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『のど自慢』に初めてSMAP5人で出演B

■東日本大震災被災地・岩手県山田町に SMAP「のど自慢」プレゼント

 「SMAP」がゲスト出演するNHKの特集番組「SMAPプレゼンツNHKのど自慢in山田町」が、総合テレビで9月26日午後7時半から放送される。

 公開視聴者参加型の歌番組「NHKのど自慢」の番組開始70年記念。番組の舞台、岩手県山田町は、東日本大震災で甚大な被害を受け、現在も46カ所1700戸の仮設住宅で多くの人が生活している。これまで山田町では「のど自慢」が実施されておらず、震災後も太平洋沿岸部の地域で会場が確保しにくいなどから、NHKの公開派遣番組がなかなか実施できない状況だった。

 そこでSMAPが、山田町に“初の全国放送ののど自慢”をプレゼントすることに。出場者は予選を通過した8歳から89歳までの16組で、香取慎吾(38)が、同局の小田切千アナウンサー(45)と司会を担当。出場者の思いが込められた歌声、SMAPと地元住民との交流を通し、復興に向けて歩む被災地の今を伝える。

 収録(今月10日)前日の予選会の審査にはSMAPも参加し、100組が出場。SMAPが番組にゲスト出演することは予選当日まで一切告知されず、“特大サプライズ”となった。

 木村拓哉(42)は「出場者の皆さんのストーリーを、そばで拝見させていただいたので、歌に込められた思いを肌で感じられることのすごさ、リアルさを実感しました」と振り返っている。

 <岩手県山田町> 同県東部に位置する人口1万6525人の町。穏やかな山田湾と船越湾に面し、湾内で殻付きカキ、ホタテの養殖やアワビ、ウニなど豊富な海産物が水揚げされる。古くから祭りが盛んで、おみこしを担ぎながら海に入る秋祭りは多くの町民が参加。震災の際は震度5弱が観測され、陸中山田駅を中心とする市街地は広範囲にわたり焼失した。

(15/8/20(木)東京中日スポーツ)


■SMAP被災地岩手で「のど自慢」歌った&握手した

 SMAPが東日本大震災の被災地、岩手・山田町でこのほどNHK「SMAPプレゼンツNHKのど自慢in山田町」にゲスト出演し、収録を行った。「のど自慢」開始70年記念番組だが、サプライズと異例ずくめの「のど自慢」となった。9月26日午後7時30分から放送される。

 SMAPの5人は自ら提案し、開演前、会場の入り口に並び、観客600人全員を握手で出迎えた。観客はサプライズに大歓声。同規模の握手企画は、11年に行ったデビュー20周年のファンミーティング以来4年ぶり。木村拓哉(42)は「握手した手は、厳しいことや、どかさなければならない物をどかしてきた手。その手と握手していると感じた。限られた時間で出来ることは何かと考えた。逆に力をもらった」。草なぎ剛(41)は「草ヤナギさんと言う人もいたが年配の方も名前を知っていてうれしかった」と感激した。

 ゲストとしては異例の予選会の審査員も務め、本選の収録は「さかさまの空」「Joy!!」「世界に一つだけの花」を客席で観客とハイタッチしながら歌うスペシャル演出も。中居正広(43)は「気持ちよかった。歌は音程じゃない。気持ちが大事」と感動。稲垣吾郎(41)は「歌う意識が変わる。5大都市以外にもいろんな所に行くことが僕らには大事」。香取慎吾(38)は「ありがたい場所に参加できた」と語った。

(15/8/20(木)日刊スポーツ)


■SMAP、被災地でのど自慢収録 中居「歌は音程じゃなくて気持ち」

 SMAPが東日本大震災で被害を受けた岩手県山田町で、NHKのど自慢の放送70年記念番組「SMAPプレゼンツNHKのど自慢in山田町」(9月26日後7・30)の収録を行った。会場の山田町公民館では、香取慎吾(38)が「山田町にSMAPがやってきましたー!」と叫ぶと、観客から大きな拍手。出場者の歌を聴いた中居正広(43)は「歌は音程じゃなくて気持ちだとあらためて感じられた」と話した。

 山田町は震災の津波と火災で死者676人、行方不明148人の被害に遭った。現在も1700戸の仮設住宅で多くの人が暮らしている。

 収録前に5人は町内で被災者らと交流。木村拓哉(42)と稲垣吾郎(41)は漁師とカキの養殖を手伝い、香取は来年オープン予定の商店街を訪問。中居と草なぎ剛(41)は仮設住宅を訪れた。

 山田町公民館では観客600人と即興の握手会。木村は「限られた時間でできることは何かと考えた。僕らが握手したのは、(がれきなど)どかさなきゃいけないものをどかした手だと思うと逆に励まされた」と語った。

(15/8/20(木)スポニチ)