今作では検事となり8年ぶりにシリーズに復活した松たか子の姿は見られなかったが、その模様は全国167スクリーンで生中継され、キャスト陣の熱いメッセージによる熱気が全国各地にも拡散した。

 木村は「昨日までは、『HERO』は作り上げたキャスト、スタッフのものという自負がありましたが、今日をもって観客の皆様のものになります。どんな形でもかまわないので、皆様なりの楽しみ方をしてもらえたら嬉しいです。『HERO』がこのまま終わるのか? 続くのか? はお客様皆様次第だと思います。ワンカットワンカット積み上げて作った本編を楽しんでください!」とコメントしている。

(15/7/18(土)ORICON STYLE)


■キムタク「HERO」ロケットスタート!興収80億円突破見えた

 SMAPの木村拓哉(42)が18日、東京・台場のシネマメディアージュで行われた主演映画「HERO」(鈴木雅之監督)の初日舞台あいさつに出席した。フジテレビ系人気ドラマシリーズの映画第2弾で、この日午後2時時点で観客動員数が2007年公開の前作を上回るロケットスタートを切った。前作は興行収入81・5億円を記録しており、今作の80億円突破も見えた。キムタクは「続編はみなさん次第です!」と、さらなる動員を呼びかけた。

 8年ぶりに銀幕に帰ってきた「HERO」。キムタクは2007年の邦画実写興収で1位に輝いた前作を超える大ヒットを狙うべく、約600人の観客に熱く訴えた。

 「『HERO』がこのまま終わるのか、続くのかは皆さん次第だと思います!」。01年にフジ系連ドラとしてスタートしてから15年。ファンの期待を背負い続ける木村は続編を見据えつつ、“前作超え”に強い決意をにじませた。

 同作は、常識にとらわれない型破りな検事・久利生(くりう)が、独特の視点と洞察力で真実に迫る作品。連ドラはこれまで01年と14年に放送され、01年のシリーズ第1弾では同局連ドラ史上歴代1位となる平均視聴率34・3%を記録。06年のスペシャル版も30%を超え、07年に公開された前作の大ヒットにつながった。

 昨年のシリーズ第2弾でも21・3%の高視聴率を記録し、それを受けて今回映画第2弾が公開された。配給の東宝によると、初日の18日午後2時時点での観客動員数が前作比で102%を記録。前作を上回るロケットスタートに成功した。

 同作は一般試写会や完成披露を行わず、この日が正真正銘の初めての“公開”。東宝は理由について「新作への期待感をあおるために、あえて試写会などを行わなかった。今回の好発進は、根強い『HERO』人気を証明した」と分析する。

 舞台あいさつで木村は「僕たちキャストやスタッフが気持ちを込めて作った『HERO』を受け取ってくれてありがとうございます。どんな形でも構わないので、皆さんなりの楽しみ方をしてください」とあいさつ。

 ヒロインの女優、北川景子(28)も「ごらんになった皆さんの笑顔がはじけていて、とてもうれしい。こんなにも愛される作品に関われてよかったです」と大ヒットに手応えを感じていた。

◆北川景子、“性癖”暴露!?「木村さんが『超ド級のS』」

 舞台あいさつの壇上では、司会者から「一番のドSな人は誰?」と聞かれ、出席者のほとんどが一斉にキムタクを指さした。北川は「木村さんが『超ド級のS』とおっしゃっていました」と撮影中の木村からの“自己申告”を暴露。木村は「『テラ級のSだから』ってね」と訂正を促し、笑いを誘った。吉田羊(年齢非公表)は「私はニュートラルのN。相手に合わせて、SやMになります」とマイペースに答えていた。

(15/7/19(日)サンスポ)